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ブレーカーの選定について質問です。
現在P112(4馬力)のパッケージエアコンが1台だけあり、メーター⇒(CV22sq)⇒ELB30A⇒(CV14sq)室外機となっております。

ここにP160(6馬力)を2台追加する場合、メーター⇒(CV22sq)⇒ELB○○A⇒(CV14sq)⇒BL30A×3⇒各室外機へ・・・と言った感じになるのでしょうが、この時の3個のブレーカーの1次側に来るELBの容量(上記○○)は75Aで良いのでしょうか?

機器の仕様書の数値からの計算方法をご教唆賜りますようよろしくお願い申し上げます。

A 回答 (2件)

内線規程を参照して、主幹ブレーカー及び、分岐ブレーカーを選定するのが良いでしょう。


メーカー仕様書で参照するのは、最大運転電流です。
内線規程では、設計電流値として、パッケージエアコンの場合は、最大運転電流×1.2とするのが望ましいとしています。
仮に、112型の最大運転電流=17A、160型の最大運転電流=24Aとすると、設計電流値はそれぞれ、112型:17×1.2=20.4A、160型:24×1.2=28.8Aとなります。
それぞれの機器で、最大始動電流が記載されていない場合は、主幹ブレーカーの設計電流値=20.4+28.8+28.8=78Aとなります。
主幹ブレーカーのトリップ容量=100Aとなります。
それぞれの機器の分岐ブレーカーのトリップ容量=30Aとなります。
配線サイズは、亘長より算出します。
仮に電線亘長=30mとすると、主幹ブレーカーまでの配線サイズを電圧降下2%で選定した場合は、22mm2の場合は、運転電流80Aで最大亘長=34m>30mなので、22mm2とします。
分岐回路は、3.2mmで運転電流30Aで最大亘長=34m>30mなので3.2mmもしくは直近上位の14mm2とします。
許容電流値は、3.2mmで43A、22mm2で80Aです。
22mm2では、運転電流80Aは可能ですが、主幹ブレーカーのトリップ容量=100Aでは保護出来ません。
短絡等の保護の場合は、瞬時に遮断されますので、そのままでもかまわないと思います。
安全を見るのなら、38mm2にした方が良いです。
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この回答へのお礼

こんな回答をお待ち致しておりました!
ありがとうございます!!

お礼日時:2015/01/24 11:41

電気工事会社を経営する者です。



>ここにP160(6馬力)を2台追加する場合、メーター⇒(CV22sq)⇒ELB○○A⇒(CV14sq)⇒BL30A×3⇒各室外機へ・・・と言った感じになるのでしょうが、この時の3個のブレーカーの1次側に来るELBの容量(上記○○)は75Aで良いのでしょうか?

先ず、質問者さんは電気工事士の免許を持った電気屋さんですか?
そこの地域の電力会社への電気使用申込みや引込線以下の委託工事のできる電気工事会社の方ですか?
上に該当する方なら地域の電力会社の営業所に全ての機器の仕様書を持参して算定してもらうのが理想かと思います。

>機器の仕様書の数値からの計算方法をご教唆賜りますようよろしくお願い申し上げます。

低圧電力の場合は単純に負荷の合計だけで契約容量や主開閉器が決められるものではありません。
試しにその地域の電力会社のホームページから低圧電力の契約に関するものを確認すれば判ります。
負荷容量契約にするのか主開閉器容量契約にするのかで若干差が出ますし、最終的に支払う電気料金的にどちらが有利なのかはこの質問文では解りません。
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