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名作「伊豆の踊子」に私には不自然に感じられる部分があります。

<仄暗い湯殿の奥から、突然裸の女が走り出して来たかと思うと、脱衣場の突端に川岸へ飛び下りそうな格好で立ち、両手を一ぱいに伸して何かを叫んでいる。手拭もない真裸だ。それが踊子だった。>
主人公たちを<見つけた喜びで>飛び出してきた、ということになっています。
主人公は踊子を<子供なんだ。>とみていますが。

しかし、踊子の行動は、恥じらいを知る年ごろの娘には、何か不自然に感じますが、どうでしょう。

A 回答 (6件)

旅芸人の一座という環境がそうだと、作者が都合よく想像。


舞台でキッチリ演技する反動で、楽屋では裸同然でウロウロしてて、恥じらいという観念がほとんどないから。
カルチャーショックというか、ふだんの生活環境が大きく違う両者の接近遭遇の話でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
<楽屋では裸同然でウロウロしてて、恥じらいという観念がほとんどないから。>なのですね。
<ふだんの生活環境が大きく違う両者の接近遭遇の話>なのですね。
多くのの我々とは違う世界が出現してきたのですね。

お礼日時:2020/07/08 14:58

ちょっと面白そうだったので蔵書の伊豆の踊子パラパラと、


17くらいが、子供なんだ、髪型で勘違い、実は一座の男の妹で14になると表現、
13歳としてもあの頃は数え年、満12歳なら今なら小6か中1くらい。
大正時代の旅の記憶。鮮明に覚えていたんだろうけど。
子供≒色気始めた処女、を直接謂わず表現する若きノーベル文学賞作家の淡い思い出。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございました。
微妙な年ごろ・<子供≒色気始めた処女>を<淡く>清く<表現>しているのですね。

お礼日時:2020/07/05 19:07

100年近く前の作品ですからね、昔は大らかだったんです。


おばあさんは道端で立ちションしてたし、バスや電車でお母さんは
平気で赤ちゃんにオッパイあげてたし、温泉では混浴が多かったし、
シミーズ(スリップ)姿の女性が家の周囲をうろうろしてました。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<昔は大らかだったんです>ね。
ただし、ミニスカートもヌード写真はありませんでしたよね。
時代によって、<おおらか>な分野が変化してきたのですね。

お礼日時:2020/07/05 19:04

恥じらいを知る年ごろの娘の手前


初潮前とか処女とかを表現したかったのでは?
映画の吉永小百合や山口百恵は女になりすぎていたが、
芦田 愛菜の小4位なら実写版作れたのでは。
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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
<恥じらいを知る年ごろの娘の手前>に美を見ているのですね。
川端は<芦田 愛菜の小4位なら実写版>が欲しかったでしょうね。
<吉永小百合や山口百恵>では、川端は避けたでしょうね。

お礼日時:2020/07/05 15:25

設定としては、「まだ恥じらいを知らない無邪気な娘」、ということでしょう。


年齢的にいささかムリな設定だと思いますが、作家としてはそうしたかったわけです。

こんなこと言うと川端ファンから袋叩きにあうかもしれませんが、川端康成ってややロリコン傾向がありますから、「無邪気だけど成熟した娘」にエロスを感じるのでしょう。

「やや」と付けたのはちょっと遠慮していったのですが、「眠れる美女」などその最たるものです。
淫靡なエロ小説です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<川端康成ってややロリコン傾向がありますから、「無邪気だけど成熟した娘」にエロスを感じるのでしょう。>ですね。
<「まだ恥じらいを知らない無邪気な娘」>が必須なのですね。

お礼日時:2020/07/08 17:21

「恥じらいを知る年ごろの娘」より年下だから。

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この回答へのお礼

早速の御回答ありがとうございます。
娘というよりまだ子供なのですね。

お礼日時:2020/07/05 15:14

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