
下記のような文で、前置詞が省略されることが有ることを学びました。
これって、なぜ省略可能なのでしょうか?
すみません、英語はそういうものだから、というえばそうなのですが、
省略されると、すごく解りくくて・・・。
半分、愚痴みたいな質問ですみません。
もしくは、省略を見抜く、コツみたいなものはあるのでしょうか?
あればお教え頂ければと存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
She is busy (in) typing the letter.
(彼女は手紙のタイプで手がふさがっています)
Spring is late (in) coming.
(春が来るのが遅い)
He spent two hours (in) repairing the car.
(彼は2時間かけて車を修理しました)
He wasted his time (by) going to such a boring lecture.
(彼はあんな退屈な講義を聞きに行って時間を無駄にした)
These patients have trouble (in) walking.
(この患者たちは歩行が困難だ)
I have difficulty (in) remembering names.
(人の名前が覚えられない)
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
〈同時性〉が感じられるものは、現在分詞の形容詞用法や副詞用法だと思って降参するのがオススメです。
>She is busy (in) typing the letter.
(彼女は手紙のタイプで手がふさがっています)
この例は、busy と typing に〈同時性〉があるので、現在分詞として捉え易いと思います。口語的な表現なのは否めませんけど、補うなら in という程度で、
busy ~ing は、前置詞付きよりはるかに多用されています。
>He spent two hours (in) repairing the car.
>He wasted his time (by) going to such a boring lecture.
このような例も〈同時性〉がまあまあ感じられると思います。
しかし、〈同時性〉が感じられないものは、何か抜けている感じがぬぐえませんね。
名詞の性質が強いせいではと思います。
>Spring is late (in) coming.
(春が来るのが遅い)
これに〈同時性〉を見出すのは難しいですね。 Google Scholar を見るところ現在は、
late (in) coming の場合、省略形は少なくて、前置詞付きの半数くらいです。
>These patients have trouble (in) walking.
>I have difficulty (in) remembering names.
trouble walking の場合は逆に大差で trouble walking > trouble in walking 。
difficulty remembering も大差で difficulty remembering > difficulty in remembering
しかし、difficulty walking だと省略形も前置詞付きもほぼ同数です。
言えるのは、《よく使われる言葉には省略が起きがち》ということです。
ほかに、余暇活動を言う表現で go fishing/shipping/hiking etc. というのをご存じかと思います。これも〈同時性〉を感じるわけにいきませんよね。魚釣りしながらどこかに行っているというわけではありません。前置詞が省略されたために、動名詞が副詞として働いているのです。これには for や on が補えます。
しかしこれも、今は現在分詞説が優勢らしいです(参考:ロイヤル英文法)。
教える側が面倒がっているとしか思えません。そんな安易に簡略化した妙なこじつけを教える必要はなく、丸覚えさせればいいことで、一方で、さらに調べたい人が調べたときに、省略のために動名詞が副詞に働いているのだとありのままの説明があったほうが混乱がないです。
No.4
- 回答日時:
英語簡易化の流れは既に70年余りの歴史があります。
アメリカは移民の国なので、移民には理解が困難なラテン語に基づく英文法や語法では行き詰まり、簡易化が必要という声が高まったことは容易に想像できるでしょう。
この流れを一層強めたのが、地球規模でのネット環境の整備です。
簡易化は前置詞の省略に限らず、冠詞の省略も頻繁に行われるようになっており、英文の取扱説明書ではすべての冠詞を省略するのが慣行になっています。
ただし前置詞や冠詞の省略によって英語として意味不明となるような場合は省略は行われません。
省略を見抜くには、数多くの生の英語に触れるしかないでしょう。
大変にありがとうございます。簡略化の歴史にまでは、私は頭が追いついておりませんでした。お教え頂きまして、大変にありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
学校か塾かどこかで「省略を見抜く、コツ」を求められているのですか?
元々、「前置詞+動名詞」の形から、面倒だからなのか、前置詞が落ちてきているわけですね。
実際の英語で省略がほぼスタンダードになっている現状で、そういうコツは必要ないと思います。
文法的にはいろいろ解釈がありますが、これらの「前置詞省略」は「現在では分詞構文になっている」、と割り切って受け止められたらいいのではないでしょうか。
主流の考えではないので、声高に主張する必要はないのですが、分詞構文というのは「分詞の副詞用法」ですから:
She is busy typing the letter. →その手紙をタイプしていて(いるので)彼女は忙しい。≒ 彼女は手紙のタイプで手がふさがっています。
These patients have trouble (in) walking. →歩くのに、この患者たちは困難を抱えている。≒ この患者たちは歩行が困難だ。
という解釈で十分通じます。
逆に「動名詞を使って表現しなさい」なんていう課題があったら、「分詞の前に前置詞を置いたら動名詞」と単純に考えて、inやwithなどを(適切な前置詞を選ぶ、という問題は出てきますが……)くっつければいい訳です。
分詞構文が、分詞の副詞的用法であるという考え方について、私も大賛成でございます。お教え頂きまして、大変にありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
以下は"in"の場合の説明ですが、"by"の場合も同様に説明できるものと思われます:
本来は"in"を付けるのが正式だが、"in"を付けるのは今日では文語的な表現と見なされ、"in"を省略するのが一般的になっている。なお、"in"の有無で、後続の単語が動名詞として扱われるか分詞として扱われるかという文法上の扱いも異なる。
be late (in) coming
来るのが遅れる(◆((略式))では通例inを省略)
https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/be+late++co …
the Spring is so late in coming
https://forum.wordreference.com/threads/the-spri …
口語表現では文字数の少ない方が好まれるのが一般的であるので、前置詞の多くが省略される傾向にある。たとえば、"in this week"は"this week"と簡略化されるのが今日では一般的となっている。
文語と口語の違いについても包括したご説明をいただきまして、本当にありがとうございます。this week は in の省略が起こっているのですね!なるほど。
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