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ディスクグラインダーで1mmから3mm程度の鋼板を研磨しているのですが、研磨ディスクとバフ研磨、コンパウンドの違いを教えて下さい。
現在はイチグチの研磨ディスクで番手を40→80→180→400の順で試しており、丁寧に研磨すれば研磨跡も多少きになるぐらいで表面もぼやけて顔が映るぐらいになります。
できればRaで1.6相当になることを目標にしているのですが、研磨ディスクで目指せるものでしょうか?(表面粗さの測定はお金と手間がかかるのであくまで行わないという前提でお願いします。)
また、バフ研磨やコンパウンドで研磨することの違いと特にコンパウンドで研磨することの意味を教えて下さい。
宜しくお願いします。

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    ご回答ありがとうございます。

    すいません。情報があいまいでした。厚さが1~3mmです。
    サイズは500mm四方ぐらいあるのですが、エリアによってムラがでるのはあきらめています。

    ちなみに材質はSPCC材でミガキと黒皮の両方があります。

    平滑度と平面度ですが、研磨対象のエリアは大きいのですが、ほしいのはだいたい100mm四方ぐらいの滑らかさなので平滑度でしょうか。

    研磨ディスクとバフの違いは砥石を使っているかフェルト素材で磨くかの違いという理解でいいですか?
    何度も申し訳ございません。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/12/09 12:52

A 回答 (4件)

研磨ディスクと一言でいわれても非常に多くの形状・種類がありますからね。

研磨紙を重ねたもの、研磨材を付着させた不織布でできたもの、ゴム・スポンジ状に研磨剤を含ませたもの、バフだって研磨ディスクの一種です。研磨材の総合カタログをご覧になれば分かりますが、ディスクグラインダーで使用するディスク状のバフにも麻、綿、羊毛、フェルトなど素材や形状が様々です。
正確かどうかは別にして、一般に考えられているイメージをすごく簡単に言ってしまえば、それ自体が何らかの研磨材(砥粒)をもって、それだけで研削・研磨作業ができるものを研磨(研削)ディスク。
バフは磨き輝かせる、という意味で何もつけずバフだけで磨くこともありますが、金属研磨の場合は何らかの研磨材(青棒・白棒など)を外から補給しながら使うものが多いです。
コンパウンドってのは研磨材の一種でペースト状、液状のものが多いですね。

私は面粗度を表すRaには馴染みがないですが、Ra1.6というと▽▽▽(上仕上げ)相当になりますね。詳しくは私もうまく説明できませんが、▽印で表す面租度といのは人によって随分幅があるもののようで、専門の方に怒られるのを覚悟で言えば、▽▽▽だと概ね、フライス・旋盤などのバイト切削だけで得られる最上の仕上げ面~ベアリングの内外輪のはめあい面程度までの幅をもった面粗さの状態になります。爪で引っかいた時、凸凹とか引っ掛かりを感じない程度、と言えばいいでしょうか。
いわゆる鏡面というのは▽▽▽▽で、通常は研削ではなく研磨でなければ出せないレベルで、Raだと1桁ないし2桁数字が小さくなります。
SPCC材でt1~3mm程度、500mm四方、でそんな表面粗さを必要とする場面が想像できません。
摺動面だとしてもそれなら面粗さのほかに全体の平滑度とか材の硬さがより重要だと思うのですが。

勘違いされているようですが、黒皮というのは酸化物ですから、これがある材は熱延です。薄板のSPCC材は冷間圧延ですから黒皮がありません、いわゆるミガキがこれにあたります。SPCCに黒皮はありません。冷延ですから応力が残っていたり加工硬化などの影響もありますが、SS400よりも引張り強度は低いですね。
熱延でも薄板の場合は圧延しているうちに温度が下がってくるためか、黒皮が薄く比較的強固ですが、中厚以上になると黒皮も厚くなります。

ミガキ(コールド)は板厚の精度も良く、そのままで表面粗さも▽▽程度はあると思われます。この程度では不満なのでしょうか?全体の平滑度が犠牲になってもよいのなら、ディスクグラインダーではなく、オービタルサンダーで使い古したペーパー(いわゆる砥粒がつぶれた)400♯をつけて軽く均一にあたればRa1.6程度になると思います。新しい研磨材(ペーパー)だと傷をひきます。
ペーパーを使っての研磨といのは(とくにこのような上仕上げになると)作業者の技術・力加減で随分結果に差が出るものです。

40♯ということは当然黒皮取り、ということになりますが、この作業をディスクグラインダーでやってしまっては凸凹が激しく、薄板でRa1.6を目指すとするなら使い物にならなくなるはずです。
黒皮肌を機械研削で表面粗さ▽▽▽を目指すとすると、取り代は0.5mm以上見ておかなくてはなりません。
ミガキの表面素地でさえ不満なのですから、こんな大きさの薄板の研磨をこんな荒いところからスタートしたんでは、中盤戦以降に使うものが多羽根ディスクだろうがフラップだろうがハイラップだろうが同じこと、使い物にならなくなってるはずです。

>「研磨跡も多少きになるぐらいで表面もぼやけて顔が映るぐらいになります」

その程度であればRa1.6くらいにはなってるはずですが、本当にそれ以上の面が必要だとするなら鏡面研磨に進むしかないですね。
赤棒(主に傷取り目的、鏡面状態にはならない)で試してみて、なお不満なら白棒(準鏡面、曇った鏡面)、青棒と進める。
研磨作業の手間を考えれば黒皮材を使う意味が分かりません、「ミガキ」とはっきり材を指定すべきです。
それより、単に表面だけが必要で特に理由がないなら、用途によって304が良いか430が良いかわかりませんが、ステンの鏡面板を寸法指定で発注するほうが良いよいに思いますが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
とても詳しく、実務的にご回答いただき助かります。

他の方がこの質問内容を見た時のために少し補足させて下さい。黒皮が酸化膜なのは知っています。書き方が悪かったのですが、黒皮で発注した素材はスチールでした。SPCCは確かにミガキで入手したのみです。わかりずらくて申し訳ありません。

また、SPCCでRa1.6は少し試して見たいことがあっての質問でした。機械切削又は研削は試せる状況にないのですが、顔がぼやけて写るぐらいでRa1.6ぐらいになっているという回答に満足しています。

ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/13 17:57

>研磨ディスクとバフの違いは砥石を使っているかフェルト素材で磨くかの違い


 大雑把に言うと、硬いと凹凸の凸部を削り取る。柔らかいと凹凸そのままで磨くと思えばよい。
★平滑--凹凸をなくすためには硬くないとだめで、工業用は平面研磨機( https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E5%B … )と呼ばれる。手持ち作業は石材ポリッシャ( https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E7%9 … )を流用する。

 硬いものだと、砥石(研削砥石)・・フレキシブル砥石・・サンディングディスク・・バフと柔らかくなる。
 バフも綿バフ、キャラコ、フェルトとか様々

 一方、そうして仕上げた面を鏡面にするには、できるだけ柔らかいものを使用する。サンディングディスクは、研磨粒子を固定するために接着剤が使われているために、柔軟性に劣ります。
 例えば、エンボス加工してあるようなものは、羊毛バフのような柔らかいバフを使用しなければなりませんね。でないと凹凸がなくなってしまう。もちろん平らな面もゆがませたくなければ、硬いと石で研磨していって、最後にバフで仕上げる。

 以上の説明で概略はイメージできますよね。

 なお、ハイラップ砥石( https://www.google.co.jp/search?tbm=isch&q=%E3%8 … )だと文字通り鏡面にするのは早いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
今使っているディスクのバフとの区別がイメージできました。
とても参考になりました。

お礼日時:2016/12/13 17:49

>1mmから3mm程度の鋼板を研磨しているのですが、


 幅ですか??厚さは関係ないので幅ですかね。
 幅が狭いと、角が丸くなるために腰の柔らかい研磨方法は使えません。
 砥石を使うことになります。

 広い平面でしたら、ハイラップを使うのが早いですよ。#2000まで進めば鏡面になる。それ以上が必要ならフェルトバフに青棒を使って磨く。
 なお、平滑度と平面度は異なりますので、どちらを優先するかで対処は変わります。
この回答への補足あり
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面が大きいならオフセットフエルトと母材に対して適切なバフ研磨剤をつかってください。


http://www.koyo-sha.co.jp/general/offsetsisal.html
いかが?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
オフセット、ハイラップ、フェルトで検索してみます。

お礼日時:2016/12/13 17:47

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