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最高裁の判断に関する問題を教えてください。

〈「尊属殺重罰規定事件」について〉

尊属殺重罰規定事件における最高裁の判断について、 正しいものを教えてください。

① 最高裁判所は、尊属殺人罪の規定の立法目的(社会的道義的に非難すべきだから重く処罰 する)自体が憲法違反であると判断した。

② 最高裁判所は、尊属殺人罪の規定の立法目的は問題ないが、その目的達成の手段として、 必要な限度を超えて通常の殺人罪に比べて不合理な差別的取り扱いになっているとして、憲法違反であると判断した。

③ 最高裁判所は、尊属殺人罪の規定の立法目的も目的達成の手段も、いずれも憲法違反では ないと判断した。



〈「夫婦別姓訴訟と再婚禁止期間訴訟」について〉

夫婦別姓訴訟と再婚禁止期間訴訟における最高裁の判断について、 以下の記述の中から誤っているものを一つ選びなさい。

① 最高裁は、夫婦同氏制度について、性別に基づく差を設けているわけではなく、男女間に 形式的な不平等は存在しないから、合憲であると判断した。

② 最高裁は、再婚禁止期間について、772条にしたがって100日間の期間を設けること は、父性の推定の重複を回避するという立法目的にかなっているから、その部分については合憲 であると判断した。

③ 最高裁は、再婚禁止期間について、772条からすれば100日間で足りるけれども、父 性の推定の重複の回避という立法目的からすれば、100日間以上の期間を設けても構わないと して、再婚禁止期間6ヶ月はすべて合憲であると判断した。

A 回答 (1件)

尊属殺重罰規定事件における最高裁の判断について、


正しいものを教えてください。
 ↑
こういうのは、検索すれば出てきますよ。
正しいのは②です。

有名な判例ですから、覚えておきましょう。




① 最高裁は、夫婦同氏制度について、性別に基づく差を設けているわけ
ではなく、男女間に 形式的な不平等は存在しないから、
合憲であると判断した。
  ↑
判例そのままです。



② 最高裁は、再婚禁止期間について、772条にしたがって100日間の期間を設けること は、父性の推定の重複を回避するという立法目的にかなっているから、その部分については合憲 であると判断した。
 ↑
判例そのままです。
民法733条1項の規定のうち100日を超えて
再婚禁止期間を設ける部分は,
憲法14条1項,24条2項に違反する。



③ 最高裁は、再婚禁止期間について、772条からすれば100日間で足りるけれども、父 性の推定の重複の回避という立法目的からすれば、100日間以上の期間を設けても構わないと して、再婚禁止期間6ヶ月はすべて合憲であると判断した。
 ↑
これが間違い。
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