dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

エネルギー問題が、言われると、火山国なので、地熱発電を思うのですが、あまり話題にならないのはなぜかと思うのです。

A 回答 (7件)

こんにちは。


地熱発電。石油・石炭を焚く必要のない電力源でありますが、なかなか進みませんね。
他の方々から、コストのほかに立地の制限に関する説明が出ており、基本的にはその通りであり、私も悩ましいと思っています。
 さらに次のような点でちょっとだけ観点のずれた悩みにもなっていますがどのようにお考えでしょう。
ポイントは、「地熱発電は確かに迷惑な施設。では石炭・石油をどんどん焚いていていいのでしょうか」

 今年、COP25の会議とその周辺でやり玉に上がったこともあって、日本の石炭火力発電が話題になりましたが、逆に言えば、今まで石炭火力もあまり話題になりませんでした。
 まあ、地熱発電は「作れないとあきらめ」で話題にならず、石炭火力は「いつの間にか作れてしまう」ので話題にならず・・・。
 基本的には庶民の話題とはその程度のものではあります(苦笑)。

もう少し真面目に考えてみましょう。
それも、ちょっとずるいですが「原子力が解決してくれる」という議論も「節電すれば解決する」という議論もひとまず除外してみると・・・。

 自然エネルギーの多くは不安定なので、安定的に提供してくれる自然エネルギーが求められるところ、「水力」と「地熱」がそれに当たりますね。
 そして、両者とも、立地条件が限られ、国立公園等の「自然破壊・景観破壊」につながる点や、水利権・温泉利用権などの既得権益・利益とのバランスが必要な点も共通の悩み。
 この中で水力発電は、設備が巨大ながら技術(コスト)と発電能力のバランスが良かったこともあり、概ね既に設置可能な場所での建設は飽和するところまで進んでいます。
これは、逆の意味で言えば「国家の横暴」が使えた時代に開発できた・・・とも言えます。(まあ、それが良かったかどうか・・一方で最近は、もうちょっと小規模なほうに進んではいます)

 その意味では、地熱発電は高度な技術開発が必要だったこともあり、横暴で進めるにはちょっと出遅れてしまったとも言えます。このため、自然破壊と既得権益との関係で「反対」「無理」という発想になってしまいますが、本当にそのままでいいのでしょうかね。
 化石燃料資源の浪費と炭酸ガス排出という環境破壊も問題にもつながるもので、一部の環境破壊と景観破壊にもう少し妥協はできないか、また、温泉源の低下に対して発電後の温水を提供する等で既得権益の埋め合わせはできないか、という観点で、「どうせダメだから諦める」人のばかりでなく「欠点を少しでも緩和し妥協も行って前進させる」人も必要かと思います。

なかなか悩ましいところ、ご参考になれば幸いです。
(ちなみに私(おっさん→じいさん)としては、若い方々が地熱発電をあきらめてくれたほうが得ではあります。とにかく石炭はすごく安いので私の代ではどんどん掘って燃やせば目先の電気代が安くつきます。ツケは次の世代に。まあ、自宅に太陽電池はつけていますけどね(笑))
    • good
    • 0
この回答へのお礼

丁寧な説明ありがとうございます。
現状では、地熱発電は、難しいと思いました。
切実な問題にならないと、進まないのでしよう。

お礼日時:2019/12/18 14:52

地熱発電で収益を得るだけの


地下水量および発電可能水温帯が、どこにでもある訳ではないから。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

深く掘ればと思っていたけれど、簡単にはいかないのですね。

お礼日時:2019/12/18 14:54

すでに回答がありますが、地熱を発電などに有効活用しようと思っても、利害関係者(地権者、利用者、自然保護団体など)が複雑に絡んでおり、それを調整し、同意を取るのが大変だからです。

それには地熱発電できる場所が国立公園や国定公園の中に入っていて、規制でいじれない場所も多々あります。
    • good
    • 0

地熱発電に適した個所の多くは(むしろ大部分)国立公園と重なってます、建設の為には大規模な土地や周辺の景観までもが形状変更が必要に成ります、国立公園法が立ち塞がります、


同法では、形状変更が認められません、
出来ないんです、
源泉などの水脈が変わる或は枯渇するなどの議論以前の話しなんです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

利害関係が、ありすぎと思いました。

お礼日時:2019/12/16 20:42

簡単に言うとコスパが悪いから


高コストで施設を作っても、そこを永続的に利用できるとは限らない有限のパワー
そもそも利用できる場所が少ない
地熱発電ができるということは火山があるということ、それなりにリスキーでもある
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
深く掘れば、どこでも利用できるとお持っちたのです。

お礼日時:2019/12/16 13:58

問題無く利用出来る熱水(温泉など)の有る場所が限られていますね。


源泉温度の高い温泉地ですと既に湯治場や温泉旅館、ホテルなどが出来ていて温泉が枯れるなどと反対が有るみたいですし。
それに殆ど手つかずの自然の中に発電所を作るとなると、自然保護団体も反対するでしょうしね。
何せ建設のために資材を運搬する為の道路も造らないとならなくなるし、送電線の鉄塔を建てないとならないとかも有りますし。
それに国立公園などに指定されてしまうと開発が難しいと言う事も出て来るので、この狭い国土の上に起伏の激しい地形では
地熱発電所の建設は難しいでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
水力発電の時は、道路から作る事が多いから、地熱の方が有利と思っていました。

お礼日時:2019/12/16 13:56

「地熱発電のデメリット」


地熱発電所を建設するための時間と費用が相当かかる
温泉の量が減る、枯渇するなど温泉地に影響が出る可能性がある
https://22nd-century.jp/environment-issues/geoth …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
思っていたより、大変な事が分かりました。

お礼日時:2019/12/16 13:52

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!