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大気圏と成層圏の違いを教えて下さい。

戦闘機が最大限に上昇すると大気圏に突入するのでしょうか?成層圏ですか?

A 回答 (5件)

大気圏は、高度により4つに分類されます


1~12km 対流圏
12~50km 成層圏
50~80km 中間圏
80~800km 熱圏
国際的な取り決めて、高度100km以上を宇宙としています。

成層圏は大気圏のひとつの層ですね。
大気圏の外側には外気圏が約10000kmくらいまでそこでの温度は1000~2000℃と言われていますが…高度や温度は太陽風の影響を受けるので…一定ではないです。

戦闘機がどこまで上昇できるのかは、昔、米ソ冷戦時代に、F-15とMig-25が競争を繰り返したことがあります。
F-15(ストリークイーグル)は30000mまで207.80秒で上昇しました、この機体は塗装を剥がして(当時、ストリーキングというのが流行っていた)武装も取り去り、計器も最低限のものだけ搭載して記録を作りました、
現在はSu-27が記録を持っているようですが、こういう機体は実用的ではなく実戦に使えないですね。

高高度を飛ぶ実用の航空機としては、米空軍のU-2とSR-71が有名ですが、両機とも実用高度は25kmくらいです。
最初に、U-2が戦略偵察機として開発されたのですが、ソ連領内で撃墜事件を起こしてしまい政治的に揉めたりしました、その後、撃墜されないような高速のM3で飛行するSR-71が開発されました。
米ソ冷戦が終わったのと偵察衛星が発達したので、SR-71は全機退役してしまいました。
しかしU-2の方は使い勝手よく需要もあるため、再生産されて沖縄に何機か展開しているそうです。北の核施設の偵察などに使われていると噂されていますね

航空機の範疇に入るような機体では、X-15という機体が米軍やNASAが開発実験を行っていて、高度100kmくらいまで上昇でき、この技術がスペースシャトルの基礎となりました。
X-15は自力で離陸しなくて、B-52爆撃機に上空まで運んでもらいそこから発進、着陸はスキー式でした。

国際宇宙ステーションは熱圏の高度約400kmのところを周回しています。
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大気圏は高度約100kmまでの高さで地球を覆っており、4つの層に分かれた4層構造になっています。

大気圏というのは、4つの層を含む総括した名称です。
成層圏はその4つの層の中の一つの層で、一番下の対流圏の上にある、2番目の層です。
一番下の対流圏と成層圏の境い目は高度10km(1万m)です。高度10kmから下は対流圏、上は成層圏です。
戦闘機で最大高度に到達したMig25の到達高度は37kmですから、成層圏ですね。成層圏の上の中間圏は高度50kmからですから、そこまでは到達していません。
さらに上の80km以上が熱圏で、米空軍ではここはもう宇宙だと定義しています。
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あなたの住んでる所も大気圏です



酸素があるのが大気圏、それ以上の酸素の非常に少ない所が成層圏
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大気圏とは、地球を取り巻いている空気全体の範囲です。

一方、成層圏は、層になって積み重なる範囲です。つまり、戦闘機が最大限に上昇した場合は、上空を飛んでいるので、大気圏に突入します。
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大気圏とはその惑星・衛星の気体層の部分。


おおむねその境界線は不確かで、どこまで続いているのかわからない。
地球の場合、千キロ以上続いているとも言われている。
不確かなのは、大気圏から連続的に太陽圏へと変化しているからである。

地球大気はおおむね4層に分かれ、
①地上から高度10キロ前後を「対流圏」
②そのうえ50キロ程度までを「成層圏」
③さらにその上80キロ程度までを「中間圏」
④そして一番外層を「熱圏」という。
そしてそれぞれの層で明らかに物理的特性が異なっている。
なお、分類の仕方により「磁気圏」などの勢力圏もある。

スペースシャトルやISSは高度300~400キロを周回しており、
これは地球大気の熱圏の中である。

戦闘機やジェット旅客機は成層圏を飛ぶこともある。
また、あまり空気が薄くなるとジェットエンジンの効率的な燃焼が不可能になり、限界高度となる。
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