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WindowsXPを使って、DTPを駆使できるようになりたいのですが、

1)おすすめの購入すべき必要ソフトは?(できれば、理由も)
2)わかりやすいおすすめのテキスト本は?
3)DTPを駆使するのは難しいですか?
4)文字レイアウトをDTPで行い、写真のスキャンなどは印刷業者に任せるということは可能なのでしょうか?
5)そのほかアドバイスを

あまり全体像がつかめないので、わかりやすく教えてください。利用目的は、版下を制作して、印刷代金のコストパフォーマンスをよくするためです。

A 回答 (6件)

みなさんご回答なされているので、DTP関連の書籍をご紹介させていただきます。


参考になればと思います。

参考URL:http://www.storemix.net/keyword.php?mode=books-j …
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WindowsXPユーザーです。




1)おすすめの購入すべき必要ソフトは?(できれば、理由も)

印刷業界には世界標準4大ソフトというものがあります。

Illustrator(アドビシステムズ社)
Photoshop(アドビシステムズ社)
PageMaker(アドビシステムズ社)
QuarkExpress(クオーク社)
の4つがそのソフトです。

Illustratorは、主にロゴのデザインなどを制作するためのソフトです。ベクトルデータを使用しますので、拡大しても線がハッキリとします。そのため、本のタイトルや企業の社名ロゴなど、用途に応じて拡大縮小する機会の多いオブジェクトはIllustratorなどのベクトルデータを使用できるソフトを使って制作します。次にご説明するPhotoshopのように、画像を拡大すると表示が荒くなってしまうビットマップデータでは、本のタイトルや企業の社名ロゴの制作にはあまり適していません。また、チラシなどの冊子にならない印刷物(ペラモノと言います)でしたら、Illustratorで入稿することも可能です。

Photoshopは、主に写真などの画像を加工したり、ペンタブなどを使ってイラストを描いたりするためのソフトです。モノクロだけの本でしたら Photoshop Elements でも充分ですが、カラーの画像が入る場合は Photoshop Elements ではなく Photoshop CS や旧バージョンの Photoshop 7.0 などの CMYK カラーを扱うことのできる商業用の Photoshop を導入なさってください。なお、Photoshopでも一部制限がありますがベクトルデータを扱うことができます。

PageMakerは、DTP という概念を初めて世に送り出したページレイアウトソフトです。1つしかないながらも、マスターページという非常に便利な機能などを備え、多くの編集者の心をつかみました。しかし、次にご紹介する QuarkExpress の登場で次第にシェアを下げ、現在では主にビジネスユースのソフトとして位置づけられています。

QuarkExpressは、PageMaker と同様にページレイアウトソフトの一つです。現在のページレイアウトソフトの中では圧倒的なシェアを誇っています。日本語独特の組版に対応する高い組版能力を持っています。ですが、導入に掛かる費用、バージョンアップに掛かる費用、また操作性に対する評価があまり高くないようです。

PageMaker、QuarkExpress の置かれている状況を充分に研究して、満を持してリリースされたのがアドビシステムズ社の InDesign です。特に日本語組版に関しては、英語版 InDesign を日本語版に変換しただけの付け焼き刃的な製品ではなく、日本語独特の組版の為にプログラムを開発しています。そのため、非常に美しい組版を自動で実現できます。

私としては、本を作るにあたって IllustratorとPhotoshop(商業用)の2つは確実に導入したほうが良いと思います。また、ページレイアウトソフトに関しては InDesign をお勧めします。ただし、InDesign については未対応という印刷会社が多いので、入稿を予定されている印刷会社でもし InDesign が未対応でしたら、PageMaker も合わせて導入なさってください。PageMaker でしたらほとんどの印刷会社で対応してくださると思います。(ただし、購入の前には必ず印刷会社に確認なさってください。)


2)わかりやすいおすすめのテキスト本は?

Illustrator、Photoshop、QuarkExpress に関しては非常に多くの書籍が発行されています。その中で特にお勧めなのは、エクスメディア社のメニューマスターシリーズです。また、Illustrator に関してはもう一冊、株式会社毎日コミュニケーションズの「現場の必須テクニック Illustratorの仕事術」シリーズがお勧めです。私が持っているのは「Illustrator10の仕事術」(ISBN 4-8399-0699-8)です。印刷出力に関するよくあるトラブルとその対処方法が非常に分かりやすく説明されています。
InDesign に関しては、残念ながらあまり書籍が出ていません。私も2冊持っていますが、初心者向けではなく、非常に難しい内容です。


3)DTPを駆使するのは難しいですか?

DTP を駆使するという点では、パソコンのスペックも非常に重要になってきます。CPU もそうですが、メモリを大量に消費するソフトばかりですので、ソフトの購入に合わせてメモリを最大限積んだ方が良いと思います。私は最大限(1.5GB)積んでいますので、Illustrator、Photoshop、InDesign、PageMaker を同時に使用してもそれほど苦にはなりません。
また、回答者NO.3の jakarta さんもおっしゃっていますが、パソコンでデジタルデータを作っても、紙に印刷をするという工程は今でもアナログだと思っていただいた方が良いと思います。ですので、現場の知識や経験も重要になってきます。カラーパレットでよく1%刻みの値を指定してくるクライアントがいらっしゃいますが、印刷会社の制作側では「このクライアントは現場を知らないな。」と思ってしまいます。これは、印刷するときの気象条件(特に湿度)で紙にインクが拡散浸透する具合に若干の誤差が生じるからです。ですので、通常は10%刻み、特に細かい指定が必要なときは5%刻みにすれば充分なのです。私も昔、印刷関係の会社でアルバイトをしていましたので、そのあたりも今に生きているかと思います。


4)文字レイアウトをDTPで行い、写真のスキャンなどは印刷業者に任せるということは可能なのでしょうか?

コストパフォーマンスを抑えるという点では、これはあまり向いていないと思います。グラビアなど写真に対して非常にシビアな本でしたら、サービスビューロに写真のスキャンを依頼することになりますが、CMYK で 350dpi 程度の画像でしたら家庭用のスキャナでも充分だと思います。


5)そのほかアドバイスを

あまり参考にならないかと思いますが、私が実際に制作している本の工程をご紹介します。

Illustrator で本のタイトルやそのほかのロゴを作成します。
Photoshop で写真のスキャンや加工を行います。
Word で文字(記事)の入力を行います。ここまでが下準備です。

下準備しておいたデータを InDesign 上で配置します。ただし、Word から直接配置すると具合が悪いので、一度メモ帳などに貼り付けて、それをコピーして InDesign へ貼り付けます。
文字をアウトライン化します。(文字化けを防ぐためです。)

私の取引先の印刷会社ではまだ InDesign が未対応なので、もう一仕事行います。

EPS データに書き出します。
PageMaker 上に EPS データを配置します。(面付けです。)
PageMaker のデータを MO に書き出します。
MO を印刷会社へ持ち込みます。
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この回答へのお礼

非常に丁寧でわかりやすい回答をいただき感謝しております。また、回答に対するお礼が著しく遅くなってしまったことお許しください。

元来のPCオンチのためか、いまだ二の足を踏んでいます。景気が良くて金銭的に余裕があればダメモトでもためしてみるのですが……。

とにもかくにも、回答には心から感謝しております。
また、新たな情報や、アドバイスをいただければ幸いと存じます。

お礼日時:2005/10/02 10:57

印刷を出版社に外注依頼されるのでしたら、ソフトも依頼する会社に合わせなくてはいけません。


DTPといっても、ご自身でどの程度の事をされるのか分かりかねますが…。
>>4)文字レイアウトをDTPで行い、写真のスキャンなどは印刷業者に任せるということは可能なのでしょうか?
スキャニングのみを外注に依頼する事は可能です。
ただし小さな印刷会社では、結局外注に出される事が多いので、スキャニング依頼するなら場所は選んだ方が良いです。

まずは、難しいかとか、どれを使用したら良いかを悩む前に、印刷依頼される会社に問い合わせてみては…?
会社によってはデータの入稿方法に癖がありますので;
ちなみに一般的に使用されているDTPソフトは、インデザインやクオークが多いようですが、私の会社では、EDICOLORというソフトを使用しています。

テキスト本などは、使用ソフトが決まってから改めて質問されると宜しいかと思います。
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A3 ソフトの操作だけではなく、印刷の知識と熟練を要します。

紙によって印刷のノリも違いますしね。
A4 Illustratorなどのデータを印画紙に出力し、版下で写真指定をつける場合はそういう方法をとっていました。しかし写真のために別の工程が発生しますし、時代に逆行したやり方ですので対応しなくなった印刷屋もあるかと思います。
また美術的な印刷などで写真はアタリとしてスキャン画像を用いて、印刷用に別途ポジなどを渡すこともあります。

ここ10年くらい、版下というものは印刷で使わなくなっています。小さな印刷屋では今でも受けていますが、主流になっているのは印刷屋にIllustratorもしくはQuarkXpressなどのレイアウトソフトのデータによる入校です。もちろんWindowsではなく、Macで作成したデータです。この辺のことは過去の質問などを参照してください。
どういう印刷物を作りたいのかわかりませんが、1色の簡単なチラシ程度のものであれば、Windowsデータの入校を受け付けてくれる印刷屋にWORDなどの制作物をもちこんで相談すれば済む話です。身近に相談できる印刷屋を探すのがよいと思いますよ。
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印刷は印刷屋さんに依頼されるのでしょうか。


だとしたらまずその印刷屋さんとよく相談してください。
特にフォントがらみのトラブル防止のため、データ入稿の諸条件をよく確かめておく必要がありますし、ソフトとハードの購入品目が変わる可能性があります。「うちはインデザインは導入していない、クォークだけだ」と言われたら買ったインデザインが無駄になりますしね。

目的に版下製作とありますが、紙の版下はDTPで一番最初に省力化される工程です、というか完成原稿のデータとして印刷屋に渡すのが普通だと思うのですが、どうなんでしょうか。

また質問者の方は、印刷実務についての知識はどの程度お持ちなんでしょうか。
DTPは、オペレータが印刷直前までの工程を受け持つことになりますので、次工程のオフセット印刷についての知識も必要になります。画像を使うなら、画像と印刷の関係について少しかじっておく必要もあるでしょう。スキャナの自動設定だけではうまくいかない場合もありますから。

アプリの操作についての参考書は、あまたのものが出回っていますので、本屋の店頭で見て、自分がわかりやすいものを購入すればいいと思います。一冊では詳しく書かれていなかったりするので、3冊くらいは揃えた方がいいと思います。プロセスカラーチャートは必須ですので一冊買いましょう。


アプリだけに目が行きがちですが、フォントや、場合によっては画像やクリップアート素材集の購入も必要ですよ。

写真のスキャンを印刷屋に依頼することは可能ですが、画質優先の写真集やカタログ用でなければ自分でやった方がいいと思います。
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1)


ソフトは、AdobeのCreative Suite Standard版を買うといいと思います。Photoshop、Illustrator、InDesignがセットになっていてかなりお得です。
http://store.adobe.co.jp/shopping.asp?creativesu …

3)
ソフトを使って、デザインしていくわけですから、全く知識がないのであれば難しく思えるはずです。。ソフトは使っていけばそのうち覚えると思いますが、トラブルが起きたときのその対処もスキルの一つだと思います。

4)
可能ですが、巨大な写真でなければ、スキャナを購入して御自身でスキャンしてはどうですか?長い目で見れば、わざわざ外部に頼んでやるよりも、手間もコストも安くなるはずです。
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