1. 悪は 善のへそ曲がりである。
2. へそ――生まれ持った自然本性――に悪意はない。それは 相対性の世
界にあるからには ふと――道草を喰うように――曲がるのみ。
3. だから 悪は 悪として存在しない。
4. へそ曲がりでもよいと開き直りさらに善をゆがめ傷つけることを 悪と
呼ぶ。負の善のことであり またその現象であるに過ぎない。
5. 善とは ふつうに自然に日常生活を――われがわれなる道を――生きる
ことである。
6. 善が欠け その欠けとして悪が善の内に巣食っているからと言って 悪
が悪として存在しているわけではない。
7. 善なる意志が やはり相対的なるものであるからには ふと曲がる。の
み。
☆ これをなお問います。
8. 創世記における《悪の起こり》についての記事を説明できる人はいます
か? 《善と悪とを知る木から採って食べてはいけないと言われたが それに
さからって食べた》という記述( 2:16~ )をめぐって。
▲ 創世記 http://bible.salterrae.net/kougo/html/genesis.html
A 回答 (19件中1~10件)
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No.20
- 回答日時:
ふつうに自然に・また人びとと共に生きること・・・・・
↑
ああ、そうでしたか
低い、浅い、狭い、軽い、小さな、足元の世界での善悪の話に限定でしたか
深く、広く、高い境涯で、善悪を語る事も大事ですね
ご回答をありがとうございます。
★★ (回答№16) 悪は善を証明するために存在を許された
☆ を考え合わせて全体をとらえるなら こうなりますか?
つまり:
★ 低い、浅い、狭い、軽い、小さな、足元の世界での善
☆ であれば:
☆☆ (№16お礼欄) 何も証明してもらわなくても・照明をあてて
もらわなくても・賞賛などしてもらわなくても かまわない
☆ となるかも知れないが:
★ 深く、広く、高い境涯で、善悪を語る
☆ ときの善については:
★★(少し編集しました) 悪がその善を証明するために存在を許され
た
☆ ということだと。
つまり 格調のたかい善になると 日常で慣れていないからか 対極の
悪が出て来て そのいと高き善のことを証明してくれないと なかなか
しもじもの人間にはわからない。
――こうですか?
No.18
- 回答日時:
悪は存在しますよ。
私が「悪い」と思ったらそれが悪です。
みんなそうじゃないの?
ご回答をありがとうございます。
★ 私が「悪い」と思ったらそれが悪です。
☆ というところの悪なる《現象》は 起きています。
現象は《存在します》が それは 悪という存在から来ていますか?
悪は 善とは別に悪として 存在しますか?
《それは〈悪い〉とわれ思う》ところの悪は そうではなく 善な
る生活の中から出て来たのではないか?
自然にふつうに生活しているそのよきこと(善)の余裕あるいはそ
の日常性にちょっと飽きたというような過剰感から ふと逸れてみ
たい・ちょっと曲がってみたいという感覚をいだき 道草を喰うよ
になる。
・・・そこから 自分だけのひそかな愉しみをおぼえる時間を過ご
す。
・・・ややもすると さらに独り善がりに成りがちになる。
・・・よき生活であるのに何故か反発する。反抗する。
・・・善をこわす。
――というふうに 悪なる現象は 善なる本体から漏れ出て来たの
ではないか?
こういう問いなんですが。
No.16
- 回答日時:
悪は善を証明するために存在を許された
いえ。善――ふつうに自然に・また人びとと共に生きること――について
は 何も証明してもらわなくても・照明をあててもらわなくても・賞賛な
どしてもらわなくても かまわないのが 人間性たる善です。
――というストレートなお応えになりますが どうでしょう?
ご回答をありがとうございます。
ただし あたかも善の過剰〔だと思ってしまった〕ゆえに 道草を喰い
さらには そこで誰にも知られたくない秘密の場所を見つけたところか
ら ひそかな愉しみをつくることに成功してしまった。・・・とすれば
とすれば そこからヘソの曲がりがひどくなる可能性があるのではない
でしょうか。
つまり 人間はけっこう悪が好きなんですよ。いい加減の程度に。
No.15
- 回答日時:
なぎ
心穏やかな心境として、仏教の涅槃など
草薙
なぐはぶっすですkれど、
草が生えてるのは自然で、
草を薙ぐからなぎという穏やかな状態なのでしょうか。
なぎの情愛は不正善名状態なのでh層化。
なきも関連するデh層化。
No.14
- 回答日時:
夜分遅くまで議論をお待たせしてすみません。
最後の言葉、刺激的ですね。キリスト教徒、どう考えますかね。ご回答をありがとうございます。
いや 《末尾の言葉》は そのお礼欄全体の意味内容と同じですよ。
☆☆ (№12お礼欄) ~~~~~~~~~~~~~~
なぜ善を損傷する悪がうまれたか? これは 自由意志の自由度をその
ような選択として用いたから。――という答えは 出ていると思われます。
神が創ったのに この世界には悪がはびこるといった見方に対しては 人間
の自由意志によって――つまり 神にさからってでもの自由度によって――
始まった。と言っていると思います。
悪は 《神の設計から生まれた世界の中から》生まれた とは思います。
~~~~~~~~~~~~~
☆ つまり 神議論( theodicy )として――教会の神学としても―― さ
だまっているかと思います。
悪や悲惨なことが起きているのに神は なぜ放っておくのか? という問い
に答えるものとして 悪を生んだのは 人間の自由意志からだというかたち
で。
No.13
- 回答日時:
「超える」とは、便利な言葉です。
超えた世界は、相対の世界ではない。
超えた世界が二つ以上あれば、そこはもう相対世界。
依って、超えた世界は一つ。・・・と思えます。
善.悪が相対関係であるならば、相対世界ではない“超えた世界”に善悪が生じるはずはないでしょう。
故に「至高の善」と云う表現は当たりませんね。
それとも“超えている”世界に、相対の世界を持ち込んだ方が都合が良いですか?
ご回答をありがとうございます。
★ 「超える」とは、便利な言葉です。
☆ ええ。つくづくそうだとわたしも思っています。
★ 超えた世界は、相対の世界ではない。
☆ はい。
★ 超えた世界が二つ以上あれば、そこはもう相対世界。
☆ それは あり得ないことになります。
《二つ》あれば それは《超えていない》証拠になりますから。
★ 依って、超えた世界は一つ。・・・と思えます。
☆ あぁ そういう証明法だったんですか。
★ 善.悪が相対関係であるならば、相対世界ではない“超えた世界”に善悪が
生じるはずはないでしょう。
☆ ほんとうを言えば 超えた世界では どうなっているか 人間にはわか
らないのです。
ただし 推理はできます。
善悪相対の世界を超えたということは その相対世界ないし経験世界を覆い
包むことになるのではないかと。
超えた世界は 善悪をみづからの内におさめている。のかもしれません。
★ 故に「至高の善」と云う表現は当たりませんね。
☆ たしかに そのように属性を規定するのは 人間の推測ないし忖度に過
ぎません。
ただ言えることは 有限で相対的な善や悪やをおさめているその超越世界は
超善か超悪とでもよぶことになるかも。そして もし経験世界で 悪は善か
ら出て来たとなるなら おそらく超越善のほうだと推し測られます。
★ それとも“超えている”世界に、相対の世界を持ち込んだ方が都合が良い
ですか?
☆ 持ち込むことは 無理でしょうね。ほとんど同じ中身の世界になります
から。《超えた》という意味がほとんどなくなります。
No.12
- 回答日時:
満たし、がないと欠落はないからでしょうね。
満たし=無限、永遠にたいし、欠落=有限、時限と考えられるように、意図あって、神=善が、有限時限世界を創造したのですから、有限時限の欠落の悪は、善なる神の設計から生まれたといって、良いのでしょう。ですから悪は善から生まれるというのでしょう。ご回答をありがとうございます。
★ 有限時限の欠落の悪は、善なる神の設計から生まれたといって、良いの
でしょう。
☆ なぜ善を損傷する悪がうまれたか? これは 自由意志の自由度をその
ような選択として用いたから。――という答えは 出ていると思われます。
神が創ったのに この世界には悪がはびこるといった見方に対しては 人間
の自由意志によって――つまり 神にさからってでもの自由度によって――
始まった。と言っていると思います。
悪は 《神の設計から生まれた世界の中から》生まれた とは思います。
No.11
- 回答日時:
ものさしについての議論は、ブラジェさんの親しいアウグスティヌスやトマス-アキナスなどの議論によって明確化されてきたのではないでしょうか。
ご回答をありがとうございます。
悪とは 《善の欠如 privatio bonni 》という定義が アウグスティヌスの
ものです。(だいたいその定義が哲学者や聖職者思想家のあいだで定説に
なっていたと思います)。
そしてそれについての議論もいくつかあります。
ただしなかなか 手頃にまとまった文章が見当たりません。
あとは 自分で精いっぱい考えています。
(アキナスについては 一部を読んでそのままにしてあります)。
悪が それとしては存在せず・ということは 善から――善の行為の中から
――出て来たという議論としては 次のようです。
① 光も曲がるというウゴキにならって心の曲げとしてウソをついた。のが
始まりだという説。
② ふつうに生活を送っているとき・その意味で善として生きていた過程で
ふと 道を逸れたとか 道草を喰うようになったとか 自分だけの世界(あ
るいは 殻)の中に閉じこもりたいとか こういった振る舞いをきっかけと
して そのふつうの善を曲げた。さからった。ウソをついた。というような
事例。
こういった段階です。
No.10
- 回答日時:
人によりけり、相対的、快不快は、日常的に充分あったでしょう。
けれど、その状態は、人治社会国家ですね。けれど、現在においては、人治出なく、法治社会国家へと進化しています。快不快の感情に左右される人治でなく、過去の判例と点数、陪審で判定しようとはしてますね。ご回答をありがとうございます。
★ 人によりけり、相対的、快不快は、日常的に充分あったでしょう。けれど、
その状態は、人治社会国家ですね。
☆ ええ。早い話が そういうことですね。声のでかい人間が しばしばのさ
ばります。
★ けれど、現在においては、人治でなく、法治社会国家へと進化しています。
☆ はい。
★ 快不快の感情に左右される人治でなく、過去の判例と点数、陪審で判定し
ようとはしてますね。
☆ ええ。そうですね。
判例にしろ人びとのそれぞれの判定にせよ そのときの善悪の判断・その物差
しは いったいどのように成り立って来たのでしょう? 知りたいところです。
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№5お礼欄つづき
★ でもやみが混じっていて光もくすんでいたので、それで光とやみを分けたく
なったんですね。どうやら、光よりもやみの方が先に“存在”していたらしい。な
るほど!
☆ たぶん ちがう。光とて この経験世界のことは みな 相対的なものだと
いうことです。
★ 1:5
これを見ると、今までのやみと光は昼と夜のことだったの?なんて思いますね。
そんなことないでしょう!
☆ それは つながっていくと思いますよ。