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物質量とアボガドロ数とアボガドロ定数の違いを簡単にわかりやすく教えてください。

A 回答 (2件)

厳密なことを知りたいなら、ちゃんとした定義を教科書とかで見るなり、webで検索するなりしてください。



簡単にわかりやすくということであれば、物質量というのは、要するにmolの単位で表す量です。
アボガドロ定数というのは、1molに含まれる粒子の数であり、通常、6.02x10^23とかの値で表されるものです。
アボガドロ数というのは、アボガドロ定数の古い言い方であり、意味は同じです。ただし、現状においては間違った言い方とされます。
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「物質量」とは、一般名詞では「物質の量」というだけですから、何の意味もありません。



もし「モル」という物質の量の数え方のことなら、
・原子、あるいは分子を「アボガドロ定数」の個数だけ集めたもの。
であり、そのときの「質量」が「原子量、あるいは分子量に『グラム』を付けたもの」になります。というか、そうなるように定めたものが「アボガドロ定数」。

水素原子(原子量1)を「アボガドロ定数」の個数だけ集めたものが「水素原子1モル」という量で、その質量が 1 g。
水素分子 H2(分子量2)を「アボガドロ定数」の個数だけ集めたものが「水素分子1モル」という量で、その質量が 2 g。
炭素原子(原子量12)を「アボガドロ定数」の個数だけ集めたものが「炭素原子1モル」という量で、その質量が 12 g。
二酸化炭素 CO2(分子量44)を「アボガドロ定数」の個数だけ集めたものが「二酸化炭素1モル」という量で、その質量が 44 g。

化学反応は「原子」「分子」単位で起こりますから、同じモル数どうしで反応します。なので「モル数」を「物質量」の単位として使うと便利なのです。「アボガドロ定数」は、その「モル数」と「質量(重さ)」を対応付ける定数で、「原子量、分子量」と「グラム数」がうまく対応するように定められています。

「アボガドロ数」は「アボガドロ定数」と同じです。今は教科書などでは「アボガドロ定数」で統一されていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2019/10/01 21:27

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