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原子力発電は必要だと思いますか?
私は地球温暖化の原因のco2を出さないうえにコストが安いですよね。なのでできる限り安全性を保証して、再稼働すべきだと思うのですけどどう思いますか?原発ゼロにすると火力発電も増えていくと思います。そうするとどんどん地球温暖化が進めてしまい、それこそ地球を痛めつけてしまうと思うのですけど...
本当の1番の最善な発電方法は自然エネルギーですがそれで、日本全体の電力をまかなえないのも事実、ですから火力発電をできる限り減らし自然エネルギーをできる限り増やし、原子力発電も安全性保証しながら増やしていくというのが一番良いのではないでしょうか?そう考えると原子力発電はいるのではないでしょうか?

A 回答 (9件)

原子力発電は、必要悪ぐらいの位置づけかなと思います。



まず、コストについてですが、これは他の回答でも指摘されているように、今ある設備を使って、今日、明日電気を作り出す、という断面だけで言えば確かに安いです。しかし、老朽化した設備や使い終わった燃料の処分やその後の安全管理(いわゆる廃炉や核のゴミ問題)まで含めると、原子力発電は最も高コストな方式の一つだと言われています。現在あるものは既にこのコストがかかることが確定しているので仕方ないのですが、これから新造するのはコストの観点からすれば愚かと言わざるを得ません。

また、化石燃料を頼りにした発電方式(火力発電)は現在の主力の方式の一つですが、地中にあった炭素に由来する二酸化炭素の排出の問題があり出来れば減らしたいところです。そのためにも、再生可能エネルギーによる発電方式へのシフトが必要だと言われています。再生可能エネルギーによる発電は火力発電と比べると高コストと言われていますが、それでも原子力発電よりは安い、もしくは軌道に乗れば十分安くなると期待されています。それまでのつなぎとして、原子力発電は継続しつつも徐々に減らし、最終的には0に収束させるのが良いと思います(これが「脱原発」の考え方です)。

それ以外に大事なことは、エネルギーの消費量を減らすことです。現在、電気機器メーカーは省エネ化に力を入れていますが、そういった努力と並行して、我々の生活を出来るだけ電力に頼らないものに変えてゆく必要もこれから出てくるのではないかと思います。「江戸時代には電気なんてなかったんだからその当時の生活水準に戻ればいい」などといった無茶苦茶なことを言うつもりはありませんが、歴史を振り返り祖先の知恵に学んでエネルギーに頼らない生活の工夫ができると良いのではないかと思います。

なお、他の回答で「核技術の継承」というのがありますが、これはこれで必要だと思います。しかしながら、核技術の継承は商用の原子力発電でしか成し得ないものではありません。もちろん、国際的な監視の目からの隠れ蓑に都合がいいという話はありますが・・・
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ちょっとダイナミックな話になって、恐縮ですが・・・。



太陽や地球って、数十億年後には確実に滅亡してしまいますが、そこで人類の歴史が終わって良いのなら、「人類に核は要らない」と思いますよ。
でも、人類が宇宙で棲息するとか、太陽や地球を滅亡から免れる道を考えるのであれば、「核は必須の技術」です。

なぜなら、簡単に言えば、太陽も核融合だからです。
人工的に太陽を造るとか、太陽を生かし続けるためには、人類はもっと核を理解して、完璧に制御できねばならない訳です。
あるいは宇宙に出たら、放射線(宇宙線)だらけで、防御だけではなく、中和や無害化する技術とかも必要かと思います。

人類が未来永劫、宇宙で生き続けていくべきとか、生き続けていかねばならない存在であるならば、核だけではなく、時間や次元とか、生命科学などに関しても、まだまだ解明していかねばなりませんし、核などは、まだ判り易い部類で、序の口と言えます。
時間や次元の壁を超えようと思ったら、恐らく膨大なエネルギーが必要ですが、現時点で人類が知り得るエネルギーの中では原子力が最有力で、逆にソーラーパネルのロケットで行ける宇宙など、まず有りません。

「子供の未来を考えたら、原発なんて要らない!」なんて言う意見も、判らなくもないですけど。
私は、未来を考えれば考えるほど、「子供の子供」など、もっと先のことまで考えて、人類は進歩の歩みを止めるべきではないと思ってます。

あるいは、人類にとって核技術は、ちょっと早い様な気はするものの。
確実に滅亡するのは数十億年後ですが、映画のディープインパクトみたいな事態が、実際には起こらないと言う保証もない訳で、それがいつかも判りません。

従い、今、出来ることはやるべきと言いますか。
科学技術の進歩に関して人類は、手を抜いたり、後回しみたいなことをしなかったから、ここまで進歩したのではないですかね?

それと、慢心はしてはいけませんが、いずれは「絶対に安全な原発」も実現可能と思ってます。
上で述べたこととは、ちょっと矛盾しますが、「もしディープインパクトがあっても、原発は無事」なんて言う必要はありませんから。

ちなみに、ディープインパクトのレベルは、地震で言えばM11~12クラスで。
そのクラスの災害では、残念ながら人類は滅亡しちゃうので、原発の安全上は想定する必要が無い領域です。
東日本大震災はM9で、現実的なほぼ上限ですが、原発の本体は、耐久していますので、「もうちょっと!」です。
ここで歩みを止めるのは、かなり勿体ないです。

一方、低コストとか低環境負荷なんてのは、懐疑説も多いです。
コストに関して言えば、放射性廃棄物の処理,処分のコストは、発電コストには含めておらず、それらのコストは、現時点では未知数に近いです。
でも、私は、未来への投資として、必要なコストと思います。
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燃料が水であり無尽蔵のみなせ、長命放射性物質を作らない核融合発電に期待。

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原発だって運用の際に様々な形でCO2なら出しますよ。


ボイラーやらなにやらの加温には重油が必要だったりします。
すべて核分裂の熱でまかなってるわけではありません。

既に挙げられてる核廃棄物の問題もあります。

部分的なサイクルだけを見て物事の是非を論ずるのは間違ってます。
似たような問題は割りばしとかレジ袋でも言えます。
環境に及ぼす重要な要素をスルーしてエコかエコじゃないかを論じてるわけです。
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あなたも書いていますが、理想的な姿を実現するのは容易ではないし、今日明日にできるモノでもない



だから直ちに無くす事も出来ないし、今ある施設を安全に廃炉するためにもこの先何十年も多分百年ほどの期間が必要

尚且つ原子力に関する技術者も確保しなければならない
技術者が技術の将来性見切りを付けたら
廃炉の為の技術無しで放置する事にもなりかねない

冷戦終結後、旧ソ連の核技術が世界に流出して行った事例を忘れてはならない

だから技術の継承を確保できるペースで、少しずつ依存度を減らすのが現実的選択と思うけど
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原子力発電は地球温暖化の原因のco2を出さないが、原子爆弾の原料のプルトニウム


をサワヤマ出します。
・co2で地球温暖化が進めてしまい、それこそ地球を痛めつけてしまう
・プルトニウム爆弾で地球放射能化が進めてしまい、それこそ地球を痛めつけてしまう
どちらを選びますか?
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原発はコストが高く付きますね。


廃炉だっていくら費用がかかるかわかりません。

それより深刻なのは、放射能廃棄物です。
原発を運転している以上、放射能廃棄物の問題がつきまといます。
放射能廃棄物が安全になるためには10万年かかるといわれています。
10万年も安全に保管するための費用は莫大ですし、この日本列島は地震列島です。

日本では、放射能廃棄物の最終処分場はまだ決まっていません。
いわばトイレのないマンションなのです。

それに原発は地球温暖化の面でも問題があるのですよ。
原発の熱エネルギーはすべて電気に変換できるわけではありません。
かなりの部分が廃熱になり、これ冷やすために膨大な水を必要とします。
ですので、海外では巨大な河川沿い、日本では原発は海ぞいにつくられているのです。
今、現在でも膨大な温排水をだしているのですよ。

では何故、価格もかかり将来的も不安を残す原発を推進しているかというと
原発の利権の問題なんです。

原発をつくれば、莫大な工事費が見込まれます。
また原発をつくれば、まわりの道路などが整備されます。
原発をつくれば電源三法により期限付きとは言え莫大な予算が自治体に交付されます。
金のうごくところには利権がつきものなんです。

で、結局、これらの費用は電気料金や税金の形で国民につけをまわされるのです。

火力発電でも水力発電でも自然エネルギーでも大なり小なり環境を破壊します。
でも、原発というのは決定的な環境破壊をもたらします。

それに加えて「原子力技術の継承」とよくいわれたりします。
でも、これって原爆をつくる技術のことなんですよ。
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すでに必要無いと思います。

自然エネルギーで代替するのが良いと考えます。

・地球温暖化の原因のco2を出さないうえにコストが安いですよね
コストは「高い」ことが判明しつつあります。まず建設コストが高いです。これは建設立地も含めて考える必要があり、原発を東京湾に作れないのですから、火力などに比べて「建築できる立地」のコストが高くつきます。
 それに今まで「廃炉のコスト」を含んでいないことが判明し、廃炉のコスト、特に「廃炉後の高濃度放射性物質」の管理コストはとても高くつきます。

・それこそ地球を痛めつけてしまうと思うのですけど...
「地球を痛めつける」という言葉の本来の意味は「人類が住めない地球になってしまう」ということです。温暖化して2度ぐらい上昇したって、地球は痛みません。そこに住む人間が大変になる、というだけのことです。

「人間の生活に影響する」という点で見れば、私は放射性物質の廃棄のほうがよほど「地球を痛める」と考えます。
放射性物質の半減期は長いものだと10万年ぐらいで、この間「他の生態系から隔離する」必要があります。
そのコストを考えたことがありますか?
 たとえ今の言語で「この下に放射性物質があり、危ないから入るなら」と書いても100年も持ちません。10年単位で書き替えるコスト、それを10万年維持するコストは膨大であり、尚且つ「不確実」です。
 東日本の津波の際、1000年前の「この先に住むべからず」の石碑が全く無視されていたように、1000年程度で人間が掘り起こし、放射能汚染を引き起こす可能性はゼロではないのです。
 そうなれば、地球は温暖化などより確実に痛みます。

すでにできてしまったものは仕方がありません。今廃炉にしようと、この先廃炉にしようとコスト的にはそれほど変わりないので、上手に使う必要はあるでしょう。しかし「今後原発を作る」のは反対です。
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コスト的・環境的には原発は最悪であることが既に判明していますので無理です。

とくに日本は地震大国ですからね。
自然エネルギーに切り替えていく以外に方法はありません。
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