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戦時中の航空特攻について、

色々考えた末、敵の意表を突くと効果的であるが、長期の作戦はパイロットや航空機、防空弾幕?などの対策による成功率の低下などにより不利

という結論に個人的に至ったのですが他に何か意見などがあればぜひ教えていただきたいです。

A 回答 (10件)

その通りです。

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航空特攻も、いきなり出てきた攻撃方法ではありません。



アメリカの防空体制が充実してきたからこそ、通常の航空攻撃が通用しなくなり、
航空特攻に頼り始めたわけです。

また、質問主様もお気づきの通り、特攻も対策され始めています。
・戦闘機の増強(艦隊に近づく前に撃墜するため)
・小型艦は、回避運動を取らないようにする。(大型艦より、対空砲火の命中率が落ちやすいため)
・火災対策の強化(爆弾よりも、炎上したガソリンが飛び散ることによる人的被害が多いため)
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特攻の意表性ってのは突き詰めれば


爆撃してくるだろうと思ったら
そのまま突っ込んできたって事。
作戦を見破られたら対抗策練られてお終いです。
つまり質問者さんのお考えの通り。

そもそも特攻作戦はまともな飛行機も底をつき
まともなパイロットも底をつく状態で
当たるかどうか判らん通常攻撃よりは
最後までコントロールできる方が命中率高かろう位のもの。
アクティブレーダーホーミングの「人力」バージョン(*_*)

でもこれを嚆矢としてベトナム戦争時のベトコン自爆作戦や
御存知ISの自爆テロなどがありますね。

こうして考えると機動部隊方式による海戦や
艦砲射撃による地上施設攻撃など日本軍がその有効性を
結果的に相手に教えた作戦って結構ある。
それにやられてるのが情けないけど・・・・。
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生還が零の作戦は、日本人の恥と伝えなければなりません。

そしてプロパガンダで縛り付け、命令を志願と言い換え等、今後は決して許してはなりません。然し散って行った兵士の名誉を否定するものでもありません。

特攻作戦の戦果は、命中率2%前後と非常に悪く軍事的な成果は、非常に低かった現実があります。そして空母に突入した航空機が、爆弾を抱えたまま飛行甲板で燃え、パイロットが焼死するのも米海軍によって目撃されています。つまり250kg爆弾は不発だったのです。

このような水準の兵器で戦う事は、全くの不合理です。戦死者に申し訳ありません。しかし特攻の戦果は、物理的なものでは無く、精神的には絶大な効果を上げ、米艦乗員は、パニック寸前のようだった事が報告されています。

特攻機は、言わば人間ホーミングとも言える兵器であり、機動艦隊や輸送艦隊の前衛を務める駆逐艦にとっては悪夢でした。この艦種が機能し無くなれば、艦隊の防御力は極端に低下し、艦隊編成が不可能となります。特攻の効果は、こんな面で米海軍にとって深刻な事態だったのです。

こんな訳で、米軍は日本本土進攻に躊躇し、ソ連を巻き込み戦勝を確実にしようとしていました。これは米軍の焦りでもあり、日本の特攻作戦の戦略的な誤りとも言えます。特攻作戦の効果の為に、ソ連の参戦を促し、北方領土を失うと言った流れとなってしまったのです。ヤルタ会談を発生させた直接の原因が、特攻作戦とも考えられます。
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最前線の戦闘員にとって最悪だったのは、生き残る可能性が0だったということです。


これは自爆テロと全く同じですが、こういう狂気の沙汰を支えているのは宗教です。当時の日本人の宗教と言えば天皇教でしたが、特攻は天皇教の最たるものだったと思います。

特攻攻撃について考える場合、真珠湾やミッドウェーで、なぜ特攻攻撃をしなかったのか、と考えると、本質的な答えは簡単に導き出されると思います。

なお、当時、船を撃沈させるのに最も有効な兵器は魚雷でしたので、本気で特攻攻撃をやるのであれば、回天に力を入れるべきだったと思いますが、良く分からない結果になっています。
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皆様の会頭にある通り、メリットデメリットあります。


言い古された言葉ですが、「統率の外道」です。

当初は確かに意表を突く、敵の戦意双櫃等それなりの効果もあったでしょうが、制度としての戦法に成り下がり、練度の低下、作戦の自由度制限などで、本当に外道の戦法に成り下がりました。
末期にはレーダー、ピケット艦、邀撃のF6F、VT信管による弾幕を低練度の攻撃隊が潜り抜けられる可能性は相当低いです。それでも上層部は、一定数出せばそれなりの効果が上がると無理な出撃を強要させました。現状を理解できなかったのです。
血の通った作戦ではなく、単なる制度でした。

それでも忘れてはいけないのは、ベテランパイロットたちの最期でしょう。直前で撃墜されて海面に突っ込んでも、機体から離れた爆弾が、海面で何度も跳ね返り、敵空母(サラトガ)に被害を与えた例(「奇跡が2度も!」と表現されている)など、護国の鬼と化したツワモノ達もいるのだという事を。
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本来な自由落下によって高速で突っ込む爆弾を


鈍足なプロペラ機と一緒に突っ込ませるので
「本来なら突破できる装甲も貫通できず」です。
軍事的には最初から効果ありません。

かかる機体重量や搭載しているガソリンによって
加害を広めると言う理屈は、
薄っぺらな鉄板しか持たない駆逐艦程度にしか
ほとんど効果なく
正規空母においては、特攻攻撃で大火災を起こしても
まったく航行に支障なく、修理して復活してます。
一時的なものでも成果と言えなくもないでしょうが
主力の空母に傷を負わせたなんてほんのわずか。
実際にはビケット艦やっていた前衛駆逐艦や
ガードの甘い輸送艦などに突っ込んでおしまいです。

死を厭わない特攻は、米軍兵士に恐怖を与えた、
という論調もありますけど、どうですかねぇ・・・。
これが言われるのは沖縄戦での特攻で、
たしかに相当量の特攻がありましたが
地上戦を含めた総合的な観点で
米兵に精神的な「疲弊」があったって事だと思いますけどね。

特攻に対し、突っ込まれ被害を受けた米艦船側は
死亡回収(即死でない場合もあった)した日本特攻兵を
「勇敢な戦士」として自軍兵と同様に扱っていました。
精神的余裕がなければ、こういうのはできないですからね。

特攻兵は軍事的練度も低い「使い捨ての部品」扱いの
将兵が選抜されました。
もちろん個々の人柄はそんな扱いを受けるようなものではなく
むしろ、学徒出陣での将校組はもともと学業優秀なエリート。
でも軍人として純粋培養されたわけじゃないので
飛行機の操縦は「やっと離着陸できる程度」。
軍としては「どうでもいいような使い捨ての駒」でした。
敵をバリバリ撃墜できるような優秀なパイロットは、
軍によって特攻なんかさせていませんよ。

そんな使い捨ての駒が操縦する飛行機なんか
米軍にとっては「かも」同然。
確かに当時最先端だった、驚異的な命中率を持つ近接信管を
米軍が戦場に投入していましたけど、
こんなものを使う前に、
レーダー管制を受けて最適な位置から攻撃できた
重武装で防弾処理もしっかり装備した米軍戦闘機が
片っ端から特攻機を撃墜していましたよ。
これもマリアナ海戦くらいからなので
特攻始まる前からのお話。

最初こそ、相応の練度を持った操縦士による特攻で
ちょっとだけ成果を出せましたけど、
あとは全部、まるで効果なし、でしょうね。
軍事的には。

ただ、ここまで狂信的な国民性であるという事は
米国にしっかり認識させる事はできた。
そこに、
「天皇陛下絶対」の統率された組織としての日本が
加味されて、
「何をするかわからん狂信的国民性だが
 子飼いとすればおとなしく従う扱いやすい国民」
との評価がついて、
それが戦後の占領施策と今の日本に繋がった。

軍事的には「完全なる失敗どころが、たんなるバカ」ですが
国家国民の”存亡をかけた総力戦”としては、敵に
一兵卒から天皇陛下までに至る「完璧なチームワーク」と見せる事ができ、
「敗者であっても侮れない」との思いを抱かせ
それによって今の繁栄を獲得できた、とし
相応の結果を残せたんじゃないかなぁ、と僕は思いますよ。
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特攻の戦果


正規空母=0/護衛空母=3/戦艦0/巡洋艦=0/駆逐艦=撃沈13/その他(輸送船、上陸艇など)撃沈=31

特攻の損失
航空特攻の戦死者は海軍が2431人、陸軍が1417人で計3830人
敵艦を1隻鎮めるのに81人の計算になる。機材の損失もそれに応じている。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/50088

そもそも、老朽機と未熟なパイロットで行った作戦ですから、そんなものでは。特攻失敗でも帰還できなかった例も多かったようです。
熟練パイロットや整備兵は防空に駆り出されていたのです。
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航空特攻の一番効率が悪いところは、有能なパイロットを毎回消耗させてしまうことでしょうね。

機械の消耗と比べて人材の消耗は桁違いに大きな損害を与えてしまいます。

例えば、1861年にベルギー人ソルベーによって、アンモニアソーダ法(ソルベー法)が発明された結果、石鹸が安価に大量に作れるようになった。その結果、それまで劣悪だった戦場での衛生管理が飛躍的に改良されるようになり、兵器よりも遥かに貴重な兵士を、不衛生な戦場によ病気で消耗する数が激減した。それゆえに、石鹸産業は貴重な軍事産業となり、ソルベーは巨万の富を築き上げることができた。ことほど左様に、兵士は安全保障上の第1級の兵器なのです。それを、毎回の攻撃で捨てるように消耗させてしまえば、経ちどころに兵力が弱ってしまい、敗北へと雪だるまのように転がり込んで行ってしまいます。

そのことは現代戦でも変わりがなく、有能な兵士はどの有能な兵器よりも優れている兵器なのです。
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意表なんか突きません。

全部ばればれで準備万端、待ち構えられてます。攻める方が勝手に特攻といってるだけで攻められる方にすれば特別も普通もなく、やることは同じ。敵機は発見次第撃墜せよと命令されている訳ですから。突然レーダーから消えたとなれば意表つくだろうけど。
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