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春彦先生の本に、司馬遼太郎先生の話として書いてありました。
「江戸時代は、東北の人と九州の人では言葉が通じないから、
能や狂言の言葉を使っていた」
そうです。

でも、それよりは芝居の言葉の方が分かりやすくないですか?
似たようなものでしょうか。
(能や狂言には詳しくないのですが、
芝居より言葉はわかりにくいように思います)

A 回答 (1件)

そのエピソードは、「武士が」という要素が大事です。

一般庶民の話ではないのです。
東北の武士と九州の武士が、お互いの方言では話が通じないので、武士の共通の教養(たしなみ)である能や狂言の言葉を「お互いが理解できる共通語」として使った、という話なのです。
ちなみに、芝居の言葉は、庶民の日常の言葉であり、武士が使う言葉ではありません。また、芝居という娯楽は庶民のものであり、武士の教養ではありません。
狂言も元々は日常の言葉ではありますが、室町時代の言葉を基にしているので、江戸時代の人にとっては「古めかしい、堅苦しい」言葉であり、江戸時代では武士階級が使う言葉の部類になっています。
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この回答へのお礼

おおー、なるほど。
春彦先生の本を今読み返したら、
確かに「武士が」とありました。

武士は能や狂言、商人や町人は芝居、
と考えるとすっきりします。

ありがとうございました。

お礼日時:2018/10/07 07:30

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