
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>酢酸イオンと銅イオンは酢酸銅として生成されずイオンのままということですか?
酢酸銅(Ⅱ)は水に溶け易く、そのために水溶液中では酢酸イオンと銅イオンイオンとして溶けたままで存在し、酢酸銅は生成しません。
この辺りの事は、高校ではざっくりと現象しか教えないので、こんなものだと覚えるしかないですね。
金属塩を含む一般的な溶解現象も、本当は難しい基礎理論が化学の色々な分野にわたってあり、それぞれの専門の学問になっているので説明が難しいです。
それは化学だけではなく物理や数学にも言えると思います。
No.4
- 回答日時:
Pb2+ + CH3COO- ⇆ Pb(CH3COO)+
Pb(CH3COO)+ + CH3COO- ⇆ Pb(CH3COO)2
Cu2+ + CH3COO- ⇆ Cu(CH3COO)+
Cu(CH3COO)+ + CH3COO- ⇆ Cu(CH3COO)2
と言いった反応もあります。
Pb(CH3COO)+, Pb(CH3COO)2, Cu(CH3COO)+, Cu(CH3COO)2
などのイオンや分子(=イオン対)も水溶液中で存在します。
No.1
- 回答日時:
>化学がよく分からない人にも分かるように教えて頂けると
無理です。大学の基礎過程でようやく理論的な(電気化学や腐食科学で)基礎を習うような現象です。
中高の化学は現象のみを教える傾向が強いので、ある程度の暗記が必須になります。
金属塩、酢酸鉛(Ⅱ)、硫酸銅(Ⅱ)、酢酸銅(Ⅱ)は水に溶けやすい性質を持っています。これに対して硫酸鉛(Ⅱ)は水に溶けにくい性質を持っています。
酢酸鉛(Ⅱ)水溶液と硫酸銅(Ⅱ)水溶液の混合では
(CH3COO)2Pb(aq) + CuSO4(aq) →
実際は溶解しているので
2CH3COO- + Pb2+ + Cu2+ (SO4)2- → PbSO4↓ + 2CH3COO- + Cu2+
ただし混合比などの条件があったりして上の式は正確ではない、という感じになっていると推察されます。
金属塩の水との性質を覚えることが必須です。
酢酸鉛(Ⅱ)、硫酸銅(Ⅱ)、酢酸銅(Ⅱ)は、水に溶けやすい性質を持つ。従って酢酸銅は生成しない。
硫酸鉛(Ⅱ)は水に溶けにくい。鉛は硫酸溶液中で不働態を作り溶けない。硫酸鉛は鉛蓄電池の構成要素であることも一緒に覚える。
この回答へのお礼
お礼日時:2018/07/07 14:22
とても分かりやすく説明して下さってありがとうございます^_^
PbSO4↓は沈殿物として生成され、酢酸イオンと銅イオンは酢酸銅として生成されずイオンのままということですか?
それとも生成されたが、水に溶けている状態と思ったら良いですか?
イオンのままの状態が、生成されたと思っていいのか、それとも反応していないのか‥‥すみません 素人の質問で。宜しくお願いします。
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