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太宰治の本で、小さいテーマを読んだ後で、感想と表現特徴がありますか?もしあったら、教えてください。

A 回答 (3件)

>小さいテーマを読んだ後



短い作品の間違いじゃないのかな?
小さな作品にも、大きなテーマが内包されているのです。
禄でもない長文の作品には、テーマすらありません。

たとえば『走れメロス』には
真の友情とは何か、
懐疑心とは何か、
死とは何かなど、
盛り沢山なテーマを読者に投げかけています。

あなたはどんな太宰作品を読み、どう感じたと言うんですか?
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うーん、小さいテーマと言われてもなあ・・・。


とりあえず大雑把な言い方をすれば、明るい(あるいは面白おかしい)作品と暗い作品に分かれてます。
明るいもので代表作・・・走れメロス・富嶽百景・お伽草紙
暗いもので代表作・・・晩年・斜陽・人間失格
この辺りの有名どころをおすすめしますね。レポートとか書く必要があるのなら、これらの本の最後に付いてる「解説」を読むことをおすすめします。太宰ファンとして申し上げますが、できれば本文も読んでみてくださいね。

表現特徴としては、
(1)「斜陽」や「きりぎりす」などのように女性を一人称とした告白体小説が多い。
(2)いわゆるニヒリズム(あるいはデカダンス?)。「具体的にどこが?」って聞かれると困るなあ・・・。全体的に漂ってる雰囲気だから、そこは読まなきゃ判らないと思います。
(3)短編集「晩年」に収録されている「道化の華」は太宰の表現特徴を語る上で特筆に値する。なんと一人称の主人公「僕」以外に作者自身が登場します!
主人公たちがいい雰囲気のときに作者が突然出てきて「この小説は失敗作だ」などと言ってぶち壊しにしてしまうという物凄い小説です。
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それはもちろんありますが、


あなたは何を読んだのですか?
そしてどう感じたのですか?
人にすべて聞けばいいという、安易さが感じられます。
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