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複素数αのn乗根がn個あることの証明ってどうやるのですか?

A 回答 (2件)

複素数のオイラーの公式: e^(it)=cos(t)+isin(t) は既知とします。


これにより、1のn乗根として、複素数の範囲で、(少なくとも)a[k]=e^(i*2πk/n) (k=1,2,..,n)という(異なる)n個があるとわかります。

複素数α≠0について、極座標で α=r*e^(iθ) (rは正の実数)とすれば、a=r^(1/n)*e^(iθ/n) はαのn乗根の1つです。
よって、x[k]=a*a[k] と置くと、x[k]^n=a^n*a[k]^n=α*1=αです。
a[k]はすべて異なるので、aとの積であるx[k]もすべて異なります。以上より、αには少なくともn個のn乗根があることがわかりました。
これ以上ないことは No.1さんのおっしゃる通りです。
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代数学の基本定理と因数定理によって、


z の多項式 f(z) = z^n - α は、z の一次式 n 個の積で書ける。
f(z) = f’(z) = 0 すなわち z^n - α = n z^(n-1) = 0 となる z は
α = 0 のときのみ存在し、そのとき z = 0 である。
よって、α ≠ 0 であれば、f(z) = 0 に重解は存在しない。
上記の n 個の一次式は皆異なる根を持つことになり、
z^n = α の解は n 個である。
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