ニュアンス「見なきゃよかった」「見るんじゃなかった」

「見なきゃよかった」と「見るんじゃなかった」では、
どのような違いを感じますか。たとえば、映画を見た感想としてはどうでしょう。
違いを感じる方、ご意見を。

質問者からの補足コメント

• 

  自分がよく使う方に「無駄」を、使わない方もしくは違和感のある方に「嫌悪」を感じるということはあるでしょうか。

    補足日時：2016/12/23 14:55

No.4 ベストアンサー 回答者： key00001 回答日時： 2016/12/24 10:46

ほぼ等価の言葉とは思いますが・・。

言語学的には、直接否定と間接否定の違いです。

まず「見なきゃよかった」は、「見なければよかった」で、「見る」と言う動詞を「見ない」と言う、直接否定しています。

一方の「見るんじゃなかった」は「見るのではなかった」で、「ない」と言う打ち消し表現で「見る」を否定しているので、やや婉曲な否定になっています。
また、もう少し厳密に言えば、コチラは見た結果を否定しており、見たことに対して生じた感想に対する反省や後悔とか、自責の念なども表現できます。

まあ、映画の感想くらいでは、余り差は生じませんけど。
たとえば「親友の落ちぶれた姿」「凄惨な事故現場」とかになれば、ニュアンスが違ってくるとは思いますよ。

凄惨な事故現場を、「見なければよかった」だと、「イヤなものを見た」みたいな感じになってしまいますよね？
しかし、「見るのではなかった」ですと、安易な気持ちで見た自分に対する反省みたいなものも、多少は含まれるかと思います。

言い換えれば、「見なければよかった」は「見て損した」みたいな感じで、「見るのではなかった」は「（出来れば）見たくなかった」みたいな感じです。
従い後者には、見る対象物に対する、「憐れみの情」や「敬意」なども、多少は含めることが可能ですが、前者はそう言う要素を排除した、端的な表現です。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
否定語の位置には気がついていましたが、それが規定する文の論理的意味と、その意味が正しく人に伝わるかどうかには自信がありませんでした。
「見なきゃよかった」が単純な表現で、「見るんじゃなかった」の方に気持ちが込められているということだけでも、文脈で伝わりやすさが違ってくるんですね。
とりあえず、自分の語感が間違っていないようだということに安堵しています。

お礼日時：2016/12/24 15:23

No.5 回答者： fxq11011 回答日時： 2016/12/24 17:51

こんな見方は？。

①前を２人の女性が話をしながら歩いている、１人の声が非常にきれいな声でした。
速足で追い抜いて、何か他のものを見るふりして振り向いた＝見なきゃよかった。
②上と同じ設定で・・、２人の友人？、後ろから声をかけた、くだんの女性が振り向いた＝見るんじゃなかった。
そうです、目をそらせばよかった。
見るという行為を能動的に取ったとき＝その行動を起こさなければよかった、能動的でなく、受動的、なりゆきで・・・回避しようと思えば回避できたのだが・・。

この回答へのお礼

ありがとうございます。
成行きでそうなってしまった場合の方が、選択肢がなかったぶん、残念な気持ちがあるのかもしれませんね。

お礼日時：2016/12/26 05:20

No.3 回答者： daaa- 回答日時： 2016/12/23 11:02

前者には「良い悪い」の評価が入っています。

はっきり言葉として評価がでています。それに対して後者にはそれがありません。
前者の方が見たものに対して悪い評価を下していると感じます。

この回答へのお礼

なるほど。2番の方と同じですね。
一方に無駄、他方に嫌悪を感じるものの、皆が同じではない、と。

お礼日時：2016/12/23 14:51

No.2 回答者： fxq11011 回答日時： 2016/12/23 09:58

実際に言う人の感覚はほとんど同じでは・・。

ただ、言葉の遊びの類で考えると。
＞見なきゃよかった
結果、何か、悪いと表現されるものが残った？
＞見るんじゃなかった
得るものは何もなかった、時間の無駄だった。

この回答へのお礼

ありがとうございます。私と逆の気がします。
感じ方がバラバラだとわかったことには得るものがありました。

お礼日時：2016/12/23 14:49

No.1 回答者： ellampsis 回答日時： 2016/12/23 05:57

強いて言うなら、後者のほうが後悔の念を強く感じますね

この回答へのお礼

ありがとうございます。だいたい私と同じですね。

お礼日時：2016/12/23 14:47