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タイトルのとおりです。私は、海街ダイアリーは好きなのですが、万引き家族は理解できません。
是枝監督が、万引き家族で言いたいのは、どういうことなのでしょうか?
教えてください。

よろしくおねがいします。

A 回答 (6件)

是枝監督の描いている家族というものは、いまのところは現代の家族。

そしてその中でも何か問題を抱えている家族というものを題材にしているものばかりです。過去のものではなく飽くまでも今のもの。

「海街ダイアリー」は母親の違う末の妹に対するほかの姉妹の想い。そこには親の過ちの罪は生まれた子には関係ないという姉妹の優しさ。それは実母たち大人をも上回る感覚で理解されている。そして後ろめたさでぎこちないものの、姉たちを自分の姉妹がいたことへの嬉しさと親しみを持つ末妹。彼女たちの絆の機微を描いています。

「万引き家族」は、本来の家族じゃないものたちの集団が、家族愛で繋がっている不思議さ。家族愛とはいったい何なのかというところを描きたいんじゃないかと思います。

「そして、父になる」は赤ん坊の取り違い事件の被害家族の子供への愛について考えさせています。

もし旧来の家族の中にも何か問題提起すべきことを是枝監督が取り上げれば、映画にもなるでしょう。
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新しい家族にこだわっているわけでも、旧来の家族を描いていないわけでもなく、「旧来から、家族というものには、実はこういう面がある」と示しているのだと思います。



例えば、万引き家族の中で描かれている家族に関しても、肯定しているわけでも、好きになれと言っているわけでもなく、「ニュースで知ればあくどい、理解に苦しむような家族も、本人たちから見れば、日常を生きている」と示しているのだと思います。

特に、「なぜあのような特殊な生活を日常として生きるに至ったか」を示すことによって、あのような家族を私たちが「ひとごと」ではなく身近な存在として考えるようにさせて、どうしたら社会をよりよくできるか考えやすいようにしているのだと思います。

好きになれなくてもいいのです。「隣にいるかもしれない」「私もいつああなってもおかしくないのかもしれない」と思えればいいのだと思います。なお、是枝監督はもともとドキュメンタリー出身です。
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旧来の家族はいろんな人が描いているから


自分のスタイルを見つけたいのかも
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それを想像したいのです。

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現代社会構造の下では、血は水よりも濃いという価値観が音を立てて崩れつつあるというのがメインテーマです。


実際の家庭に於いて辛酸を舐めざるを得なかった、同じような傷を持つ人間同士が寄り添って家族を形成するという構図は、実は最も根源的な人間関係のエッセンスであるというのが、まさに監督の意図であると捉えることができます。
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理解は人それぞれだからなあ、それぞれの感覚でええんじゃないの?

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