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7日(土)サントリーホールの、コバケンのガラ・コンサートに行きました。

この時気になったのが、まず小林さんの服装です。
ホワイトタイ、テールコートなのに、どういう訳か黒のカマーバンド。
私の席はオーケストラ後方、ちょうどハープの後ろあたりだったので、
他の楽団員の服装はあまりよく見えませんでしたが、
休憩の時に楽屋に引き上げる時ちらっと見たら、
やはりテールコートに黒のカマーバンドをしている人たちがいました。
これって、完全にドレスコード違反ですが、音楽の世界ではOKなのでしょうか。

また演奏中に、どう考えても楽器とは思えない音が指揮台あたりから聞こえました。
「う~っ!」「ん~!」というような、感極まった唸り声、とでもいうような音(声?)でした。
どうも小林さんの感情が、唸り声になって出ているとしか思えなかったのですが、
練習中ならともかく、本番で指揮者が客席に届くほどの声を出してしまうことって、
あるのでしょうか。それともこれはコバケン独特の現象なのでしょうか。

あまりクラシックのコンサートは行ったことがないし、指揮者や演奏者のことは
知らないので、詳しい方、教えて下さい。

A 回答 (5件)

コバケンの唸り声は有名です。

コバケンのCDを購入すると、感情が高まった時低い「ウヴグルルルルルルルー」といった、どう表現したら良いのかわからない音が録音されています。でもコバケンのCDのうち、得意としているチャイコの交響曲第5番は凄く良いですよ。第1楽章中間部の弦(ミレド、ファミレ、ソシラソ♯ファファ...の箇所)の歌わせ方は、他のCDは足元にも及びません。マーラーの交響曲第3番も好きだけど第1楽章に物凄い唸り声入ってたナー。
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この回答へのお礼

小林さんがそういう方だとは、全く知りませんでした。
要は、コバケン名物唸り声なんですね。
演奏している団員の方々はやりにくくないんでしょうか。
先日のコンサート後、楽屋でコンマスの方にご挨拶して名刺をいただいたので、
今度伺ってみようと思います。
しかし唸り声入りのCDとはねぇ...
でもそれだけ感情移入が強烈、ということでしょうか。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/10 13:30

「唸り声」についてはいろいろ解答が出されているようなので、(私自身若い頃、一番前で弾いていて、指揮者の「唸り」にびっくりして弓を落としそうになった事があります。

あとは指揮棒が飛んできたり、唾や汗の攻撃、ワキの下のなんとも言えない、なんてのもあったナ。)バンドについて。
テールスーツの時に着けるバンドは、コバケンの場合は恐らく、その時蝶ネクタイが白のことを忘れてバンドだけ黒のを持ってきたというものでしょう。でも縁起を担ぐ人だとも聞いていますので、もしかすると黒バンドじゃないと「唸れない」のかもしれません。。。
オケのメンバーについても同じことが言えますが、オケの方は特に、全員のスーツセットは演奏会場に大きな楽器と共に届けられるので、蝶ネクはともかく、お客から見えるか見えないかというバンドを持ってくるのが面倒、というのが理由でしょう。
また、感じとしてはやはり黒蝶、黒バンドの方がきちっと決まりますよね。白蝶、白バンドってなんとなく、ポップ歌手の裏オケみたいだし。そうでなくて、おめでたい新年コンサートに着たりもしますが。
オケの定期演奏会などだと、黒、白ということもうるさいですよ。
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この回答へのお礼

いろいろな体験談、興味深く読ませて頂きました。
やはり現場の方はなかなか大変なんですねぇ。

カマーバンドのことなんですが、黒のカマーバンドをつけるのはタキシードの時で、
ホワイトタイ、テールコートには白のピケベストが決まりで、
普通、ホワイトタイ(つまりテールコート)に黒のカマーバンドというのはありえないことなんです。
銀座の山野で小澤さんのホワイトタイ姿のポスターをみたことがありますが、
やはり白無地のピケのベストをお召しでした。

失礼な言い方かもしれませんが、団員の方の服装チェック(以前の職業病なもんで)をすると、
靴下、靴など、結構みなさん気を抜いてる感じです。
私みたいにちゃんとチェックしている観客も少なくないはずです。
演奏同様、身なりにも気を配ってほしいものです。

貴重なお話、ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/11 15:04

再び♯3の者ですが、唸り声どころか怒鳴り声が録音されているCDもあります。

ヘルマン・シェルヘンがルガーノ交響楽団(?)を指揮した1965年のベートーヴェン交響曲全集です。それまで並みの無名の指揮者だったのに、死の前年、体調が思わしくなく先が長くないと悟った影響かは不明ですが、オーケストラに向かって「もっと速く!」「もっとでかく!」「気合を込めろ!!」調の言葉を怒鳴りまくり、オーケストラ団員も白熱し汗がほとばしり凄まじいベートーヴェン演奏になっています。第九の第4楽章なんかとんでもないスピードで始まり、他の曲も所々脱線事故を起こしかけては気迫で持ち直し突っ走って行きます。逆にこんな演奏をしょっちゅうしてたのでは心臓がもちません。でも、人間死ぬ気でやれば何でもやれるのかな!って本当に感じさせるような演奏です。
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私もうなり声の方だけ回答します。



サントリーホールは、ステージの後も座席なんで、そこに座ると指揮者の表情がよ~~く見えて、楽しいですね。異様に汗が飛び散っている人や、「大音量の鼻歌」がびんびん聞こえて来る人もいます。
私が今年のあたまに行ったコンサートでも、うるさい指揮者でした(^_^;)。
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この回答へのお礼

汗かきで有名な指揮者は知っていますが、音を発する指揮者がいるとは知りませんでした。
色んなタイプの、個性的(?)な人たちがいるんですね。
でもあまりうるさい指揮者はイヤですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/10 13:25

服装に関してはよくわかりませんが、唸り声のことならわかります。

指揮者の中には演奏中に唸り声をあげる人は時々います。レナード・バーンスタインなどはよく唸る指揮者で、CDの演奏にもよく唸り声が入っています。コバケン氏も唸るタイプの指揮者です。感情が入るとつい出てしまうのでしょう。そういう意味では、リハーサルの時より本番のほうが唸り声は出てしまうと思いますよ。本人が完全に音楽に没入していたのでしょうから、さぞいい演奏だったのでしょうね。
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この回答へのお礼

指揮者のことはよく知らないので、まさか演奏中に唸るなんて、ありえないと思っていたので
ビックリです。
確かにあの日の小林さん、かなり音楽の世界に浸っていて、涙まで流していたようです。
早速のご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/10 13:23

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