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235Uの熱中性子による核分裂は、以下のような反応があります。

236U→92Kr+144Ba
236U→102Zr+134Te
236U→104Mo+132Sn

236U→79Ga+157Pm
236U→88Kr+148Ba
236U→90Rb+146Cs


質問1
この他にも核分裂生成物が作られますが、それらの反応式は何を見れば載っているでしょうか?

http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/03/03060 …

質問2
またこれらの反応のQ値(または核分裂生成物の質量)は何を見れば載っているでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • この他にも核分裂生成物が作られますが、それらの反応式は何を見れば載っているでしょうか?

    画像の通り、求めました。膨大な計算結果なので、一部しか記載できません。
    Q値は、機械的に計算できるでしょうか?

    「235Uの熱中性子による核分裂生成物」の補足画像1
      補足日時:2017/03/20 15:45

A 回答 (5件)

核分裂は、かなりいいかげんに「適当に」割れます。

通常は「2つ + 中性子3~4個」に割れることが多いですが、この「2つ」も均一に真っ二つではなく「不均一に2つ」に割れることが多いです。おそらく、極めて少ないですが「3つ以上」に割れることもあると思います。
どのような核種に、どの程度の比率で割れるか、というのが「核分裂生成物の収率」ということで、これで検索すればいろいろなデータが出てくると思います。「理論値」などあり得ないので実測値です。従って、誰がどこでどのように観測したかでいろいろなデータがあります。おそらくIAEAなどで国際的にデータを集約していると思います(下記の2番目の論文がそれに関したものらしい)。

http://www.rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php …
http://wwwndc.jaea.go.jp/JNDC/ND-news/pdf77/No77 …
http://www.e22.com/atom2/images/fission_yield.pdf
http://www.fujiman.net/nonuke/NFM.html

ただし、割れた結果の「2つ」も、多くは不安定核種なので、「アルファ崩壊」「ベータ崩壊」などの「放射性壊変」を繰り返して、どんどん別な元素に変わっていきます。半減期の短いもの、長いものがあるので、最終的にどうなるかも一律には言えません。
そういうものだと思うしかないです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84 …

なお、「核分裂生成物の質量」は、上のような事情でいろいろありすぎるので、「核分裂生成物」として載せているものはないと思います。各々の生成核種に応じて、「核データ」の一覧から調べるしかないと思います。
例えばこんなところ。
http://wwwndc.jaea.go.jp/nucldata/index_J.html
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。

下記図表を見ながら、自分で計算するしかないかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B8%E7%A8%AE …

Mathematicaでプログラムを作成中です。
以下に更に制約条件を加える必要があります。
どのような条件を追加すべきでしょうか?

(*n=0の場合*)
(*分裂片 x1 質量数A1 陽子数Z1 中性子数N1 *)
(*分裂片 x2 質量数A2 陽子数Z2 中性子数N2 *)


For[Z1 = 0, Z1 <= 92, Z1++,
For[N1 = 0, N1 <= 144, N1++,
Z2 = 92 - Z1;
N2 = 144 - N1;
A1 = Z1 + N1;
A2 = Z2 + N2;

(*制約条件*)
If[ N1 >= Z1 && N2 >= Z2 && A1 >= 70 && A2 >= 70,
Print["A1=", A1, ",A2=", A2, ",Z1=", Z1, ",N1=", N1, ",Z2=", Z2,
",N2=", N2]];

]];

お礼日時:2017/03/17 13:20

No.4です。



>下記HPの「マルチチャンネル核分裂モデル」などによって理論的に求めることは出来るようです。P49に理論値と実験値が載っています。

「理論値」ではなく、実験値をガウス分布でフィットさせた「経験式」のようですね。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
>「理論値」ではなく、実験値をガウス分布でフィットさせた「経験式」のようですね。
p48には、Brosaらの理論値と書いてます。ガウス分布になるようにしてますが、P49の曲線は理論値のようです。理論はP11~P18です。

お礼日時:2017/03/15 17:55

No.2&3です。

No.2作成中にブラウザがおかしくなったので、ゼロから書き直したら、古い方も投稿されていたようなので、似たような回答を2つ投稿する結果になってしまいました。
内容はほぼ同じです。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。

>内容はほぼ同じです。
以前に私もありました。途中でおかしくなって同じ質問を2つしました。

>「理論値」などあり得ないので実測値です
下記HPの「マルチチャンネル核分裂モデル」などによって理論的に求めることは出来るようです。P49に理論値と実験値が載っています。

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bit …

まずは、お礼を申し上げます。教えて頂きました点を確認します。

お礼日時:2017/03/15 17:26

ウランの核分裂は、「出たとこ勝負」で割れます。

主に「2つ+中性子」ですが、「2つ」は「半分」ではなく「大きいものと小さいもの」の不均一に割れることが多いのです。
どんな核種がどの程度の比率でできるかは、「核分裂生成物の収率」で調べればいろいろなデータが出てくると思います。実測データですから、誰がどこでどのように測定したかで、いろいろなデータがあります。「理論値」などというものはありません。また、「これで全部」と言えるようなものではありません。
http://www.rist.or.jp/atomica/dic/dic_detail.php …
http://www.fujiman.net/nonuke/NFM.html
http://wwwndc.jaea.go.jp/JNDC/ND-news/pdf77/No77 …
http://www.e22.com/atom2/images/fission_yield.pdf

さらに、その「2つ」に割れてできたものも不安定な核種が多く、そこから「アルファ崩壊」「ベータ崩壊」で系列的に別な核種に変わっていきます。半減期がいろいろなので「最終的にどうなる」ということも一概には言えません。
このときの「崩壊」においても、行く先が何種類もあるものもあります(どっちに行くかは確率で決まる)。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84 …

核分裂生成物の質量は、「核分裂生成物」というくくりで載っているものはあまりないと思いますので、「核種データブック」のようなものを参照してください。
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失望されると思いますが、質問1の答えは「どんな組み合わせもあり得る」、2は「やたらに大きな周期表を見ると載っている」


以前核分裂について調べたら、教科書にちゃんと載っていたが、真ん中、つまり母原子の質量の半分の左右、つまり半分より軽い原子と重い原子がほぼ対称的に生じ、組み合わせは百以上ある、三つに分かれる例は無視できることが分かり、がっくりしました。
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