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欧米は階級社会だそうです。そういう人の話をまとめると、階級により学校、レストラン、読む新聞や映画、趣味、交通機関、住む場所等が違い階級間の交流はないそうです。
ちなみに私はオーストラリアに住んでいました。ここが欧米かどうか議論がありますが、一応経験からいうと露骨に階級差を見聞きしたことはありません。一般的に移民も、ホワイトカラーもブルーカラーも貧困層もみなフレンドリーに交流しているように見えました。ただ自分は外国人でシティ周辺しか行動範囲がなく、実態はわかりません。
みなさんが見聞きして実際感じた欧米社会の階級の実態はどんなことがありましたか?

A 回答 (5件)

階級社会です。


私の知り合いがイギリスの大学から招待された時、
相手が用意したホテル、
一般人は泊まれないと言っていました。
絨毯が分厚過ぎて歩きにくくてよく転んだとも話していました。
「ホテルで見掛けた本物の貴婦人が連れていた犬、あれは1匹3000万円はする」と言う話、
耳にタコが出来る位聞かされました。
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欧米は階級社会ですが、それは「日本と比較して」のことです。

逆を言えば「日本は世界的に見てかなりフラットな平等社会」といえます。

欧米でも国によって「階級」と言うものの概念が多少異なります。アメリカやオーストラリアのような移民社会では「白人が一番上」です。アメリカは歴史的に「白人(イギリス移民などアングロサクソン系)・白人(それ以外)・黒人・ヒスパニック・アジア人・イスラム教徒」のようになります。

ただし、アメリカの場合は「階級差があって、上の階層に行けない」ということはありません。どんな人種でも成功すれば大統領にもなれるし、経済会の重鎮にもなれる、というのが「アメリカンドリーム」の本質なのです。

ただ「階級社会」ではありますので、日本と違って二つ特徴があります。
①その階層にふさわしい振る舞いが求められる
②下の階層に対して絶対的な権力がある
です。

たとえば村上春樹氏のエッセイ「やがて哀しき外国語」には自信がプリンストン大学の客員教授をやっていた時期の話が書いてあります。たとえば「大学教授のような立場では『見識がある』とみられなければならないので、大衆が好むバドワイザーなどは飲んではダメで、ビールならハイネケンのような欧州ビール、日本のビールもギリギリ可」とか「車もアカデミックな立場なら、フォードの大衆車や農民が好むピックアップなどはダメで、欧州車かこだわりのある日本車(レクサスとかアキュラとか)じゃないと変な目で見られる」などです。

②に関して言えば「アメリカの上司は部下の首を簡単に切れる」のが特徴で、日本だと課長や部長でも「お前クビ」とは簡単に言えないし、部下が逆らって抗議することもできますが、アメリカではできない「やるならクビを覚悟で抗議する」ことになります。階級というのは、貴族とかそういうことではなく「使う側の人間」と「使われる側の人間」を明確に区別することなのです。


ヨーロッパの場合は、イギリスのように「貴族階級のある国」はもっと明確に「使う側」と「使われる側」が分かれています。ですから「使う側」である上流階級はそこだけで集まり、使われる側の「大衆」もそこだけで集まります。

他の方も書かれていますが、言葉すら異なるのがイギリスの階級社会で、今では一応「階級差はない」社会であり「誰でも望む地位に就ける」のですが、実際には「頑張って上の地位に行けば、その地位の人々と付き合って、元居た階層の人々との付き合いはしなくなる」のが階層社会の特徴です。

フランスのように平民革命が起きた国でも「デビュタント」のような「社交界」があります。これは昔は王侯貴族階級の子女が大人になってお披露目するもので、今では「(日本語の意味とは違うが)階級社会ではない」ので貴族だけでなく、名門家系や金持ちの子女も参加しますが、大きな特徴は「国を動かし、社会を動かし、人々を動かす人々の集まり」ということです。

欧米では幹部用の食堂と社員食堂が別、というのは当然ですが、日本ではまずありえないぐらい「階級」という考え方が強いです。近代になって昔と違うのは「勉強したり努力して成功すれば誰でも上の階級に行ける」ということぐらいで、日本のようにそもそも「階級というものがない」という社会と異なるのです。

日本は社長でもアルバイトでも「人間としては同格」なので、食べる場所を分けることもしないし、むしろ「同じ釜の飯を食う、同じ会社の仲間」と言う意識が強いのですが、欧米では「ありえない」のです。

蛇足ですが、これが途上国になるともっとひどい「階層社会」になります。
南米はアメリカやオーストラリアなどと同じ移民社会ですが、この両国と南米がもっとも異なるのは「原住民がたくさんいた」ということです。ですから南米の階層は「白人・メスティーソ(白人と原住民の混血)・原住民」に分かれており、原住民がどれほど頑張っても自分の土地から都会に出て、国家の重要人物になることはほとんどありません。

東南アジアやアフリカなどになると「出身民族」や「信仰している宗教」によって階層が異なります。だから「○○民族」でなければ国会議員になれない、なんてことが起こるのです。

欧米もかつてそういう階級社会の国でしたが、民主革命によって一応そういう階級差はなくなったとされています。ただし「社会を動かし、国家の枠組みを維持するためには階級があるのが当たり前」なので、形を変えて「努力すれば人を使う階級になれるが、努力をしなければ使われるだけの階級」になり、階級同士のつながりは薄いのです。

日本は元々「豪族たちが貴族、それ以外の人々は平等で大和朝廷は『すべての豪族(民族)を平等に扱う』とした」ので、階級という考え方がありません(少なくとも世界標準の『階級』とは全く異なる)
 天皇家・公家が少々居たものの、実質的に国家運営者は武士であった時代が1000年続き、武士は基本的に「みんな大衆」だったからです。また武士と農民の区分けも刀狩などで分離したとはいえ「大きな家系なら武士も農民も居る」のが普通で「武士階級だからものすごく偉いわけでもない」し、だから江戸時代などは「お金を払って武士階級の身分を買う」なんてこともできたのです。

そもそも豊臣秀吉自体が「関白」になるために「藤原朝臣姓」を、近衛前久の猶子になることでもらっています。そういうことができるのは日本が「階級社会ではなかった」からなのです。
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そうです。

しかし、個々のあらゆる努力で今置かれている階級から上に行くことは、拒否されません。

階級と言うより、人間差別と言った方がいいかと思います。実際に長期に住んでみると、しみじみとそれが分かってきます。上の階級の人は、かなり下の階級の人の反感をかわない努力はしています。でも、下の階級の人は、上の階級の人を不快にさせることを平気でします。上の階級の人は、あの人たちとは、郵便番号が違うの、って表現をしますが、人間としては尊重します。

私は、先祖代々より由緒ある家庭の白人娘と結婚しましたが、ファミリーの一員として扱われるのに、30年くらい必要としました。また、その土地で、あのファミリーの一員として住民に受け入れられるまで、45年くらい。陽気で親切な人だらけの所ですが、それまでただの一人としてです。
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イギリスなら今も階級社会のなごりがあります。


アッパークラス(上流)>ミドルクラス(中流)>ロウワークラス(労働者)という階級社会です。
上流階級は王族、元貴族、その子孫。中流は会社のお偉いさん、そこそこの金持ち。労働者階級はその名の通り肉体労働をする人で学歴も低いです。
ミドルクラスはかなり細かい分け方がさらにあるのですが割愛します。

面白いのが、アッパークラスの方はBBCや王室で使うようなイギリス英語を話し、ミドルは普通のイギリス英語、労働者階級の人は訛りが強すぎて聞き取れないことがあったり。
階級で通う学校が違うのはあります。アッパークラスだと寮生のおぼっちゃま学校とかあります。高級レストランも日本と違ってドレスコードがかなり厳しいです。階級関係なく入れますけどちゃんとしないと入れてもらえません。

イギリスで就職すれば会社内でアッパーとミドルの差を感じるかもしれません。でも普通に留学したり、短期間住む程度ならそこまで気になりませんし、気づかないでしょうね。
階級間で交流がないということはあまりありません。うっすらと階級の存在を感じ取るくらいですよ。
イギリスに留学に行きましたけど、特に差別は受けていません。
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アメリカの場合、19世紀半ばの南北戦争以降、格差が生じはじめ、階級社会になりました。



イギリスは、もっと古くからの階級社会です。
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