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在日韓国人であり保健師の鄭香均さんの管理職昇進試験の受験拒否に関して今日判決が出ました。結局逆転敗訴だったのですが,このことについて職場でも話題になり,次の3点について意見がでました。自分は今回の判決を支持したくありませんが,次の3つの意見に対してそれぞれそれを否定,肯定できる合理的・論理的な意見がいまひとつ見つかりません。皆さんはどうお考えでしょうか?
(1)韓国籍のままで日本人と同じ対応を求めるのはずうずうしいのではないか?帰化して日本国籍をとるべきなのではないか?(郷に入っては郷に従えということでしょうね…)
(2)韓国での日本人だって同じ状況なのに日本にだけそれを求めるのはおかしいのではないか?
(3)差別が嫌なら日本にこなければいいのに。

A 回答 (11件中11~11件)

判決に対してどう考えるか、というのは人それぞれでしょうし、個人的には当然の法理だと思いますが、(3)について事実関係から申し上げると、


戦前、日韓併合により朝鮮半島の人々は「日本国民」となりました。(「朝鮮戸籍」として「内地戸籍」の日本人とは区別されました。この扱いは台湾でも同様です。)
 そして戦後、いわゆるサンフランシスコ講和条約の発効(1952.4.28)により、日本は朝鮮半島の独立を受け入れることとなり、朝鮮戸籍の日本人は日本国籍ではなくなる、ということになりました。
 この際に、「本籍が朝鮮にあって日本本土にいる人」についても日本国籍ではなくなることになりましたので、
「日本に生まれ育っているのに日本国籍を失って韓国(朝鮮)国籍とされた人」が存在する、ということはお含み置き下さい。
 本件当事者がそういう人なのか、ということは存じませんが。
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