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タイトル通りですが、最近は夕立が少ないですね。何か「これ」と言った原因やメカニズムはあるのでしょうか?

前は、毎日のように夕方になると突然空が暗くなって、雷が鳴り、にわか雨が降り、そしてその後に夕焼けが見られたと思うのですが、いつの間にか無くなってしまいました。

全地球的にもスコールやそれに類するものも少なくなっているのでしょうか?

A 回答 (5件)

単純にアツィだけでは夕立や雷雨にはなりません。



いわゆる、大気が不安定な状態(よく天気予報でききますね・・)にならないとなりにくいものです・

全地球的というのはかなりオーバーですが(本来、雨の少ない西アジアで洪水騒ぎが起きています)

日本に関して言えば、太平洋高気圧とオホーツク海高気圧の関係があります。
特に後者は寒気を伴いますので先の太平洋高気圧と接触した際に大気を冷やす・・・
そうです、夕立や雷雨をともないやすくなります。

今年は太平洋高気圧の勢力(勢力という表現も面白いですが)がすごく強い為ひたすら暖められて、カラカラの状態ですよね・・

本来今ごろはオホーツク海高気圧が張り出して日本列島の上でしのぎあいをする時期ですがなかなか、しぶとく彼女は居座っています。

全地球的の見た場合に10年や20年のスパンの変化は誤差範囲です。
たまたま、その年によって海水温度の分布差などが出る為、エルニーニョだとかラニーニャですとかありますが、これは本来地球が繰り返してきた事です。

たとえば、去年は雷雨の数はものすごかったですよね?
都心でも毎週のように(毎日のように)夕立がありました。
1年という人間でとしては長いスパンも地球では一瞬です。

短期間の変化の観点から100年スパンの見方で気象は見ないとなかなか、変化がよみとれません。
(温暖化もじっさい結果がそうなるかは予想の範囲でしかありません)

・・・・・・・・・

夕立の後に星がきれいに見れるのですが、なかなかそういう日が少なくつらく思う日もあります。

盆中に流星群があります、できれば、そのころに一降りあるとうれしいんですが・・・
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この回答へのお礼

昼間は暑くてもいいから、夕方にザーッと雨が降ってその後夜は涼しくなるパターンになってほしいという希望も含まれています。古くからある打ち水の習慣も同じような効果があります。もっとそんな日が多かったような気がするのですが、他の方の回答を拝見してもそのようなものは出てきませんね。

地域的なことも関係ある気がしてきました。#4のお礼欄にもう少し詳しく書きますが、こちらでは雷雨は多くなかったように思います。

お礼日時:2001/08/01 20:10

ご指摘ありがとうございました。

断熱膨張を忘れるなんて・・・。頭は使ってないとだめですね。puni2さんのご指摘(前にもいただいたことがありますが)のおかげで、頭をやわらげられそうです。・・・なんて、私がお礼を言う場ではないのですが。

地球全体でみれば、蒸発する水はどこかで落ちているのだから、温暖化であれば当然蒸発量は増えるだろうし、雨の量はトータルで増えているんじゃないでしょうか。ただ、いるところに降らずに、とんでもないところで大雨、ということになると困ります。
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この回答へのお礼

そうなんですよね。地球全体で見れば、蒸発した水がどこかに降るのには間違いないですよね。

ただ、夕方に降って昼間の暑さを奪ってくれればいいのに。それと洪水や逆の雨不足にならずに、もう少し小出しで降ってくれればいいのに・・そう思います。

お礼日時:2001/08/08 21:12

konojiさんのおっしゃっている通りでしょう。

本当に夕立が少ないのか,本当に「いつの間にか無くなった」かどうかは,もっと慎重に判断する必要があります。東京でも先週は激しい夕立があり,水没した地下室で亡くなる方まで出ています。

夕立の降る範囲は,低気圧や前線によって起こる通常の降雨に比べるとかなり狭い(メソスケールの気象現象という)ため,局地的な事情がかなり影響します。
たとえば,東京近郊ではここ十数年ほど,1時間に100ミリを越すような猛烈な豪雨の回数が増えていますが,これは都市の温暖化,いわゆるヒートアイランド現象の影響といわれています。
同様に,troubadourさんのお住まいの地域で,最近何らかの,気象に影響を及ぼす変化があって,夕立が減っているのかもしれません。

また,troubadourさんには失礼な言い方になってしまいますが,「思いこみ」ということはないでしょうか。
誰しも昔の思い出は知らず知らずのうちに美化してしまいがちです。また,「夕立が少ない」という先入観があると,実際に夕立が来ても「これは夕立には入らない,昔のはこんなではなかった」などと感じてしまいます。

ただ,ここ数日は(全国的に見ても)確かに夕立が少ないです。これは,上空の寒気が東に抜けて,大気の不安定度が小さくなり,また太平洋高気圧が(上空においても)北に勢力を伸ばして,寒気を北に押しやったのが原因といえますが,これはその程度の話(時間的には数日,距離的には日本付近,といったスケールでとらえるべき話)で,地球全体とは分けて考えるべきでしょう。

ちなみに,nozomi500さんの
>かなり上空の冷たい空気のところまでいくと、水蒸気が冷やされて水になる
はちょっと誤解を招きやすい説明です。上空が冷たいために水蒸気が冷やされるのではなく,上空の気圧が小さいため,上昇した空気が膨張して,膨張する時に自分の持っているエネルギーを消費する(断熱膨張という)ため,みずから温度が下がるのです。
(もっとも,上空が冷えているのも結局はこの断熱膨張に起因しているので,根っこは一緒なのですが)

konojiさんの回答にもある通り,気象現象は絶えず変動しています。
例えば,よく2~3日暑い日が続くと,挨拶がわりに「地球の温暖化だねえ」という人がいます。いいたくなる気持ちはよくわかりますが。
確かに地球が温暖化すれば,暑い日が増えるでしょう。しかし,温暖化していなくても,暑い日が続いたり,涼しい日が続いたりすることはあるわけで,今年のような猛暑だけで温暖化だと結論づけることはできません。
もちろん,温暖化していないと結論づけることもできません。そこが気象学の難しいところです。

なんだかいちゃもんばかりつけているようで申し訳ないのですが,どうしても気になって書いてしまいました。
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この回答へのお礼

実はこの質問のスタートのキーワードは「思い込み」なのです。

質問のようなことは以前から漠然と思っていました。思い出の美化とまではいかなくても、偏った記憶とか思い込みもあるかな?とは思っていました。

ところが、今年は特に暑いので、道で知った人に遭ったときに挨拶がわりに「暑いですね。」と言うと「そう言えば、昔は夕立があって・・・。」という会話を交わすことが多いのです。タクシーに乗って運転手と会話したときもそうでした。疲れがたまって病院にいったときの医師との会話もそうでした。逆に異論を唱える人はいなかったのです。

こうなると私自身の「思い込み」だとは言いにくいと思います。「いつの間にか無くなった」は今思うと表現が変ですが、少なくなった感じは他の方ももっているのだと思います。

しかし、今回みなさんからいただいた回答を拝見していると、何か別の地域的な要因が働いている気がしてきますね。同じ地域での会話ばかりですから。

温暖化は長い目で・・という意味はよくわかります。都会での短時間での大雨にヒートアイランド現象で発生する強烈な上昇気流が関係するのもTV番組等でみたことがあります。

いろいろと参考になる回答をありがとうございます。これを見られて何かありましたら、引き続きお願いします。

お礼日時:2001/08/01 20:59

真夏の夕立雲は、熱せられた地面から上昇気流が起こって、かなり上空の冷たい空気のところまでいくと、水蒸気が冷やされて水になる。

上昇速度が速いと一気に落ちてくる。

そもそも、上昇する空気が乾燥していたら、夕立になりません。それじゃないでしょうか。
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この回答へのお礼

最近は、上昇する空気が乾燥しているのでしょうか?乾燥しているその原因が何かあるのでしょうか?例えば都市化がすすんで、地表自体からの水分の蒸発が少ないとかそういったメカニズムが働いてしまっているのかな!?・・こんな感じでふと疑問に感じました。

引き続き何かありましたら教えてください。

お礼日時:2001/08/01 19:41

 太平洋高気圧の発達具合がまだそこまで行ってないからです。


 夕立が起こるためには、大量の雨を含んだ水がその日の昼間だけで大規模に生成される必要があり、これは入道雲がもっとも一般的です(それ以外にも偶然通りかかった雲とかあるとは思いますが)。
 ですので、温暖前線が発達して入道雲ができやすい状況になれば、必然的に夕立も降るようになります。
 
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この回答へのお礼

質問の書き方がまずかったかも・・・。

「最近」というのは、ここ十数年~数十年くらいの意味で質問しました。ただ、回答を拝見していると時期的なものや気圧配置の関係で入道雲が発達しやすい状況なんですね。

ただ、ここ十数年から数十年でも入道雲を見ることもだんだん減ってる気がするのですが・・・。

お礼日時:2001/08/01 19:29

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