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私は歌を勉強している者ですが、自分で歌う歌のキーを変えたい、というケースに屡々遭遇します。この場合、現在持っているソフトでは、先ず既成の楽譜の音符や休止符等を一つ一つ手動でパソコンに書き込み、そのうえで調号を変更してキーを変更する、という手順を踏むのですが、一段譜(所謂Cメロと呼ばれるもの)ならまだしも、本格的な三段譜の場合は大変な作業量になります。
 既成の楽譜のパソコンへの読込みを、自動でできるソフトがあれば、この作業は大変楽になるのですが、そのようなソフトがあれば教えてください。お願いいたします。

A 回答 (2件)

既成の楽譜というのは、印刷出版された楽譜ということでしょうか?


それなら、スキャナーで取り込んで認識させるしかありません。
認識ソフトは、各種楽譜制作ソフトについていますが、
現在認識精度が一番高いと言われるのは、カワイのスコアメーカーです。
FinaleやSibeliusなどにも認識ソフトはついていますが、
これらの機能は簡易なもので、より正確な認識が必要な場合は、
新たにスキャン・ソフトを追加購入しなければならないので高価になります。

カワイのスコアメーカーの場合も、Platinum、Standard、Elementsの三つのモデルがあり、
一番高価なPlatinumと安価なElementsでは、認識能力が大きく違います。
楽譜というのは複雑なものなので、現在の技術でもまだ限界があり、
Platinumでも誤認識はたくさん発生します。
Elementsだと、読み込むのは音符だけで、ほかの記号は一切認識しないので、
あとで自分で書き足さなくてはなりません。
StandardはElementsよりは読み込む対象は増えますが、
音符読み取りの精度に関しては、Standard、Elementsの二つとPlatinumの間でかなり差があります。
実勢価格で、Platinumは5万円以上、Standardが3万以上、Elementsが2万以上します。
読み込まない記号が多かったり、誤認識が多かったりすれば、
あとからそれを修正するのに大変な手間がかかるので、
自分の手で打ちこむのとどちらが早いかが微妙です。
自分で打ちこむにせよ認識ソフトを使うにせよ、
手際よくできるかどうかは慣れの問題でもあります。
スコアメーカーは、1か月間無料で試すことができます。
ダウンロードすると、上記3種のソフトがセットになっているので、
それぞれを使い比べてみて、どのくらい認識できれば十分か、
誤認識された部分を修正するのにどのくらいの手間と時間がかかりそうかなどがわかるでしょう。

http://cmusic.kawai.jp/download/updatesm11.htm

楽譜が最初からPDF形式の場合も、スコアメーカーで認識変換することは出来ますが、
画像の質にっては読み込めずに抜けてしまう小節もでます。
フリーソフトのMuseScoreのPDF変換機能はまだテスト段階で、
「変換不能」や「ファイルが壊れています」などの表示が出ることも多く、
ピアノやキーボードの伴奏つきの歌の楽譜だと、
全く使いものにならない楽譜ができあがる可能性が高いです。
両方のソフトで同じ楽譜のPDFを読み込んでみましたが、
どちらも使えるものではありませんでした。
「既成の楽譜を自動でパソコンに読込み、それ」の回答画像2
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この回答へのお礼

早速のご回答、有難うございました。事例を上げての詳細なご説明で、良く
理解できました。

お礼日時:2016/12/23 21:31

今使ってる音楽ソフトがXML形式で出力できるなら、MuseScoreが使えそうです。


(XML形式は多くの音楽ソフトで対応している世界標準形式です)
MuseScoreは何段でも一括移調可能です。
また、MuseScoreはPDF形式の楽譜もインポートできます(ユーザー登録が必要ですが)。
その他多くのファイル形式にも対応しています。
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この回答へのお礼

早速のご回答、有難うございました。

お礼日時:2016/12/23 21:29

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