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今、授業でローマをやっているのですが、
私はプリントでリキニウス=セクスティウス法だと書いてあったのでそうだと思っていたのですが
資料集、教科書ではリキニウスーセクスティウス法という風に書いてあって
ネットでは、リキニウス・セクスティウス法っていうのもあり
どれが正しいんでしょう?
また、人名だと=をつけたりといった法則ああるんですか?
例/ウォルフガンク=アマデウス=モーツアルトみたいな
本では、ウォルフガンク・アマデウス・モーツアルトてなってました

A 回答 (2件)

公式の規範といえる平成3年内閣告示「外来語の表記」では、複合語のつなぎ符号の使い方を定めず、各分野の慣用に従うものとしています。


それまでの事実上の規範であった昭和29年国語審議会報告「外来語の表記」でも、つなぎ符号の使い方は留保しています。

現在は「・」(中点)でつなぐ/区切るのが通例になっています。
公用文や学校教科書、新聞・テレビなどのマスコミも同様です。

「=」でつなぐ例は、学校教科書の外国地名の書き方で「短いつなぎ符号」として規定されていたようですが、現在の外務省の公式表記は「・」になっています。

「-」(ハイフン)でつなぐと定めたケースは見たことがありません。
外来語表記の長音符号「ー」と区別しにくいので、使わないほうがよいと思います。


以下、参考情報。
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「外来語の表記」(平成3年6月28日 内閣告示第2号)

8 複合した語であることを示すための,つなぎの符号の用い方については,それぞれの分野の慣用に従うものとし,ここでは取決めを行わない。
〔例〕 ケースバイケース  ケース・バイ・ケース  ケース-バイ-ケース
    マルコ・ポーロ  マルコ=ポーロ

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「外来語の表記」(昭和29年3月 国語審議会総会 術語表記合同部会 報告)

(文部省調査局国語課 注記)
 国語審議会において議論されたように,原語で二つ以上のことばがいっしょになったもののつなぎ符号については,ここでは決めていない。この符号には,従来,「オール・ウエーブ」のように「・」(なかてん)を付したり,また「オール-ウエーブ」,「オール=ウエーブ」のようにハイフンを用いたり,種々の方法がとられている。この決定は,いろいろの場合を考えなければならないので,留保した。たとえば,なかてんについては,「東京・京都」のように,同じ種類のことばをいくつか並べる場合に用いており,これとまぎらわしい場合がある。

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「新 地名表記の手引」(財団法人 教科書研究センター編著、平成6年)

一般外国の地名

細則

16. 2語以上で成り立つ地名を表すときは一続きに書くこととし,つなぎ符号を入れたり,語間を空けたりしない。ただし,一語として著しく長くて,一気に呼びにくいとき,又は原語に and があって,同類の語を並べる複合名であることを強調しようとするときは,短いつなぎ符号として「=」を用いる。
 例 San Francisco   サンフランシスコ
   Port-au-Prince  ポルトープランス
   Sao Tome and Principe  サントメ=プリンシペ
   United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
            グレートブリテン=北アイルランド連合王国

(注意) つなぎ符号として「・」(なかてん)は用いない。なかてんは,「横浜・神戸」のように,同じ種類の言葉を幾つか並べる場合に用いられており、これと紛らわしい場合があるためである。

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「記者ハンドブック 新聞用字用語集 第13版」(共同通信社、2016年3月)

外国の地名・人名の書き方

12. 姓と名を併記する場合は、間に「・」を入れる。
〔例〕 バラク・オバマ  ウサイン・ボルト

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「最新 用字用語ブック 第7版」(時事通信社、2016年4月)

外国人名の書き方

16. 姓名の書き方で注意すべき点

① 二つ以上の名(ファーストネーム、セカンドネーム)を重ねて書くときは、その間に中点「・」を入れる。
〔例〕 ジョージ・バーナード・ショー

④ フランス人などに多い二つに分かれて書かれる姓で、両方合わせて一つの姓になっているものh、間に中点を入れず、1語として書く。
〔例〕 ジスカールデスタン(Giscard d'Estang)
    フランソワポンセ(Francois-Ponce)

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「朝日新聞の用語の手引 新版」(朝日新聞出版、2015年3月)

外国人名の書き方

3 外国人の姓名の書き方で注意すべき点は次のようなものである。

(1) 二つ以上の名(ファーストネーム、セカンドネーム、サードネーム)を重ねて書くときは、その間に「・」を入れる。
  例 アーネスト・ヘミングウェー(Ernest Hemingway)
    ジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)

(3) フランス人などに多い二つに分かれて書かれる姓・名についても、両方合わせて一つの姓・名になっているものは、間に中点を入れず、一語として書く。
  例 クーブドミュルビル(Couve De Murville)
    シャバンデルマス(Chaban-Delmas)

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「読売新聞の用字用語の手引 第5版」(中央公論社、2017年3月)

外国の国名、地名、人名の書き方

人名

2 ファーストネーム、ファミリーネームを重ねて書くときは、その間に「・」を入れる。
〔例〕 アーネスト・ヘミングウェー(Ernest Hemingway)

7 姓または名が複数の語から成っている場合、「・」や「=」で区切らず、続けて表記する。
〔例〕 カミーユ・サンサーンス(Camille Saint-Saens)
    クロード・レビストロース(Claude Levi-Straus)
    ジャンポール・サルトル(Jean-Paul Sartre)

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この回答へのお礼

助かりました

凄い詳しく解答してくださってありがとうございます!
大変参考になりました!

お礼日時:2018/05/14 23:30

「ギョウテとは 俺のことかと ゲーテ言い」なんて川柳ができるほど、翻訳で差が出ます。


=や-、・も、当時の言語に忠実か、現代風に直したのかで差が出ます。
…単に、印刷の時の活字の都合もあったりして。。
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この回答へのお礼

解決しました

やっぱそういうので分かれてくるんですね

お礼日時:2018/05/14 23:28

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