電気ブレーカーの種類について

下記についてご教授のほど、よろしくお願い申し上げます。

(現在の電気知識レベル)

分電盤内には3種類のブレーカーがある。
1、サービスブレーカー(アンペアブレーカー)
→電源を供給する元になるブレーカーであり、スイッチの黒い部分に「50A」とあれば、50Aを超えると電気の供給をストップする安全装置である。

2、漏電ブレーカー(漏電遮断器)
→配線、器具から電気が漏れたときに、ブレーカースイッチが自動的に下りる安全装置である。

3、安全ブレーカー(サーキットブレーカー)
→各器具、各配線ごとに個別につかがる各ブレーカーのこと。

サービスブレーカーと安全ブレーカーは、電気供給量がオーバーしたときに作動して、漏電ブレーカーは、「漏電」のみに作動するものである。

【質問】
自宅内にて、電子レンジ、エアコン、照明、ドライヤー等を同時に使用したときに、漏電ブレーカーのみが下りて、安全ブレーカーらしき4つのブレーカーは下りませんでした。サービスブレーカーはありません。上記の知識と矛盾するのですが、どういうことなのでしょうか

No.1 ベストアンサー 回答者： mukaiyamo 回答日時： 2022/06/15 22:11

＞1、サービスブレーカー(アンペアブレーカー)…

＞50Aを超えると電気の供給をストップする安全装置である…

違う、違う。
安全装置などでない、ない。
契約以上に電気を使わないよう、電流の「制限装置」。

電力会社の財産であり、短絡保護機能がないのです。

＞2、漏電ブレーカー(漏電遮断器)…
＞→配線、器具から電気が漏れたときに…

(1) 漏電時に遮断
(2) 過負荷及び短絡時に遮断
(3) 異常電圧 (単三不平衡) 時に遮断

＞3、安全ブレーカー(サーキットブレーカー)…
＞→各器具、各配線ごとに個別につかがる…

各器具、各配線ごとに個別につかがり、1回路あたり 20A (専用回路では 30A のことも) を超えれば過負荷遮断。

＞上記の知識と矛盾する…

上記の知識があやふやなだけ。

＞サービスブレーカーはありません…

関西、中国、四国、沖縄電力管内には、もともとありません。

上記以外の電力会社でも、契約が 60A (6kVA) を超えればありません。
契約が 60A 以下でも、スマートメーターになっていればないこともあります。

この回答へのお礼

丁寧且つ詳細なご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時：2022/06/17 03:09