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秘密の花園という小説を読んで、当時のイギリス(19世紀末~20世紀初頭だと思います)のお金について知りたいです。
きっかけは、お金のことが書かれている文の情景をいまいち想像できなかったからです。
例えば以下のような文↓
・子供用ガーデニングセットが2シリング
・メアリが週に一シリング貰っている←それを聞いてメイドが「そんな大金を!」と驚く
・マーサ(メイド)の家の家賃が1シリング3ペンス


質問は以下の三つです。
1.当時使われていたお金の単位は「ポンド」「シリング」「ペニー(ペンス)」の3種類のみですか?

2.ポンド、シリング、ペニーは硬貨のみ流通していたのですか?紙幣も流通していたのですか?

4.硬貨(紙幣)の種類はどれぐらいあったのでしょうか?
現代だと2ポンド硬貨/1ポンド硬貨/50ペンス硬貨/20ペンス硬貨/10ペンス硬貨/5ペンス硬貨/2ペンス硬貨/1ペンス硬貨
など沢山あるみたいですが、当時は?

3.ファンタジー作品で、お金を「金貨/銀貨/銅貨」みたいに呼んでいたことを思い出したのですが、
「ポンド」「シリング」「ペニー」硬貨は「金貨/銀貨/銅貨」みたいに呼ばれることはあったのでしょうか?

質問が多いうえにややこしくてすみません。
お気軽に回答していただけると幸いです。

A 回答 (1件)

1.当時使われていたお金の単位は「ポンド」「シリング」「ペニー(ペンス)」の3種類のみですか?



以下のような単位がありました。ちなみに私は、ドリトル先生でイギリスの通貨単位を知りました。(結構細かい註釈がついていたのを覚えてます。)
1ギニー=21シリング
1クラウン=5シリング
1フローリン=2シリング
1ファージング=1/4ペニー

2.ポンド、シリング、ペニーは硬貨のみ流通していたのですか?紙幣も流通していたのですか?

イギリスでの紙幣の歴史は古く、17世紀から刷られてましたが、どちらかと言えば小切手に近いイメージで、正式なお金は硬貨だと言う認識でした。そらでも19世紀には流通量の3割は紙幣になっていたようですが、流通していた紙幣は5ポンド以上だったそうなので、市民が普段の生活で目にすることはあまりなかっただろうと思います。当時の1ポンドは、今の6~8万円に相当するようですので、5ポンド紙幣はまず使わなかったでしょう。私も、ドリトル先生のシリーズで紙幣が出てきた記憶はありません。

3.ファンタジー作品で、お金を「金貨/銀貨/銅貨」みたいに呼んでいたことを思い出したのですが、
「ポンド」「シリング」「ペニー」硬貨は「金貨/銀貨/銅貨」みたいに呼ばれることはあったのでしょうか?

普通は金貨は1ギニー金貨なのですが、1816年に金本位制の関係でソブリン金貨と言うのが登場しています。但し当時の人々の感覚では、「金貨」と言えば1ギニーのことだったと思います。銀貨は、1クラウン、半クラウン、1シリング全てありましたが、良く出てくるのは1クラウンか半クラウンです。銅貨はペニーを意味していたと思います。

4.硬貨(紙幣)の種類はどれぐらいあったのでしょうか?

すみません。これは良くわかりません。wikiによると非常にたくさんあったようです。その中で、1ギニー、1クラウン、半クラウン、1フローリン、1シリング、6ペンス、1ペニーは良く出てくると思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

細かく教えていただきありがとうございます!

お礼日時:2020/02/05 23:00

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