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風雪にたわむアンテナの声を聴く
この俳句の鑑賞文はどのようにしたらいいでしょうか??
教えてくださいm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m

A 回答 (3件)

現代では屋根にテレビのアンテナを立てている家は少なくなりました。

少し前の時代はアンテナをよく見掛けました。風の強い日などは激しく揺れるので、接続の仕方でテレビの音声がよく変化しました。「風雪」とは、人間にとっての、自然や社会の変化を表し、「風雪に耐える」という言葉もあります。何十年も昔に、オーソン・ウエルズの名画、「市民ケーン」(モノクロ)の最後のシーンをテレビにかじりつくようにして見たのを思い起こしました。そんなテレビの映りの悪い時代でした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2020/06/25 01:03

「吹雪がアンテナをたわませているのだろう。


アンテナから話し声のように音が聴こえる」


この句は誓子が阿蘇山測候所を訪れた際に詠んだ句と言われています。

測候所とは天気や風向きなどを観測する場所で、
観測所の屋根には様々な計器を取り付けられています。

この句が詠まれた阿蘇山測候所は、九州で最も標高が高い所として有名です。

特に冬は過酷で、九州の最低気温を記録するだけでなく、
風が強く大雪になる厳しい環境であることが知られており、
ここで吹雪に見舞われると外に出られず、
身動きがとれなくなります。

誓子が訪れたときも吹雪で身動き取れなかった状態でした。

そんな中、測候所にいる誓子は外から聞こえる「たわむアンテナの音」を
自らの耳で聞き、句に表現したのです。


参考にして下さい。

https://haiku-textbook.com/fuusetsuni/
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2020/06/25 01:03

先ずは、アンテナに声は無い。


とすれば、アンテナの声とは何なんだろう?と考えてみる。
風雪とたわむと有ることから、すごい風がアンテナがたわむほど吹いて、ビュービュー音が鳴っている。その音を聞いている事が分かる。
さて、ここから作者の気持ちを考えてみる。
暴風雪が吹きすさぶ中で、これを見ている。つまりとても寒いと感じているだろうか。
さてこの俳句の中句は、「たわむアンテナの」と8音の字余りで、読むと違和感を感じる。
これを推敲するとすれば、
風雪やなくアンテナの声を聴く
たわむと言う情景を入れたばかりに、説明じみている。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2020/06/25 01:02

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