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※ タイトルの“無問題”(もうまんたい)は香港映画の題で、俗に「問題ありません」のくだけた表現として使われています。男性排除・男性差別が軽く扱われている現実を表すため、意図的に使いました。

『霞ヶ関CCは20日、臨時理事会を開き、正会員は男子に限るとしていた定款の細則変更を全会一致で議決し、女性正会員も受け入れることを決めた。』
(注:女性も今までここでゴルフのプレーができなかったわけではありません)

『霞ヶ関CC、女性正会員容認へ…五輪ゴルフ会場』(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20170320-O …

では、女性専用のフィットネスクラブは、男性を完全に排除していますが、どうして問題にならないのでしょうか。

“霞ヶ関CCはオリンピックの競技会場となる予定”という特殊な事情というなら、次の話はどうでしょう。

▽▽▽

おじいちゃんがお孫さん(男の子)と一緒のプリクラを撮りに行ったら、男性であることを理由に入店を拒否された。(週刊ポスト2017年2月24日号)

『女性専用車両』が登場した時は“なんじゃこりゃ”と思いましたし、痴漢冤罪防止用の男性専用車両だってあっていいじゃないかと思うのですが。そうした意見は憚(はばか)られてしまう。(同 週刊ポスト)
男性限定だけが叩かれている間に、世の中には映画館の「レディースデイ」や飲食店での「レディースセット」「女子割」など、「女性限定」のサービスが増え続けている。(同 週刊ポスト)

△△△

年金の男性差別は本当に酷いです。

老齢厚生年金は、現在男性は62歳から受給できますが、女性ならば5年前の57歳になった時点から、すでに貰えています。
遺族年金はもっと酷く、受給できるのは女性。男性も特別な条件を満たす場合には受給できるようになりましたが、数年前までは男性は完全に門前払いでした。



法案はまだ成立していませんが、国会では「LGBT差別禁止法」も検討されており、昨日は次のような報道がありました。

『日本女子大学(東京都文京区)が、男性の体で生まれたが、女性として生きるトランスジェンダーの学生を受け入れるかどうかの検討を新年度から始める。体の性別を入学の前提にしてきた女子大だが、さまざまな性のあり方への認識が広がる中、生物学的に男性に生まれた人にも門戸を開く可能性が出てきた。』

『「体は男、心は女性」入学可能に? 日本女子大が検討へ』(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASK355DBXK35USPT00 …

戸籍を「女性」に変更していなくても、医師の証明のみで受け入れるそうです。
従来から・そしてこれからも、戸籍が「女性」の人は受け入れますから、排除されるのは“戸籍が「男性」で自認する性も「男性」”の人のみとなります。

<質問>

遺族年金の受給要件に 男女で大きな違いがあることについて、最高裁が「合憲」の判決を下しました。
最高裁も含めて“男性排除・男性差別”に寛容で、“おかしい”の声が出ない世の中であること自体が、“男性差別”ではないかと思うのですが。
“男性差別を禁止する法律がない”という法律論、ではないご意見をお願いします。

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    “女性=弱者、男性=強者”という論理のようですが、(経済的な面だけでなく)生活困窮者に対する保護制度も、“個別の困窮度合いに応じて”よりも“女性・母子家庭”だから手厚く保護、“男性・父子家庭”は無視、という国の施策は行き過ぎです。
    「LGBT差別禁止法」が成立目前です。それなら、「男性」「女性」という“戸籍上の性”にできる限り拘らない世の中にしないと、国の施策として整合性がありません。

    <意見>

    「LGBT差別禁止法」を制定するなら(←強調)、“男性限定サービス”“女性限定サービス”は原則として禁止する。(妊娠・出産は女性にしかできないので、例外として認める“女性限定サービス”は、“妊娠・出産に関連する領域”のみ)
    “男性向けサービス”“女性向けサービス”はかまわないが、“男性向けサービス”を戸籍が「女性」の人が、“女性向けサービス”を戸籍が「男性」の人が利用するのを妨げてはならない。

      補足日時:2017/03/21 16:54

A 回答 (12件中1~10件)

#7です。

お礼ありがとうございます。

いや、いいタイミングで#8さんが回答してくれましたね。まさに、これが日本のメジャーな考え方であると思います。

>男女平等社会の実現がなかなか進まない日本。
>女性への待遇が日本で定着していることも、その原因の一つなのかもしれない。

ご照会しておいてなんですが、私はこの結論に非常に不満です。どうもこのコラムを書いた人は女性であろう、と思います。女性はこのように玉虫色の結論を書いて、女性に都合の悪い論調を隠そうとすることが多いからです。

問題なのは「男女平等社会の実現がなかなか進まない」ことであって、それはなぜか?ということを考える必要がある、ということです。しかしこれを考えると、日本では女性がかなり不利になります。

なぜかというと、前回書いたように「男女平等」というのは「男性と同等の権能を女性が獲得する」ということであり、そのためには「権利だけでなく様々なことが男性と同等」である必要があるからです。

極端にいうと、今NYでは「女性が上半身を裸で歩く権利」を求めてデモをしている女性たちがいます。これが認められるかどうかは別ですが、上半身裸で歩いたら「襲ってくれ」とおもってしまう男性もいるでしょう。そのような事態を「自分で解決できる」から、というより解決するのが男性と同等だから、それを踏まえて彼女たちは主張をしている、ということになります。


しかし日本では「女性は守られるもの」という観念がまかり通っています。一番問題なのは、当の女性たちがそれを「利益」とか「女性の役得」と認識して嬉々として受け入れていることです。

女性専用車両など、本来なら女性差別につながる危険なサービスなのですが、女性自身が「くさいオヤジが乗ってこなくていい」というレベルで受け入れてしまっているのです。

つまり「女性への待遇が日本で定着していること」の原因はそれを作りだしてるのが「保護したい男ども」だとしても、それを嬉々として受け入れている女性にも多大な問題があることは明らかなのです。

ですが女性に男女差別に反対か聞けば、1000%反対というでしょうし、女性差別はあるかと聞けば多くの女性が「有る」と答えるでしょう。ところが「それを作りだし維持しているのは自分たちである」という自覚はまったくないのです。

このコラムを書いた女性や、このようなコラムを書いている女性たちは「日本の女性側に問題がある」ということに気がついています。きがついているからこそ「女性への待遇が日本で定着していることも、その原因の一つなのかもしれない。」というような奥歯にものが挟まったような締めの文章になるのだと思います。

「女性を排除すると「差別だ!」と大問題に。一方男性を排除しても無問題なのはなぜ?」
という疑問に正しく回答するとこうなります。

日本では元々女性が欧米のようには差別されておらず、だから本当の権利と差別を理解できていないため、表面的な優遇を喜んで受け入れる、からです。
もちろん男性側も問題があり、そのような女性を「守ること」「甘やかすこと」が差別撤廃につながっていると思っていることです。

男女平等は「弱い」とか「強い」というのは個人の資質として関係ありません。妊娠中の女性や未成年者、そして高齢者は守るべきですが、自分で自立できるはずの女性を守るのはむしろ差別であるといえます。

LGBT法の運用はとても興味深いと思っています。なぜなら、まさに今書いた矛盾、補足で書かれている矛盾が出てくるからです。
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この回答へのお礼

ありがとう

再度ありがとうございます。

>いや、いいタイミングで#8さんが回答してくれましたね。まさに、これが日本のメジャーな考え方であると思います。

おっしゃる通りでしょう。

>ご照会しておいてなんですが、私はこの結論に非常に不満です。

そうなのですか。

>このコラムを書いた女性や、このようなコラムを書いている女性たちは「日本の女性側に問題がある」ということに気がついています。

>日本では元々女性が欧米のようには差別されておらず、だから本当の権利と差別を理解できていないため、表面的な優遇を喜んで受け入れる、からです。
>もちろん男性側も問題があり、そのような女性を「守ること」「甘やかすこと」が差別撤廃につながっていると思っていることです。

>妊娠中の女性や未成年者、そして高齢者は守るべきですが、自分で自立できるはずの女性を守るのはむしろ差別であるといえます。

前回の[お礼]の書き方がまずかったのかもいれませんが、私には今まで、ここでおっしゃっている視点が欠けていました。

>LGBT法の運用はとても興味深いと思っています。なぜなら、まさに今書いた矛盾、補足で書かれている矛盾が出てくるからです。

[補足]も読んでいただき、ありがとうございました。

お礼日時:2017/03/23 06:46

#9です。

自由主義経済と男女差別について補足します。

前提として「男女差別の価値基準は欧米にある」ということを理解してください。#7.#9はそれに対して「日本の男女差別の価値基準は欧米と異なっている」ということを書いています。だから、ややこしいし、話がこんがらがるのです。

まず自由主義経済においても「男女差別」並びに「いかなる差別」も行ってはならない、というのが原則になっています。ただし、男女の場合は生理的な機能の違いがあるので「合理的な理由に基づくものを除く」ということになっています。

したがって、欧米の基準では飲食店・ホテル・ゴルフクラブなどありとあらゆるサービスにおいて「男女を差別すること」を禁止しています。もちろん、この基準によれば「女性専用車両」も禁止ですし、男性専用ゴルフ場も禁止です。

ただいくつか例外があって、まずオーナーが議決権を行使できるオーナーシップ制の場所は別です。欧米の伝統あるゴルフクラブやいわゆるサロンなどでオーナーシップ制のところは男性のみの正会員という場所もあります。その代り、そういう場所はオリンピックなどの公共性の高いイベントからは排除されています。(日本の件は後述)

「合理的な理由に基づくものを除く」で異性を排除できるものには、トイレ・お風呂などがあります。ホテルは一般的に男女差別が許されませんが、カプセルホテルのようなスタイルは別です。
また、ご質問の中にあるフィットネスクラブはグレーです。

なぜなら「異性がいると問題がある」という合理的な理由が必要だからです。フィットネスクラブは、お風呂などがあり、また裸に近い状態で運動することもあるので(著しく羞恥を催す)ということで、グレーである、といえます。本来は個々の実態に合わせて制限できるかどうかが判断されるでしょう。同様の例がバレイ教室などに存在します。

トイレについてはNYで(またNYですね)おもしろ取り組みがあります。それはすべてを個室にした男女兼用トイレ、という取り組みです。これがいいかどうかは個人的には疑問ですが、男女差別を廃止するというのはこういうレベルまで(トップレスの女性を許容することも含めて)やる、というのが欧米のスタンダードであり、日本とは相当に異なる、ということです。

さて、日本の霞が関CCの件は、合理的な話としては#10さんの説明の通り「オリンピックがあるから」男性専用はダメ、ということになるのですが、そもそもの話をすると霞が関CCに決まった経緯が不透明すぎます。
 このゴルフ場に決めたのはJOCだったはずで、しかも何年も前に決まっています。それが小池都知事になったら突然蒸し返され「男性だけのクラブは好ましくない」となったわけです。

ご存知だと思いますが、このゴルフクラブはプライベートクラブでオーナー制ですから、本質的には男女差別ではありません。女性が文句を言うなら自分たちで「女性専用」のプライベートクラブを作ればよい、ということです。その代り、オリンピックなどの公共性の高いイベントからは排除される、ということになります。

この問題はそもそも「会場として選定された経緯があまりにも不透明」ということが問題であり、それが解明しないかぎりは男女差別問題の遡上にあげるべきものではない、と思います。

本来、皆さんが知るべきなのは「欧米の基準で見れば、日本の男女差別は男性側が差別されているものも多くある」ということです。
#7でご照会したコラムのように「女性専用車両」は男性を排除している時点で男性差別、そして一周回って「女性を保護している」という点で女性差別なのです。このような不合理は欧米では許容されません。
 
日本は欧米の基準と日本独自の基準が入り混じっていて、論じる時に論じる人が都合のよいように基準をつまんでくるのが問題なのです。だから反対派と賛成派の議論が全くかみ合わないことになります。

また「その“社会的な非難”が、“男性排除・男性差別”には寛容」という点も基準は簡単です。
これが男女の根深い対立ではなく、白人と黒人の根深い対立だったときに、「その“社会的な非難”が、“白人排除・白人差別”には寛容」といいかえることができるかどうか、ということに注目していただければいいわけです。

ありえないでしょう。だから女性の差別が根深かったから、今の時点で男性を差別してもよい、それに寛容になるべきだ、ということにはならないのです。

この矛盾点が強く出てくるのがLGBT法です。今これに関して「女性に転換した元男性」が女子大に入れるかどうかが議論になっていますが、逆に「男性に転換した元女性」が男性専用の何かに入ることはすぐに許容されることは目に見えています。

このとき「女性に転換した元男性」が女性専用のものをつかうことを阻む論理はなんでしょう。「男性は女性を襲うが、女性は男性を襲わない」ということが日本の男性差別許容の今般的な理由ですが、女性に転換している以上、襲う理由はまったくありません。それを許容できないのは「日本女性の問題」であって、男性側の問題ではありません。

つまり「性転換した元男性が女子大にはいれるかどうか」というのは「日本女性が本質的なところ(言い換えれば欧米の男女差別基準で)どれだけ差別に敏感であるか」を端的に示す事例になりうる、ということなのです。

注意深く見守ることが重要であり、その議論を注視することも重要だと思います。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>「欧米の基準で見れば、日本の男女差別は男性側が差別されているものも多くある」ということです。

など、今回の私の疑問を解く、興味深いお話ばかりです。

お礼日時:2017/03/24 03:26

あとから次々論点を追加されるなら、最初から書いてね。

いちいちバカに反論するほど暇じゃないので。ここは討議禁止、質問者の意見表明をする場ではない。ガイドラインも読んでください!
付き合って、時間の無駄でした。あしからず。
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>うーん。

自由主義経済では、どのような顧客にどのような価格でサービスを提供するか、どのような人を排除するかは、経営者の自由です。

はいその通りです。私が言っていることそのままですね。

>当該のゴルフ場は、税金で運営されているわけでも、税金の補助を受けているわけでもなく、むしろ税金を納める立場です。
 自由主義経済の原則の例外ではないと思いますが。

うーん、何もわからず質問しているんですね。全く違います。そもそも、一般的に日本の同様のゴルフ場を批判しているわけでもない。いまや、ゴルフ場は星の数ほどあり、男性を排除しても、排除しない9割9分のゴルフ場にいけばいいからです。今回は、オリンピックの会場だから問題になったのです。オリンピックのために整備の税金を使います。税金の支援を受けている団体からも資金が投じられます。また、オリンピックがそれを認めたことは、差別を追認したことになります。だから問題になっているのです。

私の挙げた、マスターズや、全英オープンのような問題も、100年以上の歴史がある、メジャー大会だからこそ、象徴的に問題にされているのであり、総論かかげて、持論を一般化しても、当てはまりません。

>“経営者の自由”ではあっても、“社会的な非難”から逃れることはできません。
 その“社会的な非難”が、“男性排除・男性差別”には寛容…、ということです。

支離滅裂ですね。上で自分が言っていることと矛盾してます。代替案がある一般的な商品、サービスを、セグメントしたことが、差別につながっているかどうかを、事象ごとに個別に考えることが、差別排除や、企業が社会的責任を負う上で大切なのです。それを考えもせずに、ゴルフ会場の差別問題を掲げて、レディースセットに疑問投げかけても、ナンセンスです。
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この回答へのお礼

うーん・・・

>今回は、オリンピックの会場だから問題になったのです。

『“霞ヶ関CCはオリンピックの競技会場となる予定”という特殊な事情…』と質問文に書きましたが…。

>オリンピックのために整備の税金を使います。税金の支援を受けている団体からも資金が投じられます。

“オリンピックの競技会場となる予定”なのは、霞ヶ関CC側から会場に立候補したのではなく、オリンピック招致委員会からの要請を受け入れたと報道されています。
その際、今回変更される霞ヶ関CCの定款を招致委員会に示し、招致委員会も承知の上で(洒落のつもりはありません)、それでもなお競技会場として、IOCに対して霞ヶ関CCを推しました。IOCも競技会場として承認していますよね。それが今頃…。

>オリンピックがそれを認めたことは、差別を追認したことになります。だから問題になっているのです。

女性を排除するのは“差別”なのですね。では男性を排除するのは“差別”なのでしょうか。
それともおっしゃりたいのは、オリンピックの考え方と、日本での、『女性を排除すると「差別だ!」と大問題に。一方男性を排除しても無問題』は別だ、ということでしょうか。

お礼日時:2017/03/23 07:23

「では、女性専用のフィットネスクラブは、男性を完全に排除していますが、どうして問題にならないのでしょうか」


⇒女性を守り、保護するのは当然です。
だって、男は女を襲いますかね。

女は男を襲わないでしょ?
だから、男は保護しなくてもいいのです。
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この回答へのお礼

>女は男を襲わないでしょ?

男性がDV被害を受けても、
① 相談窓口が少ない。 ② 真剣な相談なのに嘲笑される。 ③ 相談しようとする被害男性の割合が少ない。
という調査結果から、実態は想像以上に多いのでは、と言われています。

お礼日時:2017/03/22 16:40

日本人は男女平等を誤解しているからです。

女性も誤解していますが、男性も誤解しています。

男女平等主義というのは、元々欧米が発祥です。欧米はたしかにひどい男女差別がありました。あ、その前に平等の本質を定義したいと思います。それは「自立した個人として扱われるか」ということです。だから人種差別も根本はいっしょです。
100年ほど前の欧米の女性は「自立した個人」として扱われていませんでした。なぜなら「自分に財産権と相続権が無い」状態だったからです。財産権がなければ、自分のお金が自分のものになりません。今のイスラム女性同様、働いたお金の管理は夫または父親、じゃなければ身内の親族男性が管理したのです。だから自立した生活もできなければ、自立した個人として扱われることもありませんでした。これはまさしく女性差別であるといえます。
ちなみに、欧米を含めてほとんどの国が、今でも家庭の根幹である家計費は男性の管理、共働きなら共同口座で両方で管理しています。


これが変化し始めたのは第一次世界大戦で地元で仕事をする男性が減ったためです。たとえば郵便局員や路面電車の運転手などに女性が進出し、男性同様に働き社会を維持することができたのです。これにより女性たちは「保護されるのはもういい。自分たちも男性並みに自立した個人として扱え」ということになったわけです。

その結果、女性にも財産権と相続権が認められ、選挙権なども与えられることになり男女の社会的な役割が平等になっていきました。

ここには男女平等の大前提があります。それは「自立した個人である女性は、個人として認められる代わりに男性と同等の義務を果たす」ということです。

そして日本にも男女平等の波がやってきてました。そこでボタンのかけ違いが起きます。
日本は欧米とちがって、そもそも男女平等の国であったからです。日本女性には財産権や相続権が律令時代から認められていましたし、社会的な役割も男女の違いはあっても欧米のような差別はなかったからです。

そこがまず違いの第一です。

そして現在の日本では「女性は保護するものである」という観念が男女ともに強いといえます。
ですから、女性を保護するために「男性を排除する」のは良いことである、というのが日本の多くの人々の考え方になります。逆はありません。なぜなら「強い保護側の男性は被保護に値しないから」です。

日本の場合、母子家庭と父子家庭の優遇に差があったり、DVで男性の相談窓口がなかったり、女性専用車両がまかり通るのは、すべて「女性は保護すべきもの」だからです。

欧米の概念は「男女は平等」です。ですから「女性を保護する」という考え方はしません。なぜなら「自立した個人は男性と同等」だからです。保護を受けるということは保護する側があるわけで、子供なら大人が保護者になります。

では女性を保護するのは?
当然に男性で、保護されるということは「平等ではない」ということになります。

こうなると保護者が男性で被保護者が女性という優劣関係が生まれてしまいます。日本は女性と男性が平等といいながら、どちらも不平等である、という無自覚な状態なのです。

こういう視点もあります。
http://beinspiredglobal.com/female-only-train-di …
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

欧米が発祥の男女平等の大前提
>自立した個人である女性は、個人として認められる代わりに男性と同等の義務を果す…
>欧米の概念は「男女は平等」です。ですから「女性を保護する」という考え方はしません。

日本での発想
>現在の日本では「女性は保護するものである」という観念が強い…
>女性を保護するために「男性を排除する」のは良いことである、というのが多くの人々の考え方になります。

など、とても解り易いです。

「保護する側」と「保護される側」では、優劣関係がありますね。

これで、

>日本の場合、母子家庭と父子家庭の優遇に差があったり、DVで男性の相談窓口がなかったり、女性専用車両がまかり通る

理由がはっきり解ります。

リンク先の『「女性専用車両」が海外に「輸出」できなかったワケ』も読ませていただきました。

>あまり知られていないかもしれないが、思わぬところで日本は「性差別」をする国であると他国から思われている。
>女性にだけ与えられる特別な優遇も、「特別視」という形で女性を「差別」をしていると見ることもできる。

“女性であることを理由に優遇する”=“女性を男性と同じ一人の人間と認めていない”、ということですね。

>日本では、「女性優遇」に対する反対の意見は多くはない。もし出たとしても、女性優遇に対する「男性差別」というところに留まってしまう程度だろう。

この質問がそうですね。

>男女平等社会の実現がなかなか進まない日本。女性への待遇が日本で定着していることも、その原因の一つなのかもしれない。

目から鱗(うろこ)が落ちる解説です。

お礼日時:2017/03/22 16:26

女性を排除すると「差別だ!」と大問題に。


一方男性を排除しても無問題なのはなぜ?
  ↑
御指摘の通りで、男は強者で、女性は弱者だ
という建前になっているからです。

しかし、やはり質問者さんが鋭く指摘している
通り、弱者、強者が理由なら、男女ではなく、
弱者、強者で区別するのが筋です。

男にも弱者はおりますし、女性にも強者は
いますから。


つまり、男女平等という思想に問題があるのです。

これは本来は、男女の間に本質的な価値に違いはない
という意味ですが、
実際の社会で運用されると、女性優遇になって
しまいます。

社会主義と同じです。
思想は良いのですが、実際の社会に当てはめると
悪く運用されてします。
社会主義が産んだのは独裁と貧困と大逆殺
でした。

実際の社会に当てはめて悪い結果が出るような
思想は、内容がいかに素晴らしくてもそれは
間違った悪い思想なのです。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答ありがとうございます。

>質問者さんが鋭く指摘している通り、弱者、強者が理由なら、男女ではなく、弱者、強者で区別するのが筋です。
>男にも弱者はおりますし、女性にも強者はいますから。

ありがとうございます。(日常、認めていただくことがほとんどないので)
[補足]で、『(経済的な面だけでなく)生活困窮者に対する保護制度も、“個別の困窮度合いに応じて”よりも“女性・母子家庭”だから手厚く保護、“男性・父子家庭”は無視、という国の施策は行き過ぎです。』と書いたように、国の施策は筋が通らないです。

>男女平等という思想に問題があるのです。
>本来は、男女の間に本質的な価値に違いはないという意味ですが、実際の社会で運用されると、女性優遇になってしまいます。

後半の『女性優遇になってしまいます。』は現実にそうなっていますから、おっしゃる通りでしょう。
前半の『男女平等という思想に問題がある』は、私の意見と異なるかもしれません。

しかし回答者様の、多くの質問への回答を拝見すると、“ブレない・思いつきのひと言回答をしない”という点で、尊敬します。

>実際の社会に当てはめて悪い結果が出るような思想は、内容がいかに素晴らしくてもそれは間違った悪い思想なのです。

『女性が得をするのはいいことだ』と、テレビで堂々と発言する女性芸能人がいました。その女性芸能人にとっては、“良い結果が出ている”のでしょう。

お礼日時:2017/03/22 10:32

>男性が決めているから、“男性排除・男性差別”に寛容な世の中になる、という理屈が解りません。



意思決定権を持つ人がそういう判断をしたということですから。
他の男性からのバッシングが懸念されるなら、そういう判断は下さないでしょうし。
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この手の問題が出て来ると、いつもこういう質問が繰り返されますね。



答えは単純です。男性優位に社会が進んできたからってことです。ミクロに反論しても意味がありません。マクロには歴史の事実だからです。

そもそも世界中で、もともとゴルフ場は男性しか会員になれず、ビジター制度もない時代はプレーさえできなかったのです。しかも白人のみ・・・という時代も長かった。黒人もOK、女性もOKという、差別の排除と、権利の獲得の歴史の流れがあるわけです。

トランプが差別主義者のため、ターンベリーは全英オープン開催から外されていますし、マスターズのオーガスタもタイガーが出るまで、黒人はクラブハウスに入れなかった。解放はつい最近のことなのです。そんな中で、いまどきオリンピック開催の超名門コースで、同じ話があったから問題になったってことです。

いくらでも反論はあるでしょうね。男性が強かったのは今は昔かもしれません。質問者の反論も、論理的には正しいめんもある。しかし積み上げられた差別の歴史を考えれば、いくら質問者が例を上げたとて、社会のほんのちっぽけな反例を挙げたに過ぎないぐらい、過去の男尊女卑の累積感情は根深いと思いますよ。

ただ、企業のセクハラなどは、すでに女性が男性にするものも定義されていますし、これからどんどん変わっていくでしょう。男性のみの車両も出来るかもしれない。しかし、社会の意識というのは、累積した過去の重みによるわけで、すぐには劇的な変化はないと思います。

なお、レディースセットやら、女性だけのフィットネスは、全然話が違います。自由主義の中、セグメントごとに、優待サービスを設計し、ビジネスを拡充するのは自由です。レディースセット食わなくても、なにもこまらないし、代替品はいくらでもある。男女が入れるフィットネスもいくらでもあるので、差別とかとは次元が違う。そういう話と、ゴルフの差別の歴史からくる、女子会員の話を並べると、まったく筋違いで、問題の混同です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私の意見に反対の方もおられることを承知で投稿しました。

>差別とかとは次元が違う。
>まったく筋違いで、問題の混同…

うーん。自由主義経済では、どのような顧客にどのような価格でサービスを提供するか、どのような人を排除するかは、経営者の自由です。

当該のゴルフ場は、税金で運営されているわけでも、税金の補助を受けているわけでもなく、むしろ税金を納める立場です。
自由主義経済の原則の例外ではないと思いますが。

“経営者の自由”ではあっても、“社会的な非難”から逃れることはできません。
その“社会的な非難”が、“男性排除・男性差別”には寛容…、ということです。

お礼日時:2017/03/22 07:49

ただの商売レディースデーとか!男は金使わないし!男性専用車両むさ苦しいだけだし!男限定サービスねー、なんかエロくね!

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