
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
「日本が国家として承認していない国」もあるし、世界のどこも承認していないけど事実上国家であるところ、もあります。
「日本が国家として承認していない国」と言う考え方だと、別の国の立場になればまた国家の数が変わるわけです。
たとえば台湾の視点に立てば、台湾を承認しているのは19か国しかなく、台湾自体が国連に加盟していないので、加盟国を「国家」として認めるかどうか?になります。
また、中国側は台湾を「中国の一部」としていますが、台湾側は「共産党中国は別の国」だとしているので、国家が一つ増えるわけです。
ほかにもトルコ・シリア・イラクにまたがる山岳地帯にはクルド人という民族が住んでいて、事実上の軍隊を持ち、事実上の国境を設定して、独自の政府を持っていますので「国家」といえますが、どこの国も国家承認していません。
さらにチベットは今中国に占領されていますが、亡命政府がインドにあり「チベットは独立国だ」と主張し、それを支持する国家もあります。
ということで、そういうものを含めると国家は200以上あるのですが、実態のあるもの、主張だけのものとキリがないので、日本では基本的に
・日本国が国家承認するのは196カ国
・国連加盟国は197カ国
のどちらかを「世界の国の数」にしています。
なるほど。視点によって変わってくるのですね。検索してもよく分からなかったですがこのお陰でよく分かりました!200以上あるけど、日本では基本的に196か197なんですね。ご回答ありがとうございます!!
No.3
- 回答日時:
「世界に国はいくつあるの?」って、ある種”定番”の質問なんだけど・・・
そもそも「国(国家)」の定義が立場によって変わるモノなので、明確に何カ国あると答えようがない難問だったりする。
一般に、「領域(領土・領海・領空)」、「主権(権力)」、「国民(人民)」が「国家の三要素」と呼ばれるけど、「国家の存在」となると、絶対的な定義は存在しない。
国連も国家が集合した”任意団体”に過ぎず、国家を認定する機関も存在しない。
国(国家)とは「相互承認」の関係で成り立つ、意外と曖昧な存在なんだな と。
たとえば、世界の162カ国が国交関係にある朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)をとは正式な国交関係成立(国家承認)を前提として交渉を続けているけど、現状では大韓民国(韓国)を朝鮮半島唯一の国として承認している。
中台関係も、多くの”国”が北京の中華人民共和国政府を、中国の唯一の主権として国家として承認しているけど、バチカンやパラグアイなど16カ国が台湾の中華民国を中国の主権として国家承認している。
また、最近はエジプトをはじめとして変化してきているけど、アラブ諸国では、イスラエルに”領域を奪われた”パレスチナを国家として承認し、”侵略者”イスラエルを国家として認めていなかった。
No.1さんの回答にもあるとおり、現在、日本政府が国家として承認している(=相手も日本を国と認めている)国は196。
北朝鮮を加えた国連加盟国が197。
その他、外観上「”住民”が存在する一定の”区域”を管理する”統治”機構」があると認められる、”広義の国”を加えた数が約200。
立場や解釈の仕方によって変化するけど、どれも「今、世界に存在する国の数」として間違っていなかったりする・・・ただ、試験に「国の数は?」と出たときは、出題者(先生)の考え方によって正解が違ってくるので、授業で教わったとおりの数字で回答しよう。
なるほど…考え方によって国の数の答え方は変わってくるんですね。助かりました!
あと、日本が北朝鮮の事を国として認めていないのは初めて知ったので、知れてホントによかったです。とてもためになりました☻ご回答ありがとうございます!!
No.1
- 回答日時:
日本政府が国として認めているのは196か国(日本含む)です。
この他に日本が国家として承認していない国(北朝鮮や台湾、パレスチナなど)があるため、約200か国という書き方をしているページもあります。
一般的には外務省のページに書かれている「196か国」とするのが無難です。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/faq/area/co …
https://benesse.jp/sdgs/article25.html
国連に加盟しているけれど日本が国家として承認していない北朝鮮を加えて197か国としている場合もあります。
https://www.ninomiyashoten.co.jp/chiri_q_and_a/q …
なるほど…国家承認していない国を含めると200だけど一般的には196で197の場合もあるんですね!リンクまで貼って下さり感謝です<(_ _)>
ご回答ありがとうございます!!
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