詩の評価

[叫び]


叫びが聞こえてくる

使われなくなったガラケーはそっぽ向いて拗ねている

ボロボロになった古本は上を向いて泣いている

折れたテニスラケットはバッグの中で文句言う

なんで俺が

なんで俺が

なんであんたは

なんであんたは

こんな叫び

あんな叫び

変な叫び

怖い叫び

使われなくなった君達の叫び

僕も一緒に叫び出した

叫び

叫び

No.1 回答者： キャラウェイシード 回答日時： 2018/12/09 21:32

放り出されているガラケーや古本やテニスラケットに対する心寄せ。

「叫び」の内容をもっと具体的に描くとどうかな。使われなくなった君達の叫び、僕も一緒に叫び出した、というあたりは、一番言いたいことですね。「僕」はなぜ叫び出したのだろう。新しいものに簡単にシフトし、使い慣れてきたものを捨て去ってしまう。使い捨てというのか、それは今の人間に対する社会の風潮でもあるわけです。使えなくなったらすぐ解雇。それに対する叫びなんだろうなと、私はこの詩を読んで思いました。一種の社会詩とも言えますね。ただもう少し具体的な描写があればなと思います。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。例えばどんな表現をすればいいですか?

お礼日時：2018/12/09 22:12

No.2 ベストアンサー 回答者： キャラウェイシード 回答日時： 2018/12/10 06:39

「ボロボロになった古本は上を向いて泣いている」というのはいいわね。

「上を向いて」が捨てられた古本の矜持を表している。
たとえば、見開きに蔵書印、ページをめくれば「愛」「希望」「真実」の文字が押しつぶされている、見えない未来に向かって叫んでいる、などあなた個人が感じた言葉を使って表現することが大切です。

No.3 回答者： OKAT 回答日時： 2018/12/10 22:20

前回に比べると、後半がすっかり「繰り返し」になったのは、ちょっと感心できません。

回答者の、キャラウェイシードさんもなかなかの詩人ですね。若い人（多分）がこういうセンスをみせてくれると嬉しいですね。

この回答へのお礼

中ニですが、これからも頑張っていきます。また、アドバイスくださいね!

お礼日時：2018/12/10 22:50

No.4 回答者： doc_somday 回答日時： 2018/12/10 22:25

幾度も見たなー。