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No.3
- 回答日時:
手もとの国語辞典(*)には「固定観念」という言葉は載っていますが、「固定概念」という言葉はどこにも載っていません。
(*)広辞苑、大辞林、新明解国語辞典、三省堂国語辞典、明鏡国語辞典、新選国語辞典、現代国語例解辞典、現代新国語辞典 (いずれも最新版)
岩波国語辞典は「固定観念」も記載なし(最新の八版も)。
ネットでは、「固定概念」は誤用という解説も含め、相当な数の「固定概念」が出てきます。検索語に「固定概念」と指定しても、「固定観念」の語しかないページがヒットするので、誤用というより「表記の揺れ」として同一視している感があります。
Google検索
"固定観念" 約 3,610,000 件
"固定概念" 約 2,480,000 件
これだけ「固定概念」の使用例が多いのに、国語辞典が全く触れていないのは不思議なことです。辞書は鑑(かがみ)だけでなく鏡(かがみ)の役割もあると思うのですが。
注:辞書に採録されることが「日本語として正式採用」ということではない。
No.2
- 回答日時:
固定概念という言葉はまだ日本語に正式採用されていません
概念自体がある程度確立した固定的なものなので
あえて固定概念とする意味がないからです。
ただみなが使えばそれはそれで日本語化するので
いまは採用されるかどうかの過渡期でしょう
No.1
- 回答日時:
概念:物事の性質に対する共通の認識、またそれを言葉にしたもの
「椅子の概念=座るためのもの」「三角形の概念=3つの異なる頂点を3本の線分で結んだ図形」
観念:人が物事に対して主観的に抱く考えのこと。
「夏に対する観念=海を思い浮かべる。蝉の声のイメージ。花火大会を思い出す。など」
「家事に対する観念=女がするもの。男はしなくていい。」(これらは固定観念とよく呼ばれますね。)
「観念」の方は人それぞれで異なる場合がありますが、「概念」の方は客観的でありある程度統一されたものです。
「概念」はそもそもある程度固定されたものですので、「固定概念」といった使い方は相応しくありません。
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