プロが教えるわが家の防犯対策術!

伊勢物語のなかの東下りについて
京に、その人の御もとにとて、文書きてつく
とありますがその手紙の内容はどこからどこまでなのでしょうか?

A 回答 (1件)

京都に残してきた人に「文」(手紙)を言付けた。

その手紙の内容が全部書いてあるかどうか分かりませんがりませんが、次に出て来る短歌ははいっていたと思います。

 [駿河なる宇津の山べのうつつにも 夢にも人にあはぬなりけり]
富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。
[時知らぬ山は富士の嶺(ね)いつとてか 鹿の子まだらに雪の降るらむ]
その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ね上げたらむほどして、なりは塩尻のやうになむありける。

「ここ」は京都のことで、京都で言えば比叡山を二十くらい重ねた高さほどの 山だと説明したのは、京にいる人に知らせる目的です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す