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先日オーディオ店でシーメンスの茶ベースEL34が、販売されていまして、シーメンスの茶ベースはネットで、調べても、見当たらないし、私自身も初めて見たのですが、本物か判断出来ないため、購入に ふみきれませんでした、シナ管の可能性もあるため、やはり手が出せないです、どなたか詳しい方、見分け方など、ご教授お願いします

A 回答 (1件)

茶ベースのEL34シーメンス管なんてありません。

偽物です

シーメンスは1980年代初期に一般の真空管製造はやめて業務用の特殊管以外造っていません。これ以降シーメンスブランドを付けて売られていたのは旧東ドイツRFTのOEMです。

EL34(6CA7)は主に4タイプくらい?
通常管・・・ベースと管の直径が同じ(日本の松下製、英ブライマー、チャイナ管、オリジナルのフィリップス)
細管・・・・ベースの内側に管が収まっている(テレフンケン、ソブテックなど)
太管・・・・電極が6550と似ていてビーム菅構造
チェコ管・・・管の頭が丸くガラスの色が青や赤などカラフル

私は松下、ブライマー、ソブテック、スベトラーナの6CA7(EL34)を使ってみましたが音の差はほとんど感じませんでした。(たいしていい耳もってるわけではないですが・・・)ロシア製真空管がいくらか落ち着いた様に感じましたがたぶん気分でしょう。
太管は電気的には細いタイプとほとんど同じですが、音は全然違って6550(KT-88)とそっくりです。最大出力も6550とほとんど同じでした。(同じアンプで条件が同じだと細EL34は55W、太EL34は73W、6550は75W、UL接続)

チャイナ管は使ったことありませんがEL34はギターアンプに大量に使われていていまでもあちこちで生産されているので値段の安いほうからいろいろ試してみるのがいいでしょう。日本の松下製が入手できればいいのですが......高いですよね。
シーメンス、テレフンケンなどヨーロッパ管はあまりお勧めできませんね。ブランド名だけで異様に値段が高いし、多くが冷戦時代に東ヨーロッパの国で造られたOEMです。極端に寿命が短かったり定格より低めに使ってもプレートが赤熱したりよろしくありません。
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この回答へのお礼

かなり詳しく教えていただき、助かりました、ありがとうございます

お礼日時:2018/01/20 08:47

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