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こんばんは
去る5月14日放送の「クローズアップ現代」で、高額な住宅ローンを組んだものの、収入の激減により返済が困難に陥っているサラリーマンが増加しているという内容が放送されていました。
この番組を見て、私は一点、疑問に思わざるをえない点があります。
それは、なぜ残業手当をあてにしたローンを組んだのかという点です。
番組で紹介されていた、TV映像制作会社で正社員として働いておられる48歳の男性。20年前、すなわち28歳の時に、5000万円の一戸建て住宅を購入され、母親と姉の、家族3人で分担して、ローンを返済する計画を組まれていたそうです。月21万円のローンを、ご本人が6万円、後の15万円を母親と姉で分担して返済するという計画でした。
しかし、1年前に、「働き方改革」により、残業時間が大幅に減少し、手取り収入が激減。更に悪いことに、母親が認知症になられ、お姉さんがその介護をしなければならなくなり、48歳の男性1人で、ローンの返済をしなければならなくなりました。
そして、ついに住宅ローンを、5か月間滞納と言う、最悪の事態に陥りました。
私が疑問に思うのは、なぜ最初から、残業手当をあてにした住宅ローンを組まれたのかということです。
 会社は、業績が悪化すると、まず第一に削減されるのが人件費、とりわけ残業手当です。
 業種が異なるため、単純な比較は出来ませんが、私は高卒後、専門学校を家庭の事情で2年で中退し、20歳の秋に、現在も勤務中の電気機器メーカーに、中途採用で入社しました。最初は、テレビには欠かせない部品だったブラウン管の製造部門の仕事でしたが、1年間くらいは、テレビだけでなくPC向けの需要が激増し、何本生産しても足りないという状態。土曜日もほぼ隔週で休日出勤。その後は交替制勤務の拡大。しかしそれも、82年になると一転。ブラウン管は全然売れなくなり、交替制の縮小、生産ラインの一部停止、もちろん残業は一切無くなり、一時期手取り月収が8万円台にまで減少したときは、これが社会人としての厳しさというものかということを痛感させられました。
しかし私は、入社2年目という早い時期に、こうしたなべ底ともどん底とも言える不景気を経験したことを、むしろ幸運と思っています。以後、何回か不況はありましたが、この82年の不況に比べれば、軽いものだったからです。
 先の48歳のサラリーマンの方も、28歳と言えば、大卒で入社したとして、もう4~5年くらいになられているはずです。そんな4~5年も働いていて、残業手当は、会社の業績が悪くなればまず第一に減らされる。こんな月40時間もの残業が、いつまでも続くわけが無いということが、わからなかったのでしょうか。私には、疑問に思えてなりません。
 こんな、残業手当を当て込んだ、無謀とも言える住宅ローンを、簡単に組むものなのでしょうか。
 長文でわかりにくいと思いますが、皆さまのご意見をお願いします。

質問者からの補足コメント

  • 先の82年不況の時、私は先輩同僚に「今は、残業って出来無いのですか」とお聞きしたことがあります。
     その先輩同僚は「当たり前やろ!物が全然売れ取らんのに」と、半ば怒る様に答えられました。
     物が売れ無くなれば、当然会社の業績は悪化する。そうなれば、残業は規制され、手当ても付かなくなる。先輩同僚からすれば、それは当たり前のことだったのです。
     業種が違うとはいえ、先の48歳のサラリーマンの方は、業績が悪化すれば、残業は規制される、
    (ブラック企業の場合、残業しても手当てが支給されないサービス残業もあり得ます)
     そんなことがわからなかったのか、疑問に思えてなりません。

      補足日時:2019/05/18 23:49

A 回答 (9件)

貴方の言ってる事は正論ではあるけれど、人によっては正論が通用しない事情ってもんが、あるんですよ。


あなたが月収8万円になっても生活できたのは、なぜですか?
勤務先に寮があって、生活費を安く抑えられたからでは?

テレビの制作会社に勤務しているとなると、都内に住まないといけません。
あなたは『5千万円みたいな高い家を買って』という感想かもしれませんが、都内では安い部類です。
親子兄弟とは言っても、お互いにプライバシーも必用でしょうし、それ以上は安い物件も、無かったのでしょう。

そしてテレビ業界は、特に下請けの会社ともなると薄給・激務で有名です。
なんせ社員の過労による自殺を報道で取り上げる、その新聞社やテレビ局こそ高残業の温床ですから。
まさか残業がゼロになるなんて、思ってもいなかった事でしょう。
あんな無法地帯に『働き方改革』の波が来るなんて。

あなたが自分個人の体験から、自分の考えを正当化しているように、
彼には彼の、個別の事情があり、歩んできた人生があるんです。
自分の価値観だけで世界を視る事は、視野狭窄と言えるでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私が月収8万円でも生活出来たのは、私がまだ当時22歳と若く、親も収入があったためです。
勤務先に寮はありましたが、私はそこには入っていませんでした。
>自分の価値観だけで世界を視る事は、視野狭窄と言えるでしょう
確かに、それは言えると思います。

お礼日時:2019/05/19 04:43

たしかに、残業は減ることも想定して考えるというのは正論かもしれませんが、


それ以前に会社がなくなったりリストラされたりということも考えれば、
残業がなくなるなんて言うのはまだましです。

一方で、このケースのように破綻する人は多数派ではなく、9割がたの人はさほど大きな問題なく、
人によっては繰り上げ返済を繰り返して大幅に短期間でローンを完済されています。

いろいろなことを想定してローンを組むべきというのはわかりますが、
あまり安全に行き過ぎると結局、余裕綽々の甲斐性からすれば
安すぎる家を買うことになって、結局買い替え等でかえって損をする可能性もあります。

このケースでは、残業が減ったのは主たる問題ではなく、ローンを負担していた3人のうち2人が働けなくなったということが原因のほとんどで、たまたま悪い条件が重なっただけです。
一人で返済していて働けなったというのは普通にありえますが、それに比べればまだましな状況なので、自宅は任意売却して、安い賃貸に移り住めば大丈夫です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、リストラされるよりも、残業が無くなっても会社に残れるほうが、まだいいです。
残業を規制するのは、リストラを極力避けるための手段でもありますから。

お礼日時:2019/05/19 21:56

ま、でも48歳にもなってれば正社員でそのまま言ってれば20年前からずっと同じ手取りとも思えないし、年収5-600万ぐらいあるなら返せそうですけど?残業代が減るとか言ってますけど、1年前の話でしょ?そもそも親はともかく家族いろいろ突っ込みどころ満載の状況なんであれですけど、20年払い続けてればほとんど本元は減ってるだろうし、最悪土地だけでも売り払えばローンがたんまり残るなんてこともないと思うんですけどね? 結婚してるなら月20万ぐらいふつうに余剰資金で必要になることなんてざらだとおもいますしね。

足りないなら、残業なくなる分早く帰れるのだから、帰宅後の時間を副業とかしてもいいだろうしね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
48歳の男性は、母親と姉のことだけで、奥さんや子供さんの話は全く出てきていませんでしたが、結婚されているのかどうか、気になるところです。

お礼日時:2019/05/19 17:43

別に深い議論、深い考察なんて一切不要です


キャッシュフローの計算すら自力でせず、定年後にも物件に価値が残っており、そして未来永劫同じ残業代がずっと貰えると思っているバカだからです
まぁ、かと言ってテレビが報じる内容ですから、多少は視聴者の興味・関心を引き付け、議論の対象になるように編集する必要がありますから、その分は割り引いて見るべきなんですけれどもね

で、これは、実質的に終身雇用制度が崩壊して一つの企業に忠誠を誓う価値が無くなったにも関わらず残業手当を支給するのが暗黙の了解みたいだったジャップの社会構造にも問題があります
キーエンスみたいな超高収益企業や外資系、総合商社みたいな激務高給系を除き、ジャップに於ける高給取りな企業というのは残業が多いからですけれども、
労働生産性ではなく、結局は残業代が沢山出るから、という前提を労働者に持たせていたのがダメなんです
それに、住宅というのは、基本的に減価償却資産、価値が目減りする資産です
確かに、物価が右肩上がりの時代であれば価値が増えていく可能性もありますが、元々生産数が少ないために投資対象として見られることが多い高級外車じゃないんですから、10年後、20年後に価値が残っていると考える方が間違いです
それに、住宅ローンを組むということは銀行も1枚噛むことになりますね
そうなると深く関わることになるのは銀行員なんですけれども、銀行員は金融のプロなんかじゃありませんよ
多分、ですけれど、新卒でそのまま金融業界に無知識で入っちゃった新米行員よか私の方が知識も理解もある、というケースすらありました(一度、とあるメガバンクの新米行員と話をしてわかりました)
で、OJTの中で漸く一人前の金融知識を付けていくことになります
彼らはお金のプロではなくてお金を貸し付けて金利をふんだくるプロであって、住宅ローンやカードローンを組ませるのが仕事です
実際、ジャップの銀行業が全く評価されていないのはPBRを見れば火を見るよりも明らかです
金融機関勤務の40代サラリーマンの方なんて、元々年収1000万以上稼いでいたにも関わらず上記のことを考慮出来ていなかったのか本当に疑問です

ここからは余談ですが、人生、思った通りの資金計画がそのまま進むことはあり得ません
幾らの手取りだから毎月幾ら貯金出来る、だから月幾らのローンを組める、というのは皮算用に近い考え方です
時折、ボーナスで幾ら入る「見込み」だからこれだけ使えて、それをボーナスで補填する、みたいなバカ丸出しな資金計画を考える人もいるんですが、こういう人がリーマンショックみたいなのでキャッシュフローが持たなくなるんです
賞与も残業代も貰えたらラッキー、一旦は一定額は貯金しておき、必要に応じて切り崩す、という考え方を、大の大人が何故出来ないのか、個人的には不思議です
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
資金計画というのは、よほど慎重に行わないといけませんね。

お礼日時:2019/05/19 10:03

番組見ました。


破綻した方が働き方改革のせいにしているのがそもそもの
大間違いです。
言葉悪いですが、阿呆やぁ
と思いました。
一生残業があると思う。
考えられない思考回路です。
住宅ローン、銀行の貸付も
ノルマが有ります。
住宅ローンで、絶対この人
破綻すると分かっていても
貸します。
家族全員が返済方法にもしも
を考えられないのが破綻に続く。
都内下町ですが住宅ラッシュです。ここ5年で、新築一戸建てが、1,000万高くなっています。でも、完売です。
不動産バブルです。
オリンピック終了後破綻者が
増えると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
私のような電気機器業界も、例えば今年後半は、オリンピック需要で、4K8Kなど、高画質のテレビが売れることでしょう。
しかし、オリンピック終了後の反動は、必ずやって来るのです。

お礼日時:2019/05/19 10:07

むかしは残業 月100時間くらいしてました、自らやってました、仕事をするしないじゃなく ただ会社に残って居ました、当時は管理が甘かったですから、だんだん残業規制が厳しくなり、今は ほぼゼロ 勤続35年、給料の手取り額が増えて居ません。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
月100時間の残業とは、大変でしたね。

お礼日時:2019/05/19 07:07

NHKともあろうものが、たまたま


身近にあった住宅ローンを焦げ付き
させた事実に『働き方改革』を
こじつけただけです。

本人6万で、残りの15万のローンを
母親と姉で組むということ自体が
無謀だっただけです。

だって、これから家族の未来がどう
なるかも分からない年齢の姉と弟、
それに母親だけ?で、そんな高額な
ローンを組むこと自体に無理があった
というだけです。

それに『働き方改革』何も関係あり
ません。
10年前の民主党政権時、次々に
大手企業が倒産寸前に追い込まれ、
大規模なリストラをしているのです。
その頃の方がずっと『破綻』に追い
込まれた人が多かったことでしょう。

ですから、今の方がずっと収入は
安定している社会となっており、
残業を当て込んでとかそんな話は
関係ないと言ってよいです。

ただ単に無理なローン計画だった
というだけです。
じゃあ家を買わなかったら、
今、どういう生活をすることに
なったのでしょうかね?
お母さんもお姉さんも養うことに
なり、賃貸で同居を続けている状態?
その状況だって、苦しい生活じゃない
ですかね?

ですから、単にネタとして身近な
事例があったので安易にコジツケた
だけです。
『クロ現』はよくこういう意味不明な
全然テーマにあってない取材を無理
矢理結びつけて、取り上げて、何を
言いたいのか分からないことが、
よくあります。

以前の『やらせ問題』の反省が
全然活かされていないと思いますね。
あなたの無謀なローンという印象は
私も思いますが、
それは、普通によくあることで、
世情を反映した事例でもなんでもなく、
何も関係ない無駄な取材だと思わざる
をえないということです。
NHKともあろうものが、こんなこと
まだ続けてるんですか?
と思う今日この頃です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
おっしゃる通り、明らかにこのローンは無謀と思いました。

お礼日時:2019/05/19 04:50

目の前にピカピカの戸建てがあるわけです。


親子3人がそれぞれの夢を見るわけです。

で、最悪の状況など考えずに「何とかなる」と思ってしまった結果です。

その男性だけの問題ではなくて、親子3人が問題です。

ただ、不動産業者の「これならいけますよ」の言葉に欺された感も否めません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに「何とかなる」と思ってしまいそうな状況だったのかも知れません。
不動産業者の甘い言葉も要注意ですね。

お礼日時:2019/05/19 04:47

サラリーマンって、今、家族年収が500万なら、10、20年後でもどんなに悪くとも500万をくだることはないと錯覚するんです。

それどころか、収入は増えると。

収入は旦那のみで、家族全員を食わせている男は、そのような錯覚には陥りません。病気をして収入が急減することも考えた上えするで、判断します。結婚後も共稼ぎにより、男の判断が狂ってしまうんですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
確かに、一度高い年収があると、それをくだることは無いと錯覚することはありますね。

お礼日時:2019/05/19 04:46

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