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標準誤差1%と誤差±1%は同じ意味ですか?

A 回答 (2件)

通常は異なります。



「誤差」とは、「基準値、平均値などからのズレ」一般を指しますが、「ランダム誤差、偶然誤差」のように「正規分布」すると考えられる場合には、その「ばらつきの標準偏差」を「誤差」と呼ぶことが多いです。

「標準誤差」は、少なくとも「統計学」の分野では、「サンプル(標本)」の平均のもつ「誤差」のことを指します。つまり「サンプル平均の標準偏差」です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%99%E6%BA%96 …
https://bellcurve.jp/statistics/course/8616.html

同じものを10回測定して平均すると、1回だけの測定に比べて、「標準誤差」は「1/√10」に小さくなります。
100回測定して平均すれば「標準誤差」は「1/10」に小さくなります。
誤差をもつものの「ランダム誤差、偶然誤差」を小さくする手法として「複数回測定して平均する」手法をよく使いますね。

ただし、日常生活の中では、「標準誤差」を最初に書いた「誤差 = 標準偏差」と混同して使うことはよくあると思います。
そういう「シロウト的」な場面では、「ほぼ同じものを意味する」、「単に『誤差』でよいものを、知った顔をして『標準誤差』などと言っている」と解釈すればよいと思います。


なお、「%」で表わす場合には、通常の「誤差」ではなくて「相対誤差」を表します。
その場合には「測定値に対する%」「平均値に対する%」「基準値や最大値に対する%」「フルレンジに対する%」など、「何を 100% にするのか」を明示しないといけません。
例えば 0~100 kg の体重計で測った体重が 60 kg のとき、「誤差1%」が「測定値 60 kg の 1%」なら「60 ± 0.6 kg」だし、「体重計のフルレンジ(測定範囲)の 1%」なら「60 ± 1 kg」です。
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この回答へのお礼

がんばります

難しいんですね…

お礼日時:2021/06/01 14:38

> 標準誤差1%


複数の個体値の、基準値に対する平均誤差が1%である。

> 誤差±1%
その個体値が、基準値に対して1%の誤差を持っている。
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この回答へのお礼

がんばります

ありがとうございます。

お礼日時:2021/06/01 14:38

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