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なんでビートルズのメンバーはステレオ録音とモノラル録音と同じ曲を2ど録音をしたんでしょうか?それも1963年になってからの話しで、初期ビートルズの作品は左が演奏で右がヴォーカルで、今で言う音声多重カラオケテープと同じですね、当時のビートルズのメンバー達はステレオは金持ちの贅沢品でティーンエイジャーは普通のモノラルレコードプレイヤーでかけるのだから、ステレオレコードをよく思っていなかったんですか?回答をお願いします。

A 回答 (4件)

ビートルズに詳しいわけではありませんが、当時の音楽界の状況や録音なんかには多少の知識があるので。



まず当時の音楽業界ではシングル盤を先に何枚かリリースして、それからしばらくしてLPを作成するというセールスが一般的でした。
で、現在のようにデジタルではなくアナログ、でもって機械技術もそれほど発達していなかったので、同じ曲を何度も繰り返して演奏&録音するのが当たり前でした。
何度も何度も演奏&録音してくれていたので、近年では何度目かのCD化にあたり、ボーナストラックとして同じ曲の別テイクなんてのが入ったりしてますが、これがファンにはありがたいことになっています。

ビートルズも同様でシングル用に録音して発売、でLP発売ではシングルと別テイクだったり、LPステレオ録音用に再演奏していたりするものがあるようです。
初期の代表曲のプリーズ・プリーズ・ミーはモノラル盤で発売されたものと、ステレオ版でのリリースとは明らかな違いがあり、ステレオ版ではジョンレノンが歌詞を間違えているのが知られています。

下記参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AA …

ステレオ録音が当たり前になり、モノラル盤がほとんど無くなってしまってからも、シングル発売とLP発売では演奏が違っているというケースはつづき、日本のレコード業界も80年代くらいまでは同様で、たとえば「姫神せんせいしょん」というシンセグループの1枚目のシングル「奥の細道」はLPに収録された同曲とあきらかに演奏が違ってたりします。
アイドルでも同じで伊藤さやかさんというちょっとマイナーな歌手のビクター時代の全曲集とみると、シングル発売時とLP発売時で再度録音し直した曲は、同タイトルながらどちらも収録されファンにはありがたい内容になっています。

現在はデジタルが当たり前で(こだわるアーティストには敢えてアナログ録音をする方もいますが)、極端な話だとあまり歌のうまくない歌手に同じ曲を10回程度歌ってもらって、いいとこだけ抜いて編集する、なんてことが可能になっています。
録音時のトラック数48チャンネルとかが普通で、少し前だと数千万円だったPCM3348のような録音機と同程度の機能を数十万円のパソコンで代用することも出来てしまいます。
ビートルズの頃の録音技術だと3チャンネルくらいのはずで、みんながそろって演奏するのが一般的で、楽器ごとに別々のブースに入って、マイクがほかの音源をいっさい拾わないようにする、なんてことはやっていませんでした。



ステレオ録音はRCAというレーベル(現在はソニー傘下)が1953年にクラシックの部門で初めて行っています。
1958年にはRCA Living Stereo Seriesというクラシックのステレオ録音盤を次々リリースし、その多くが現在CD化され、音質がいいことでクラシックファンにはよく知られた存在となっています。60年前の録音なのに、ほんとに音が良く、中にはSACDにもなっているものもあるくらいです。
下記詳しいサイトです。興味がありましたらどうぞ
https://www.old-and-new-shop.com/classical/rca-l …
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この回答へのお礼

リンクを貼って頂きありがとうございます。

お礼日時:2019/09/04 01:43

モノラル版とステレオ版を別々に録音したりはしていません。



当時はモノラルの時代で、ステレオは新しいもの。メンバーはモノラル・バージョンまで作り、ステレオ・バージョンはエンジニアに丸投げしていてビートルズのメンバーは関わってなかったりして、このため曲によっては別テイクを採用していたりするとか。メンバー自身も家にあるのはモノラルプレーヤーだから、モノラルでしか聞いてかったんじゃなかったっけ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B6%E3%83%BB …

今、映画のソフトって大作だとたいていDVDとBlu-rayの両方で出しますよね。でも、ミニシアター系の映画だとDVDだけでBlu-rayは出してないものもあります。これは、DVDプレーヤーは普及したけど、DVDより高画質・高音質のBlu-rayプレーヤーはそこまで普及してないからだと思うんですけど。この状況が、当時のレコードのモノラル盤とステレオ盤の関係に似てるのではと想像します。
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この回答へのお礼

教えて頂きありがとうございます。

お礼日時:2019/08/31 02:15

録音の仕方は1番の人に譲ります。



当時はまさにステレオ再生の萌芽の時期で、とにかく
「音像がきめ細かい」「臨場感・立体感がある」などの理由でもてはやされたものです。
一般庶民は新技術に飛びつきやすいこともあって、これはセールスの上で無視できないことでした。

そのインパクトは、レコードからCDに移り変わった時と同じくらい。
CDからデジタルデータに移行しつつある現在よりもはるかに強かったかな。

ところが、今でも「レコードはアナログに限る」という人がいるように、モノラルに価値を感じ続ける人が少なからずいました。
とくにクリエイター側に。
曰く「音が力強い」曰く「音に温かみがある」

なので、レコードを出すときは、例えば
セールスに配慮してステレオ盤を、こだわりを満たすためにアナログ盤を
両方とも出す、ということがありました。

今でも斉藤和義氏など少なくない数のアーティストが同じことをしています。
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この回答へのお礼

教えて頂きありがとうございます。

お礼日時:2019/08/31 01:18

演奏は一度だけです。

当時は2トラック録音なので、歌と演奏を同時録音し、それぞれが1つずつのトラックに録音されました。
基本(オリジナル)はモノラルで、ミックスダウンしてステレオ化しています。
なので現在オリジナルアルバムのCDは初期の数枚はモノラルです。
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この回答へのお礼

教えて頂きありがとうございます。

お礼日時:2019/08/30 20:48

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