とっておきの「夜食」教えて下さい

日本銀行は無限にお金(日本銀行券)を発行できるのですか?
日本の国際について友人と話していた時に気づいたのですが、ちょっと頭の中で矛盾しているような気がするので教えて下さい。
国債の返済額は年々増加していますが、これってほとんど日本円ですよね?だから財務省が紙幣の発行を命令すれば、いくらでも返済できる(ただし流通するお金が増えるのでインフレ傾向になる)はずですよね?
これが当然だと思っていたのですが、1つ疑問があるのです。

そもそも、日銀が発行したお金は政府の物ではなく、日本銀行から民間金融機関に貸し出されたお金のはず。なので民間金融機関が新たに国債を買わないと政府はお金を調達できないはずです。

という事は、景気が回復して税収が増えないと、日本銀行は無限にお金を刷り続ける必要があります。
・・・それって現実的に可能なんでしょうか?お金が無限に増えるなんて・・・。

確かに、お金の発行額を決めた「最高発行額制限制度」はすでに撤廃されています。
以下のURLにもあります。
http://www.boj.or.jp/oshiete/money/05100002.htm
じゃあ、本当に発行額の上限は無いのでしょうか?何かに制限を受けて、発行できないという事は無いのでしょうか?

物凄く気になる疑問です。うまく使えば一発でデフレ解消、いやインフレを起こせるんじゃないのかなとか思います。

A 回答 (3件)

日本銀行は、民間企業から「国債と交換」することでしか、市場に日本銀行券を撒くことは出来ないよう


です。

これは、日銀は「政府から直接国債を買受ける」ことが事実上禁止されていることが理由みたいです。
つまり、仮に日銀が大量に紙幣を発行したとしても、これを市場に撒くためには、その裏づけが必要と
なるわけです。

つまり、市場に流通している国債の上限額しか日銀は紙幣を流通させることができません。

普通なら。

実は、日銀は政府から直接国債を買受けることを禁止されている、という表現は誤りで、「日銀が
政府国債の直接の買受を行う為には、『国会の承認』が必要になる」というのが正しい表現である
ようです。

日銀は、日銀の意思で無限に紙幣を発行することは出来ませんが、その裏づけとして日本国政府が
発行する国債と、「国会の承認」があれば、紙幣を刷ることができます。

ですが、デフレが解消されないのは「通貨の量が足りない」からではなく、国民が貯蓄を消費に回さ
ないから解消されないのであって、仮に無限に紙幣を発行したとしても、その問題が解決されない
限り「焼け石に水」です。

必要なのは、家計に眠る現金貯蓄を消費へまわさせる為の「政策」です。そのために「国債」を発行
することは、何の問題もないと思います。
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この回答へのお礼

最も解りやすいです。
国会の承認を得れば借換え債のみOKらしいですね。
http://www.boj.or.jp/oshiete/op/06104001.htm

あと日銀の保有資産で最も価値の高いのは日本国債なのですね。ちょっと以外です。

お礼日時:2010/07/03 05:51

インフレっていうのは皆がお金があるバブルの状態ですよね。



バブルになると、皆が楽をしてしまうので

次は、消費を抑えるためにデフレにします。

デフレにすると皆、貧乏になるので必死に働きます。

根本はここにあります。

必死に働くと言う事は、何かを養うということです。

誰を養っているのか、それは、経営者や富裕層ですw

難しい理論は沢山ありますが、あれは後付けにしかならず

実はここが最大の目的です。

更に日本自体が不景気ってことになると、。。。

お分かりだと思いますが、日本ってものが何かを支えているわけです

それがアメリカであり、中国だったりします。

まぁー彼らの奴隷になるために、お金を刷らず消費税を上げるなんていって居たりしますw

スーパーインフレになると言う人がいます

なりませんww
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ただ、今のデフレはインフレに危機感を感じた誰かが意図的にデフレにしたものではないですよね。民間企業が投資に価値を見出さなくなったためとか、いくつかの要因があるはずです。

それと、アメリカや中国の国債を購入するのは、政府より民間企業の方が多いので、単に「支えている」というよりも安定した利益を確保するために購入しているのではないでしょうか。

お礼日時:2010/07/03 05:49

日銀が新たに大量発行した銀行券で政府の国債を直接引き受ければ(これは現在規制されています)、国家財政の問題はすべて解決します。

直接買い付けるということは利回りの設定も自由自在で、利回りゼロで買い付ければ事実上借金が消え去るからです。もちろんデフレも解消されます。

僕は銀行券発行額の上限があるかどうかは知らないです。知らないですが、「現在」どのような規制があるかはたいした問題ではないと思っています。規制があるならなくせばいいし、決まりがないなら作ればよいのです。中央銀行と政府が紙幣を増刷してすべての借金を返そうと本気で考えれば、それは実行可能なんだろうなと思うからですね。

歴史を振り返れば、そのようなことが起こらないと断言することはとてもできません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%B3% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3% …

財政破綻回避のため、日銀や政府が結託して故意に過剰なインフレを起こすことはないとは言えませんが、それは万策尽きて仕方なく行うことです。
日銀が政府から独立しているのは、紙幣乱発の結果として発生した過去のインフレの反省からです。日銀の第一目標は過剰なインフレの抑制です。

デフレの解消は重要なことかもしれませんが、何のためにデフレを解消するのかをよく考える必要があると思います。ハイパーインフレは財政問題の解決の手段ではなく、解決しなかったときに起こりうる悲劇だということを忘れないで下さい。
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この回答へのお礼

とても解りやすいです。
一応、借り換えに関しては国会の承認を得て行っているようですね。
http://www.boj.or.jp/oshiete/op/06104001.htm

ありがとうございました。

お礼日時:2010/07/03 05:50

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