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宗谷海峡の真下に鉄道トンネルが出来て、宗谷線と樺太鉄道が接続できるようになる可能性は今後ありますか?

A 回答 (7件)

こんにちは。


鉄道会社で電車運転士をしております。

実現可能性ですが、限りなくゼロに近いです。

⚪日本とロシアは平和条約を結んでいない。
⚪ロシアのサハリン州は人口減少の一途で、全体でも人口は50万人弱。ガス以外に産業も乏しい。
⚪欧州(1,435mm)と、ロシア(1,520mm)と日本(1,067mm)でレール幅が異なり、コンテナを積み替えるか、フリーゲージトレインでないと直通運転が出来ない。
⚪宗谷本線名寄駅以北は、利用客減少に伴い廃線も取り沙汰されています。JR北海道は単独維持困難路線に指定してる現状です。
⚪宗谷本線の信号システムは、既に貨物列車が走らない前提に、維持費低減の為に改修されており、再度貨物列車を走らせるには信号システムの改修が必要になる。
⚪そもそも船便の方が安い。

この話は、ロシアの極東エリアの経済活性化の為にプーチンが考えていることで、上記の通り日本にはメリットが無い話なのです。
だから、日本の国土交通省や鉄道会社からはこの話が聞かれないのです。
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この回答へのお礼

先日は素晴らしいご回答ありがとうございました。お久しぶりです。他の方の意見でも、そもそも宗谷線の存続が危ういことがわかりました!なのでトンネルが作られる可能性は限りなく低いですね。青函トンネルや関門トンネルとは少し違う問題が宗谷海峡トンネルにはありますね。詳しく教えていただき、ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/31 16:47

道民です。

ニュースで、シベリア鉄道と宗谷本線を繋げる構想があるというのを見ました。

ですが、現実化される可能性は低そうです。
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この回答へのお礼

もしシベリアと繋がったら、札幌からモスクワまで寝台特急とかで行けそうですよね!ほぼ妄想レベルの話ですがね!

お礼日時:2017/05/31 22:23

限りなくない理由をもう1つ追加。


こんな構想ご存知ですか?

現実となる北極海航路
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/195160.html
北極海航路による貨物輸送の将来性とは?
http://www.ms-ad-hd.com/mirai/msad_kisoken/hokky …

サハリンの市場規模が小さすぎて日本側にほぼメリットもなく、宗谷本線の将来性は既出の通り。

ユーラシア大陸への貨物輸送に関しては、サハリンなんてすっ飛ばして、
航空便で採算が合わないものは、北極海航路で運ばれる日も遠くなさそうです。
少なくとも宗谷海峡にトンネルを掘る予算と工事が具体化するよりは遥かに早く現実性も高いです。
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この回答へのお礼

北極海航路で運ばれるようになったら、サハリンを経由する必要はないんですね!宗谷線が廃止寸前のことも考えるとやはりありえない話ですね〜。ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/31 22:19

その前に宗谷本線名寄以北が廃止になる可能性の方が


高いね。
https://response.jp/article/2016/11/18/285616.html
トンネルに接続する路線自体が廃止検討対象ですわ。
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この回答へのお礼

宗谷線って単独維持が困難な路線なんですね。以外です。知らなかったです... 宗谷線自体が廃止されてしまったらそれ以前の問題ですね。ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/30 20:08

No2氏の話は理に適っていると思います。



が、実現性となると二つの問題を解決しなければなりません。

一つ目は、領土問題と平和条約の締結。
日本の主張は、4島一括変換。安易な妥協案は有り得ません。

次ぎに、ゲージの違いです。
樺太は、日本の占領時代に建設されたので、1067mmの狭軌。
バム鉄道は、特殊ゲージの1520mm。欧州は標準軌で1435mm。
コンテナで2度の積み替えが必要。

と言う事で、相当に世界情勢が変わらない限り、可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
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この回答へのお礼

げ、ゲージの幅がバラバラなんですか...そうなると、せっかく繋げてもコンテナを積み替える手間が発生してしまいますね〜。結局可能性はかなり低いですね...ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/30 19:19

実現可能性は低いですが、ゼロではありません。



まず、中国からヨーロッパまでつなぐ鉄道、というか輸送ルートが構築されつつあります。まだまだ、安定したルートにはなっていないようですが、それでも週に3往復するぐらいのものになっています。

このルートをつかうと、北京からドイツまで16日程度、船便だと30日程度ですから日数もコストも格段に減らすことができます。

中国はこのルートを「新シルクロード」とか「一路一帯構想」などと呼んで、経済発展の起爆剤にしようとしていますし、かなりの部分をロシアの領地を通るため、ロシアもシベリア開発の手段にして、途中からロシア領内を通って太平洋のウラジオストックまで抜けるルートを開発しそこから船便で各地に輸送する計画も持っているようです。

これらが成功し、ユーラシア大陸の東西がつながるようになると、日本はかなり不利になるでしょう。それを少しでも解決するには、宗谷海峡トンネルと間宮海峡に鉄道路を設けて、北海道から樺太を通りシベリア鉄道と連絡するのがよいわけです。

これにはもう一つ韓国から九州までトンネルでつなぐ方法もあるのですが、北朝鮮があるかぎりそこで線路が切れてしまうので、どちらの実現可能性が高いか、というと微妙になります。

いずれにしても新シルクロード鉄道輸送がうまく行けば、日本もある程度これに参加せざるをえなくなるでしょうから、そのような事態になれば、宗谷海峡トンネルなども着工する可能性はある、といえます。
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この回答へのお礼

「新シルクロード」という構想があるんですね〜。初めて知りました!もしその構想が成功したら、日本の鉄道をヨーロッパへ繋げる可能性はあるという事ですね〜。ありがとうございます!

お礼日時:2017/05/30 19:08

ロシアはそのような案があるようですが金は日本、所有運営はロシアという腹黒さ。


ロシアの腹黒さと強欲を考えればとりあえず100年はないでしょう。ロシア人が賢くなり法治公平公正を理解すればあります。
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この回答へのお礼

へ〜。ロシアって以外とせこいですね〜。北方領土も占領してますしね!ロシア人が賢くなってくれるのを待ってみます。

お礼日時:2017/05/30 18:03

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