No.1ベストアンサー
- 回答日時:
下記の長期金利の説明が妥当だと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E6%9C%9F …
政策金利は、以前は、公定歩合に連動するように規制されてきました。
つまり、国が金利を決めていたのです。
その後、金利の自由化に伴い、民間銀行が金利を決めてもよいようになりました。
そこで長期金利の話が出てくるのだと思います。
銀行は、預金を集め、そのお金を貸して、金利差で儲けます。
その貸し先だけでは、リスクが高いですから、
多くの預金を国債などで運用するわけです。
短期でお金を貸す場合は、その時々の金利で貸し出せばよいですが、
長期では、将来の景気動向、物価動向の変化があるわけでリスクを伴うわけです。
ですから、基本的に長期になるほど、金利は上がるわけです。
そのあたりのリスクヘッジをするために、多くの預金を国債の運用に回して
金貸しのリスクを薄めるわけです。
だから、国債の長期金利を頼りにして、民間銀行は金利を決めるので、
国債の長期金利が、日本の金融全体に影響するわけです。
現在は、マイナス金利政策がとられており、10年債より長期の国債じゃないと
プラスになりません。かと言って現金を日銀に預けているだけで、目減りして
しまう状態です。
ですから、民間銀行は、市場に現金を貸し出して儲けざるをえないのですが、
リーマンショックのトラウマから貸す方も借りる方もなかなか踏み出せぬまま
またこういう状態になってしまいました。
ですから、結局は金利の低い国債を購入するわけですが、日銀が買い取って
くれるために、マイナス金利の状況でも現金よりはましといった状態です。
また地銀などでは、生き残りをかけて、先進国の外債を購入するなどして、銀
しのいでいる状態です。
ですから、今後地方銀行はどうなるか、ちょっと心配です。
とりあえず、いかがでしょうか?
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