インバータ（VVVF）

VVVFのキャリア周波数を変更すると、スイッチング回数は変化しますか？
スイッチングスピードと、スイッチング回数とは別物ですか？
μサージ電圧（開閉サージ）の対策で、キャリア周波数を変更することで、一部対策ができることは
わかっているのですが、キャリア周波数を下げることで、スイッチング回数が下がると思って
いいのでしょうか？
スイッチングスピードは、IGBT素子が行っていて変化なしですか？
そもそも、μサージ電圧はスイッチングで起こることだと思っているのですが、速度の遅い早いは
関係あるのでしょうか？

No.1 回答者： fxq11011 回答日時： 2018/07/31 19:54

＞周波数を変更すると、スイッチング回数は変化しますか

どちらかと言えば逆のような気がします周波数を変えるためにはスイッチング回数を変える。が最も簡単な方法。
スイッチングスピードは半導体のPN接合の接点が一部導通から全面導通（飽和状態）に至る速さのことです。
機械式スイッチではいきなり全面導通ですね。
スイッチングスピードが速いほど、パルスの立ち上がりが速くなり、より矩形波に近い形になり、遅いとサイン波に近い形になります。
いきなり電流が最大、ということは発生する誘導電流の電圧が最大（サージ）になります。
インバータでサイン波が求められるのは、効率よりサージ大対策、高調波による雑音障害対策のためです。
※高調波→矩形波は非常に周波数の高いパルスが重なりあった結果の形。