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先日友達が、
「数学なんて下らない。なんの役に立つんだよ!計算なんてコンピュータがやってくれるじゃん。」
と言っていました。思わずあっけに取られてしまいましたが(笑)、数学を勉強することでその知識が役に立つような場合って、具体的に何か考えられるでしょうか?

統計学をやるのに必要とか、経済学やるのに必要とか、物理、化学等おおよそ"科学"と呼べるものの発展には大体貢献してきたとか、それくらいならなんとなくわかるのですが、
学校で学んだ数学の知識が、実際仕事についた時何か役に立つというような具体的な例が、場面が欲しいです。

私が思いつくのは、学校の数学の先生とか予備校教師が数学を教えるのに役に立つとかそのくらいです^^;あと、コンピュータの技術者やプログラマとかって数学の知識を必要とされる事もあるんじゃないかと想像するんですが、実際のところどうなんでしょう…

A 回答 (4件)

プログラマーでも色々種類があるからね。


でも、プログラムを組むのには最低限の数学の知識は必要です。

特に数値解析のプログラムを組む時は、数学だけでは無くその物理現象や公式などを熟知してないと組めません。

コンピュータは、なんでも屋さんではありません。
何をどのように計算するか全て人間が1から指示してあげないといけません。
一度どのように計算するかをプログラムしたら同じような計算は、パラメータを変えるだけできますけど、それでも異常をきたした時は何度も数式とプログラムを睨みあいです。
物理事態が数学を分からないとできません。

数学は、単独の学問と思うより。
物理や化学、統計学、経済学などの道具と考えた方が良いです。
実際エンジニアやPG,SEになったら教わった事の一部しか使わないと思いますが、作る側の職業になった場合必ず必要です。
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この回答へのお礼

momomoyoさん今晩は
ご回答ありがとうございます。

>コンピュータは、なんでも屋さんではありません。
>何をどのように計算するか全て人間が1から指示してあげないといけません。
確かに。コンピュータは人間がいなければ最初から何も出来ませんね^^
コンピュータに数学的な処理をさせるには、それを準備する側の人間に数学的知識・能力が必要、ということですよね^^

…ところで、大変恐縮なんですがPSとかGEってなんですか?^^;

お礼日時:2005/01/07 20:11

結論としては、数学を知らない人間より知っている人間の方が、良い仕事ができると(私は)思いますね。


じっくり考える能力、抽象的なものの考え方、記号の操作など、頭が柔軟だと思いますよ。

おそらくそのお友達というか、日本人の90%以上の人は、数学=受験数学という考えを持っていると思います。
受験数学は数学の広い分野のほんの一部です。

百歩譲って、計算(といってもいろいろありますが)なんて、コンピュータがやってくれる…もっともな話です。
では、そのコンピュータに仕事させるのは誰ですか?
もちろん人間です。それに必要なのは、プログラミング言語やアルゴリズム…etc ものの考え方です。

もちろん、学校や予備校の数学教師にとって、数学は必要です。自然科学である物理学や化学、(今の)生物学、それに社会科学である経済学にも、その記述する道具(言語)として数学は必要です。

コンピュータの技術者やプログラマにとっては、数学も含めて勉強しなければならないことが多いと思います。
技術革新の進歩の速さを考えると、新しいものを即座に吸収できる能力かもしれませんね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
単に道具としてだけでなく、"ものの考え方としても重要"という事ですよね^^

>おそらくそのお友達というか、日本人の90%以上の人は、数学=受験数学という考えを持っていると思います。
多分"その友達"も受験勉強の世界だけしか見えてなかったんだと思います。

>技術革新の進歩の速さを考えると、新しいものを即座に吸収できる能力かもしれませんね。
確かに。数学的な考え方をしないと理解できないようなことはたくさんありますからね。×学だけしか出来ない人よりも、×学と数学ができる人の方が幅が広がってきますね^^

ご回答ありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2005/01/12 01:09

具体的な事例を挙げて示した方が理解が早いかと思いますので何点か記載してみます。



1.橋や建物などの構築物を作る場合
  三角関数を知らなければ建てられません。力学や測量技術にも必要です。

2.製品の品質管理(全ての工業製造物にほぼ共通)
  統計手法を用いた解析が必要です。これをきちんと行っていない企業では品質管理が良いとは言えません。

3.経済動向、人口動向、環境動向、気象(天気予報)
  これらには全て統計的知識が必要です。

4.金融システム、税金関連
  金利などの割合、集合、統計などの知識が必要です。

5.交通機関、信号機(連動)
  しっかりとした運行管理や交通渋滞を防ぐには複雑な計算処理が必要です。

この他にも身近に事例を挙げたら切りが無いくらい(文明を支える全分野と言っても過言ではありません)ありますが、利便性がある裏側では必ずと言って良いほど数学知識は必要とされています。

友人にもこの事実を是非知って欲しいですね。
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この回答へのお礼

たくさん具体的な事例を挙げていただいてありがとうございます^^

>この他にも身近に事例を挙げたら切りが無いくらい
確かに身の回りには数学があふれていますね。上に挙げて頂いた以外にも、自動車の設計一つとってもそうだし、電力の供給システム…衛星放送の運用…パーソナルコンピュータ…考えていたらキリが無いです。

>友人にもこの事実を是非知って欲しいですね。
そうですね^^彼のためにも是非知っておいて欲しいです(涙)

ご回答ありがとうございました。とても参考になりました。

お礼日時:2005/01/12 01:19

 有名な養老孟司さんが、数学というのは頭の中にあるものを対象に研究しているという意味のことを書いています(私の理解が正しいとすればですが)。

素人の私が考えても数学の記号は観ることができてもその意味となると数学者の頭の中にしかないのではないかと思います。要するに数学というのは最も純粋な文系の学問なのだろうということです。数学が役に立たないと言っている、いわゆる文系の人は自分で考えることが好きでない人だろうと思います。逆説ですが、答えを自分で出すというのは正解がひとつということではないということを意味します。数学は正しい答えが只ひとつであるという観念の出所がどこにあるのかは結構重要な問題だと思います。いわゆる理科離れが実は学問離れ(科学離れではありません)であることと関係があると思います。これは基礎教育と応用(あるいは専門)教育の違いにも関係してくると思います。まだまだほかの重要な問題にもつながるものだろうと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>素人の私が考えても数学の記号は観ることができてもその意味となると数学者の頭の中にしかないのではないかと思います。
そうですね。例えば三角形、点、直線等も概念の上でしか成り立ちません。

>数学は正しい答えが只ひとつであるという観念の出所…
そんな観念があったんですか。初めて知りました…

>いわゆる理科離れが実は学問離れ(科学離れではありません)であることと関係があると思います。
それは本当にその通りだと思います!

>これは基礎教育と応用(あるいは専門)教育の違いにも関係してくると思います。
私的には"基礎""応用"と分け隔てる事自体がおかしいと思います。全てが基礎であり、同時に応用でもあります。

貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2005/01/11 08:43

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