
No.8ベストアンサー
- 回答日時:
毛筆で字を書くときは、紙から手を離して(手を浮かして)書くので、
まだ乾いていない字をこすって紙や手を汚すことはありません。
縦書きなので直前(真上)の文字が手で隠れることもありません。
手や紙を汚さないために手を浮かして書くようになったのかもしれませんが。
縦書きで右から左に行を進める方法は、
たとえば巻紙を左手に持ち、筆を右手に持って書く場合には合理的と言えます。
机がなくても済むし、左手で巻紙を繰り出せば紙が尽きるまで長い手紙を書ける。
昔の「右横書き」については、「1行1字の縦書き」という考え方もあります。
横長の扁額や欄間額の大きな文字で揮毫するときは1行1字になるのが自然です。
2行以上にわたる右横書きはありえないという人もいますが、戦前の広告などには、
複数行にまたがる右横書き文や、れっきとした左横書きの実例が多数あります。
「左横書き」が原則になったのは、戦後の公用文改善に関する通達以降です。
しかし、戦前でも(明治以降の)理数系・工学系の文書や図面類は左横書きでした。
例えば海軍ゼロ戦の取扱説明書・整備手順書などは、当然のように左横書きです。
戦時中の広告文でも、縦書き・右横書き・左横書きが自由に使われていました。
末期には新聞各社が「左横書きの広告は掲載しない」との社告を出したそうですが。
町田忍 編「戦時広告図鑑」(WAVE出版)
↓

No.9
- 回答日時:
>巻く方向を反対にすれば、左から右へ縦書きするのにも全然問題はなさそうに
巻紙の場合、左手に巻紙、右手に筆を持ったとすると、
右図のように、紙を右に繰り出しながら書くほうが自然ですね。
左図のように、紙を左に繰り出しながら書くのはけっこう難しいかかと。
書いたものを広げて読むときも、巻紙を右手に持ち変えなければなりません。

No.7
- 回答日時:
読む側の利便性がルーツ…という説があります。
竹簡含め、巻物は「右手に端を持ち、左手で広げる」週間があります。
つまり、右から読みます。
なので右から書く事になります。
「左手で端を持てば?」というのも思いつくでしょうが、これが意外と難しいんです。
例えばサランラップを同じように広げようとした場合、右手で端を持った方が楽なんです。
実際、縦にして見る巻物すら人は自然と右手で端を持ちます。
No.4
- 回答日時:
日本は古い時代に、中国から漢字と右から縦書きで書く方法を学び、受け入れました。
中国で墨と毛筆を使って書く前に、金属や石や亀の甲に刻みつける方法があったようです。(金石文・亀甲文)また、紙が発明される前は竹を割ったり削ったりしたもの(竹簡)に書き付けたりしたようです。日本人が考え出したものではなさそうです。この竹簡は縦書きで右から書くのに都合がよかったのでしょう。人の話では、世界の文字はいろいろな書き方があるそうです。横書きで一行目は左から右へ、二行目は逆に書くとか、人間っていろいろ考えるんですね。
竹簡を考えてみたら、確かに縦書きのほうに向いていると思われましたが、なぜ右から左へ書くのが都合がよかったのかはあまりよく理解できません。検索して竹簡の写真を見ましたが、紙の場合と同じく、巻く方向を反対にすれば、左から右へ縦書きするのにも全然問題はなさそうに見えますけどね。もしかして、竹簡の場合、左手で持って空中で書くのが普通だったのですか? 紙より固いですから、そんな風に手でもって書いても紙の場合よりは安定していると思われます。
No.2
- 回答日時:
紙をロール状に巻いて(おぉー,トイレットペーパーとかキッチンペーパーでもいいです),それを左手で持ちます。
右手に筆を持って,左手に持った巻紙を親指で少しずつ右の方向に送り出しながら,その紙の右端から順に,そして縦に文章を書いてみてください。と,わかりにくいですか?確かに、その状況で書くのなら右から左になりますが、昔日本では本当にそんな風に書くのが一般的だったのですか? 左手で紙をもって書くこと自体が不安定そうに思われますが。
韓国でも昔は漢文と同じく、上から下へ、右から左へ書いたのですが、ドラマとかでみた「書く」シーンは大体こんなものでした。 http://mblogthumb2.phinf.naver.net/20130316_221/ …
地面に広い紙を置いて書くことですが、これは野外試験の場合で、貴族が部屋で手紙や本を書く時には小さい机みたいなものの上に平らかな紙やノートみたいなものを置いて書くシーンを時代劇でよくみました。検索しても写真がこれしかみつからないですが、https://static1.squarespace.com/static/57aef0f4f …
よくみるとその絵でも左の部分が巻かれていますが、時代劇では巻かれていない場合も多かったと思います。とにかく、手でもって書くのではなく、机の上で書くのなら、巻く方法を反対にすればいいのではないのかと思われました。
今も昔も、右から左へ書いて、不便だと思わなかったという事ですか?
No.1
- 回答日時:
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