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音楽の楽譜についてです。
付点二分音符=二分音符とはどういう意味でしょうか?
前は4分の3拍子でした。
その言葉通りに解釈すると、最後の二つの8分が余ってしまいます。
どなたか私に教えてください。お願いします。

「音楽の楽譜についてです。 付点二分音符=」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • と、いうことは、この8分はそのまま演奏し、二分音符がでてきたら、三拍伸ばすということですか。

      補足日時:2018/03/06 23:35
  • ありがとうございます。
    8分はそのまま何も変えずに刻めばいいか、ということです。

      補足日時:2018/03/06 23:45
  • 分かりやすく説明ありがとうございます。
    全てをベストアンサーにしたいのですが、それはシステム上不可能ですので、選ばせていただきました。

    皆様の教えをもとに、練習に励みたいと思います。ありがとうございました。

      補足日時:2018/03/07 23:25

A 回答 (5件)

この楽譜の書き方はひどいです。


前の回答者の方たちも混乱していらっしゃるようですが、
これは楽譜を制作した人が悪いので、
こんな書き方は、非常識、非実用的です。

混乱しないように、先に結論を書いておきますが、
これは、この小節からテンポが少し早くなる、というだけの意味で、
具体的には、その前の4分の3拍子の箇所より、1.5倍はやいテンポになります。
8分音符が余るとか、2分音符が出てきたらどうなるとかいう話ではなくて、
ただテンポが速くなるだけです。
なぜ1.5倍という計算になるかは、一応このあとに説明しますが、
かなりややこしい話になるので、どうしてもわからなければ、
とりあえず1.5倍の速さになる、とだけ考えておいてください。
パート譜だと思いますが、指揮者が優秀な大人ならわかっているはずです。
指揮者が中学生や高校生だと、ちょっと難しいかもしれません。

音価の違う二つの音符、ここでは付点2分音符と2分音符ですが、
これが「イコール」の記号(=)を挟んで並んでいるときは、
そこまでのテンポの速さと、そこからの新しいテンポの速さの比率を示します。
その場合、書き方が二通りあって、それぞれの書き方で、音符の順番が逆になります。
この規則は、ちゃんとした楽典の本や楽譜の書き方の本なら載っていると思うのですが、
たぶん知らない人が多いのではないかと思います。
文章で説明だけで説明するのは無理なので、画像で譜例を示します。

まず一つ目の書き方は、この写真に出ているのと同様、
イコールで結ばれている二つの音符が、「両方とも小節線より後に書いてある」場合です。
本当はこの場合、文字による速度表記のあとにカッコ入りで書くのが標準的なのですが、
この楽譜では前に書いてあり、それがまた誤解のもとになっています。
下に添付した譜例の一番上の書き方が、標準的な表記法です。
そして、この書き方の場合、先に書いてある方の音符の音価はその小節以降に、
あとに書いてある音符の音価は、その前の4分の3拍子の小節までの部分に対応します。
先に書いてある方の音符が前の小節に、ではないんです。
これは決められた規則で、守らなければいけません。
つまりこの書き方の場合、4分の4拍子になってからの付点2分音符の演奏にかかる時間の長さと、
その前の4分の3拍子の小節までの部分での2分音符の演奏にかかる時間の長さが等しいことを意味します。
このように書くと、そんな変な音価の比較は不自然だ、と思う人が少なからずいると思いますが、
そのとおり、おかしいのです。普通はこんな書き方はしません。
この点についてはあとで書きます。

もう一つ別の書き方は、=の記号を小節線の真上に書き、
その左側の音符を前の小節の上に、右側の音符をあとの小節の上に書く方法です。
下の画像の2段目の譜例がそうです。
1段目の楽譜と見比べてもらうとわかりますが、
1段目では付点2分音符が=の前に書かれていますが、
2段目では=のあとに書かれています。
書き方は違いますが、1段目の楽譜と2段目の楽譜の意味することは全く同じです。

このように、二つの異なる音価の音符を、=を挟んで並べて書いてテンポの比率を示すのは、
本来、パッと視覚的に見てテンポの関係がわかりやすくなるようにするためなのです。
ところがこの例では、4分の3拍子中の2分音符の長さと、
4分の4拍子中の付点2分音符の長さが同じという、
何とも中途半端な音価の比較になっていて、これではすぐに感覚的に把握するのは無理です。
その前の小節までが4分の3拍子で、そこに付点2分音符が書いてあれば、
付点2分音符は4分の3拍子の1小節分だと解釈したくなるのが道理です。
ところがそこには、「A bit faster」と英語の速度標語があり、
これは「もう少し早く」という意味です。
4分の3拍子での付点2分音符の長さと、4分の4拍子になってからの2分音符の長さが同じとしてしまうと、
テンポは逆に遅くなってしまい、A bit fasterという指示と逆になってしまいます。
ですから、やっぱり本来の書き方の規則通り、
4分の4拍子になってからの付点2分音符の長さと、
その前の小節までの2分音符の長さが同じになると読まざるを得ません。

なぜこんな書き方をしたか、本当の理由はわかりませんが、
より適切な書き方を知らなかったか、知っていても書けなかったか、
書くのが面倒で手を抜いたか、このうちの一つ、または複数の理由によるでしょう。

このテンポの変化の比率だと、前の4分の3拍子の小節までの部分に、
4分音符を3等分した3連符(8分音符×3)があると仮定したとき、
その「3連符中の8分音符一つ」の長さと、
4分の4拍子になってからの「普通の8分音符」が同じ長さになります。
このことを示す表記法が、下に添付した楽譜の3段目に書いてあります。
この書き方もわかりにくい、と思うかもしれませんが、
少なくとも音楽の現場では、このケースの場合はこのように書いてもらった方が、
指揮者もテンポの相関関係がすぐにつかめ、瞬時に棒の降り方がわかるため、実用的なのです。
ただ最近は、楽譜はすべてパソコンソフトで制作されるようになっており、
この表記法は、楽譜制作ソフトの標準的な機能だけを使っていたのでは書けないのです。
裏技を使って、手間と時間をかけなければできません。
もしその方法を知らなければ、苦肉の策として、
写真に写っているような書き方をするしかなかったと思います。
あるいは、そこまでやりたくなかった、時間がなかった、ということもあり得ます。
残念ながら、楽譜をパソコンで制作するのが普通になってから、
従来はあり得なかったような変な楽譜が出回るようになりました。

結論ですが、前の4分の3拍子中の4分音符2個分と、
4分の4拍子になってからの4分音符3個分の演奏時間が等しくなるので、
テンポは1.5倍になります。譜例の一番下に、
例として二つのテンポを仮定して書いておきましたが、計算は以下のようになります。

4分の3拍子の小節のテンポが、4分音符=60の場合、
これを、2分音符を単位とするテンポに書き換えると、
60÷2=30、つまり、2分音符=30のテンポです。
この長さと、次の4分の4拍子になってからの付点2分音符の長さが同じになるので、
そこからのテンポは、付点2分音符=30に相当し、
付点2分音符は4分音符3個分なので、30×3=90、
したがって、新しいテンポは4分音符=90ということになります。
60→90、つまり、1.5倍です。

同様に計算して、4分の3拍子の小節のテンポが、4分音符=80の場合は、
80÷2×3=120で、新しいテンポは、80の1.5倍に当たる120になります。

以上、なるべくわかりやすく書いたつもりなのですが、それでもややこしい話です。
どうしてもすぐにわからなかったら、とりあえず単純に、
そこからのテンポは、その前までのテンポの1.5倍になると考えて、メトロノームを使ってください。
「音楽の楽譜についてです。 付点二分音符=」の回答画像5
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音楽(楽譜)は数学です。



例えば、四分音符=メトロノーム指示100だとして、途中でこのように「四分音符=付点四分音符」と出てきたら、

*決まり事*この指示がある場合のみの公式

四分音符=メトロノーム指示100
四分音符=付点四分音符
ゆえに
付点四分音符=メトロノーム指示100
となります。

メトロノームがなくても同じです。


この画像によると、あなたがこれまで二分音符の速度をxの速さで、カウントしていたとします。

二分音符=あなたの速度=x
二分音符=付点二分音符
ゆえに
付点二分音符=あなたの速度=x


本題:
あなたがこれまで、付点二分音符分に使っていた速度xが例えば8秒だとすると、八分音符1つは1秒で数えていたことになります。

この指示の後は

付点二分音符=これまでは八分音符8個分=8秒=これをこのあとは、これまでの二分音符分の長さyにする

つまり

ここからの二分音符分の長さz=これまでの八分音符8個分の長さ



これらを乱暴に説明すると、これまでより拍の数え方が速くなる。
変わるのは音符の数ではなく、それぞれの音符の拍の長さです。
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>8分はそのまま何も変えずに刻めばいいか、ということです。



おそらくなんですが、37の前と後で八分音符の長さは変わると思いますよ。
八分音符6つぶんのテンポが、八分音符4つぶんのテンポになるんですから。

仮に37の前が付点二分音符=60であったなら、37の前は60のテンポに八分音符を6つ入れることになり、37以降は60に4つ入れることになるのではないでしょうか。
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>と、いうことは、この8分はそのまま演奏し


「そのまま」とは?

>二分音符がでてきたら、三拍伸ばすということですか。
37以降、一小節を何拍で振っているかによります。
四拍で振っているなら三拍ですが、一小節二拍で振っているなら違ってきますよね?
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37までの付点二分音符と、37以降の二分音符が同じ長さですよということです。

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