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【電子工学的知見から見たハバナ症候群】アメリカの高官が次々とハバナ症候群になっています。

ロシアがマイクロ波を照射してアメリカの高官に健康被害を起こさせているとメディアは言っていますが、マイクロ波の照射の健康被害は二次被害で本来の目的は別にあるのでは?

マイクロ波を照射することで建屋内を通過して盗聴出来るとかではないのかと思っています。

工学的にマイクロ波で盗聴が可能なのか教えて下さい。

盗聴が目的で盗聴の副産物が健康被害なのでは?健康被害を目的とするなら銃で暗殺した方が早いでしょう。

A 回答 (1件)

>工学的にマイクロ波で盗聴が可能なのか教えて下さい。



 工学的には、盗聴は不可能です。
 全米科学アカデミーが、ハバナ・シンドロームの可能性の一例として上げた(単なる可能性の一つであって、特定したなどとは一言も言ってません)マイクロ波とは、高周波数帯の『音』に過ぎません。音には盗聴機能などありません、皆無です。

 そもそもマイクロ波攻撃自体が、米国国務省の調査結果では『極めて低い』としています。
情報公開制度によって公開された機密文章↓
https://www.documentcloud.org/documents/21068770 …

・・・この報告書は2018年に作成されましたが、一般公開されませんでした。
 理由は、共産主義国を攻撃するネタを探していた当時のトランプ大統領が、あくまでも『米国民が音響攻撃を受けた』ことにしたかったから、と考えられています。

 この国務省報告では原因を特定していませんが、この報告により、以前より医学分野から指摘されていた『キューバ政府が指摘したコオロギの羽音などの、一定周波数の環境騒音』『集団ヒステリー』などの要因の複合が、ハバナ・シンドロームの原因という見方が強くなっています。(一部で見られた脳の損傷も、心因性疾患で起こり得ます。オーストラリアの医療社会学者に至っては、『ハバナ・シンドロームの最大の原因は、大使館員の猜疑心』『だから米国とカナダの大使館員にしか発症が見られない』と指摘しているほどです。)

 最近、ハバナ・シンドロームについて言及したバイデン大統領は、『原因不明の健康被害事例』と呼ぶに留め、『被害の調査の徹底』と『被害者の救済』について語っただけで、原因究明については触れていません。トランプが共産主義国につけた難クセに対し、『ウヤムヤにしよう』という目論見が見て取れます。

 何を信じるか?は、民主主義に於いては自由です。
 マイクロ波なるものの正体を知らず、『超科学的な怪電波』みたいに(勝手に)思い込んでいるヒト達は、『マイクロ波攻撃』というオカルトな展開に飛びつきたくなるでしょうが、しかしハバナ・シンドロームが『陰謀の結果発生した疾病』でなく、その疾病自体が『怪しい陰謀によって捏造された病気』と見ることも出来ます。

 何を信じます?
 ワタシは、当時のトランプ大統領の思惑(≒政府方針)を真っ向から否定する国務省の調査の方を信じますが・・・何を信じるか?は、『民主主義に於いては自由』です。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2021/10/30 23:30

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