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▲ (ストラディバリウス負けた!聴衆は現代製に軍配) ~~~~~~
読売新聞 5/9(火) 7:42配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-0005 …

【ワシントン=三井誠】 数億円の値段がつくバイオリンの名器「ストラディ
バリウス」と、現代のバイオリンの演奏を聴衆に聞かせると、聴衆は現代のバ
イオリンの方を好むとする実験結果を、仏パリ大などの研究チームがまとめた。

論文が近く、米科学アカデミー紀要に掲載される。
 
このチームは5年前、ストラディバリウスと現代の楽器を弾いた演奏家でも、
音の評価に大きな差がなかったとする研究を同紀要で発表している。チームは
今回の研究で「バイオリンの作製技術が上がったのか、あるいは一般に信じら
れているほどの音色の違いがなかったのかもしれない」とコメントしている。

実験は、パリ郊外と米ニューヨークのコンサートホールで、音楽の批評家や作
曲家などを含む聴衆計137人の前で行った。ストラディバリウス3丁と現代
のバイオリン3丁を、演奏者にはどちらのバイオリンかわからないようにして
ソロで弾いてもらい、どちらの音色がよく響くかなどを、聴衆が評価した。
~~~~~~~~~~~~~
☆ この種の実験は ほかにもあったようです。

ストラディバリウスは 音色がちがっていて やわらかい感じを持って聞いた
経験があるのですが 実際には どうなんでしょう?

A 回答 (7件)

聴覚というのは視覚と比較すると、その聞こえようがものすごく主観に左右されます。



ただストラディバリウスという楽器はそういった主観の範囲を超えて確かに良い音がするということで
特にここ半世紀ぐらいはストラディバリウスに如何に近づけるかが研究に的であって
中にはスーパーコンピュータで楽器をあらゆる箇所から分析したりしたそうです。
それだけ人智を尽くせば負けない楽器が生まれるのはある意味必然でしょう。今回のニュースはその成果でしょう。
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この回答へのお礼

あぁ そういう成果なんですか。――と思った途端 別の考えが
思い浮かびました。

ご回答をありがとうございます。

というのは それだけストラディバリウスに学び倣ったというの
であれば 聴きくらべをしたときには その現代製は 似通って
いるという評価が出てもおかしくないですね・・・とです。

ちょっと屁理屈かも知れません。


分析・研究の成果が出ているのであろうとは 思われました。

しゃれた応答はできませんので ご勘弁を。

お礼日時:2017/05/15 20:24

ストラディバリウスで演奏する演者は常々ロマンを感じているでしょうし、


それを知っている聴衆もロマンを感じるでしょう。
デジタルではないのですから聞こえ方は感情に左右されます。
単純な音の善し悪しだけを聞いているのではありません。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

おっしゃること よく分かります。ロマンまでは行きません
が よい音を聞いたという思い出があります。

全体としての受け取り方もあるでしょうし。

ただし:
★ 単純な音の善し悪しだけを聞いているのではありません。
☆ とは言っても その単純な音色などの良し悪しについて
も 評価は――それぞれですが――なされ得ます。

その結果が 現代製に軍配ということのようです。このあた
りを さらに突っ込んで解説していただければとは思いまし
た。

お礼日時:2017/05/15 20:29

こんばんは!



この手の実験は、バイアス(先入観)が掛かっているか、いないかで結果に差が現れますね…。

事前にストラディバリウス(名器=良い音)とアナウンスされた場合と、事後に明かされた場合だと、明らかに後者の方には、バイアスが掛かっていないので、フラットな状態で音を純粋に聴くことができます。

ワインや日本酒の利き酒もしかり、牛肉なんかもそうですね…。普通の牛肉をブランドと偽っても、美味しく感じてしまったりと、人間の感覚は、バイアスによって、いかようにも左右されます!

参考になれば、幸いです!(^o^)丿
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ 事前にストラディバリウス(名器=良い音)とアナウンスされた
場合と、事後に明かされた場合だと、明らかに後者の方には、バイア
スが掛かっていないので、フラットな状態で音を純粋に聴くことがで
きます。
☆ ううーん。それほど 先入観や 良し悪しを別として身について
しまった常識に人は 影響を受けますか?

いっそのこと はっきりとこれは ストラディバリウスであるとあや
まりなく知らせて 弾いてもらったらどうか・・・とは考えてみまし
た。

どうでしょうかねぇ。

お礼日時:2017/05/15 21:06

プラシーボ効果かな


他にもAIの開発した音楽は低評価だったり
障害者が作った音楽を高評価にしてみたり
オーディオの世界ではケーブルやハードディスクに拘ってみたり
実際の中身がそこそこであればあまり気にしないのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

あるいは 宣伝効果と言ってもよいのでしょうか。

絵画でも特定の画家を推奨するようですね。

ピカソなどは 最大限の反発をもこなして 推薦し売り出しが
成功したのだとか。

現代製のバイオリンは もうストラドに引けを取らないという
口コミやらがあって 功を奏したということでしょうか。

ちょっと邪推が入りましたが そういう傾向が無きにしも非ず
かも分かりません。


ううーん。いろいろですね。

お礼日時:2017/05/16 10:03

たまたまそういう結果になっから、ニュースになったのでしょうね。



「ストラディバリウスが勝った」実験も多くあるが、それはニュースになっていないだけなのでしょう。

「音」って、多分に「主観的」なものだし、演奏者、場所によっても大きく変わります。2つ並べれば違いが分かるが、時間的に前後して聞くと、意外に違いは分からないものです。
「こっちの方がよい音だ」と思い込んでしまうと、さっきの音がみすぼらしかったような気がするし、今の音が「ちょっとさえない」と思い込んでしまうと、さっきの音が素晴らしかったような気がするし。

オーディオの世界でも、ウン100万円の装置が10万円の装置に負けた、という結果はたくさんあります。なので、いわゆる「オーディオ評論家」諸氏は、絶対に「ブラインドテスト」に参加しませんし、オーディオ雑誌もそういう特集は組みません。ボロが出て実態がばれるから。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ たまたまそういう結果になっから、ニュースになったの
でしょうね。
☆ ということは 別の実験をすれば 別の結果が出るとい
うことですか?


★ 「ストラディバリウスが勝った」実験も多くあるが、そ
れはニュースになっていないだけなのでしょう。
☆ あぁ そういうことですか。

ん? ちょっと待って。別の実験の可能性ではなく すでに
行なわれているはずだという意味ですか。

★ 「音」って、多分に「主観的」なものだし、演奏者、場
所によっても大きく変わります。2 つ並べれば違いが分かる
が、時間的に前後して聞くと、意外に違いは分からないもの
です。
☆ でも 実験だけに限れば 結果は出ているとも言えるよ
うな気がします。レポーターや主催者の側に立つならば。

★ 「こっちの方がよい音だ」と思い込んでしまうと、さっ
きの音がみすぼらしかったような気がするし、今の音が「ち
ょっとさえない」と思い込んでしまうと、さっきの音が素晴
らしかったような気がするし。
☆ ううーん。やはり 《現代製》の側に立つと それでも
今回 結果が出たんだとは言いかえして来るでしょうね。

★ オーディオの世界でも、ウン100万円の装置が10万円の
装置に負けた、という結果はたくさんあります。なので、い
わゆる「オーディオ評論家」諸氏は、絶対に「ブラインドテ
スト」に参加しませんし、オーディオ雑誌もそういう特集は
組みません。ボロが出て実態がばれるから。
☆ ううーん。でも そういう話だと 音色の良し悪しを単
なる面子やプライドの問題に持って行っていませんか?

わいえいちあーる2さんの主観では どうなんでしょう?

お礼日時:2017/05/18 21:29

問題は、「勝った、負けた」では無いと思います。


その様な実験結果が出たとしても、今現在までのストラディバリウスの果たしてきた実践には、何ら関係が無い様にも思えます。
むしろ、プロの方も、アマチュアの方も、ストラディバリウスに肉薄する今日のヴァイオリン制作技術を、歓迎すべき事、ととらえたほうが良いと思います。
名ヴァイオリン奏者、ダヴィッド・オイストラフ、は、大量生産される廉価なヴァイオリンを弾いても名演奏をした、と言われています。
「勝った、負けた」の問題では無く、今日のヴァイオリン制作技術が向上した事を、素直に喜んだ方がよろしいと思います。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ 問題は、「勝った、負けた」では無いと思います。
☆ そうですか。 もちろん そうでしょうね。

いまは ニュースとしての衝撃力がある限りで ほんとうのところは
どうなのか? が知りたいものです。

主観の問題だという基本を基本としたうえでです。


★ その様な実験結果が出たとしても、今現在までのストラディバリ
ウスの果たしてきた実践には、何ら関係が無い様にも思えます。
☆ ふうーむ。

★ むしろ、プロの方も、アマチュアの方も、ストラディバリウスに
肉薄する今日のヴァイオリン制作技術を、歓迎すべき事、ととらえた
ほうが良いと思います。
☆ でも 過去の栄光ではないですよね?

★ ~~~~
名ヴァイオリン奏者、ダヴィッド・オイストラフ、は、大量生産され
る廉価なヴァイオリンを弾いても名演奏をした、と言われています。

「勝った、負けた」の問題では無く、今日のヴァイオリン制作技術が
向上した事を、素直に喜んだ方がよろしいと思います。
~~~~~~
☆ ううーむ。今回の実験の結果には 或る程度 現実性があるとい
うご見解なのでしょうか。

いろんなバイオリン事情を知ることができればと思います。

お礼日時:2017/05/20 15:57

所謂、ブラインド(カーテン)テストで、わりと昔から公開実験のようなかたちで楽器(ヴァイオリン)やオーディオ機器(スピーカー等)の聴き分けに用いられてきました。



工業製品であるオーディオ機器と違い、製作者やその中でも個体差による出来不出来も大きくかつ歴史的にも貴重なヴァイオリンはこのようなテストでは常に興味深く、万人の関心を集めてきた経緯があるようです。

さて、件のストラディヴァリウス(以下、ストラド)と現代の楽器との比較ですが・・・

ある有名な老舗弦楽器専門の楽器商(過去1万本以上の古今のヴァイオリンを扱ってきた)の言葉を借りれば「腕9割、楽器1割の世界」だそうです。
つまり、演奏者の腕=奏者固有の音色・個性を表現するにあたりそれを楽器から引き出すテクニックが重要なのであり、それを助けるのが残り1割ほどである楽器だというのです。
なるほど、名演奏家などは幼いころから日々切磋琢磨し厳しい練習に励み、プラス生まれ持った才能も手伝ってコンサートやCDで聴けるあの音を出せるのです。
これは天才は99%の努力と1%の閃きという有名な言葉どおり。そして、完璧で素晴らしい腕に相応しい表現力ができる楽器を必然的に求めるのですね。それが名器といわれる17~18世紀のストラドやガルネリ・デル・ジェス(デルジェス)を頂点にした著名楽器群と言われています。この両者はヴァイオリンという楽器の黄金時代を築き、その形・音いずれも歴史的に見て頂点を極めた名工の名器に違いありません。

では、それに対し現代(近代)の製作者が作る楽器はどうでしょう?
結論から言って、ストラドやデルジェスに十分対抗出来る楽器は存在すると思います。
具体的な製作者名はここでは省きますが、例えば、オイストラフ、メニューイン、アーヨ、アッカルドといった著名な名演奏家やわが国の某ヴァイオリニストなども近代、現代の楽器を愛用し、実際にコンサートや録音でも使用しています。
但し、彼らがストラドやデルジェスといったこれらの中でも屈指の名器を所有し、愛用していた(いる)のは勿論です。
やはり、素晴らしい楽器であることは事実であり、古今の大作曲家たちの素晴らしいヴァイオリン音楽を表現・演奏するのにこれ以上のものはないのでしょう。
これらの楽器の歴史的価値、それに伴う貴重さゆえに美術品・絵画並みにとてつもなく高額であり、しかし、国家や財団が芸術のために特に彼らに終生貸与した例も内外数あります。

古い楽器と新しい楽器、この両方を持ち合わせている演奏家は普通に沢山います。
前者と後者をそれぞれ、枯れて柔らかく優しい音、みずみずしく反応に優れ健康的な音、というふうに捉えて楽器を作曲家・曲目により使い分けているのも表現上ごく自然のことです。尚、ストラドとデルジェスの両方を持っていた(いる)幸せな演奏家もいますし。

何より、名器を所有するというのが一流演奏家の証、そして夢であり=「いつかはストラディヴァリウスを・・・」、ブランド力というか、所有することにより本人の絶大な精神的支えになり、下世話な話ですが集客の大切な要素にもなります。
プログラムやCDジャケットに「17○○製ストラディヴァリウス使用」と書けば演奏家と同時に楽器にも自然とに関心がいきますよね。
特に欧米では名器所有はわが国以上に昔から多大なステータス性を持っています。(わが国以上に完全に階級社会ですので)
ですから、プロフィールなどにもまず名器といわれる古い楽器を一番に挙げ、サブとして近代・現代の著名製作者の楽器も所有というのが一般的です。

本来の質問の趣旨に戻ります。
実はこのようなブラインドテストでは実は微妙な問題が含まれています。

具体的に、
・ストラディヴァリは生涯数百本のヴァイオリンを製作。現在、世界中に存在する彼の楽器の中でも名器といわれているのはその中でもごく僅か。それらは代々、名演奏家から名演奏家へ、名家から名家へ、コレクターからコレクターへと渡っていき、まずこのような一般的な場所に出ることはない。

・だからこのような所に出るのはストラドの中でもまあ普通~それほどでもない出来の楽器か・・・また彼には二人の息子がいてそれぞれいい楽器を残してはいるが父を超えることはなかった。彼ら、または弟子の手による楽器に父親のラベルを貼ったものや後世になって全く他人が作った古い楽器にラベルを貼った贋作など、疑えばきりはない。

・楽器そのものはよしとして、演奏者が名手・一流でなければテスターや聴衆の聴き慣れてる所謂「ストラドの音」に聴こえない可能性も。せっかくの名器も可哀想。また、演奏者と楽器の相性もかなり重要で新しい楽器は鳴らせても古い楽器からは持ち味は引き出すことが出来なかった。テスト当日、演奏者はこの現代の楽器が手に馴染みいい音が引き出せた。

・このテストでのそれぞれの楽器の出来と純粋な音の評価はそもそも現代のものの方に最初から軍配が上がっていた。
仮に優れた個体のストラドと演奏者の場合、当然そちらに勝ちがあったかと。

等々・・・

というわけで結論は出ませんが、こういった考え方もあります。
作られてから300年も経っている楽器です。いくら名工が名器を作ろうとも経年とその間に修復を繰り返す内に、この先やがては朽ちてくるのは目に見えています。
そうなればそれに続く第2第3のストラド、デルジェスと云われるその次の年代の楽器たちがそれに取って代わるでしょう。また、現代の名工が作った楽器もいいものは残りやがては価値が出てくるのでしょうし・・・

ただし、はっきりと言えることは、
名器というものは誰が弾いてもある程度、素晴らしくいい音が出るものなのですね。(注:誰=一応、一定の演奏レベルを持った人)
これは古い・新しいを問わずです。
しかしながら、「ストラディヴァリウス」というブランド=付加価値が付くと誰しもその神秘的な魔力にかかり、他を排斥しがちな風潮にこのようなテストは科学的・客観的な観点から極めて意義のあるものではあると思われます。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございます。

★ 「腕9割、楽器1割の世界」だそうです。
☆ これは 意外ですね。つまり 腕がよければ よほどの悪質のものでなけ
れば うまく弾けて きれいな音が出せるとなりますね。

ここに 次のご指摘をはさみます。
★ 名器というものは誰が弾いてもある程度、素晴らしくいい音が出るものな
のですね。(注:誰=一応、一定の演奏レベルを持った人)
☆ 9:1の割り合いは 流動的なんですね。

★ これは天才は99%の努力と1%の閃きという有名な言葉どおり。
☆ いま ツッコミを入れようとするのは 質問の主題から離れて この諺だ
けに絞ってのことですが いくつかの解釈があり得るのではないか。

つまり 1%のヒラメキというのは それを得て ほかのすべての努力を――
以前のものも・あとのものも――裏打ちし得て すべてをみちびく。・・・と
いった解釈も出来るのでは? と。

つまり その数字の割り合いには こだわらないほうがよいのではと。




★ では、それに対し現代(近代)の製作者が作る楽器はどうでしょう?

★ 結論から言って、ストラドやデルジェスに十分対抗出来る楽器は存在する
と思います。
☆ というご見解なんですね。

たぶん いまの問題は 対抗から超えたのか? だと思います。質と量におい
てじゅうぶん超えたか。

そこんところについて 細かく知りたいとは思いました。

歴史ないし演奏〔家〕にかかわる事情を いくつか説明してくれました。割愛
することになりますが。




★ 本来の質問の趣旨に戻ります。 / 実はこのようなブラインドテストでは実
は微妙な問題が含まれています。

具体的に
・ストラディヴァリにも名器とそれほどでもないものもある。名器で実験した
か? の問題。

・そして 演奏者の腕の問題。

・実験の方法の問題(★ このテストでのそれぞれの楽器の出来と純粋な音の
評価はそもそも現代のものの方に最初から軍配が上がっていた。・・・と)。



★ しかしながら、「ストラディヴァリウス」というブランド=付加価値が付
くと誰しもその神秘的な魔力にかかり、他を排斥しがちな風潮にこのようなテ
ストは科学的・客観的な観点から極めて意義のあるものではあると思われます。
☆ ううーん。そちらの方へ持って行くのも どうでしょう。

お礼日時:2017/05/21 20:09

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