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「コンクリートから人へ」を標榜した民主党政権時代に事業中止が決定された、球磨川(熊本県)支流の「川辺川ダム」について、
昨年7月の記録的豪雨で氾濫したこともあり、従来の川辺川ダム計画と同じ予定地に、従来計画と同規模の貯水容量でダムを建設する方針となったそうです。

※川辺川ダムの従来計画地に同規模で建設方針 流水型ダムめぐり国交省
https://www.asahi.com/articles/ASPD76SDXPD6TLVB0 …


ところが、従来は、水力発電機能も備えた「多目的ダム」であったのに、新しい案では、洪水対策用の「治水専用ダム」として建設するそうです。
昨今の脱炭素が叫ばれる時代において、最も安定供給性にすぐれた「再生可能エネルギー」である「水力発電」を、何故、有しないのでしょうか?

※川辺川ダムの概要
https://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/sha …

※水力発電は安定供給性にすぐれた再生可能エネルギー
https://www.enecho.meti.go.jp/about/special/joho …

A 回答 (4件)

最近は大雨による河川の氾濫、洪水事故がよく発生します。


そんな中で、失礼不謹慎ながら、笑ってしまうくらいおバカなのが、上流のダムで放水してる、ということです。
ご質問にもありますが、「多目的ダム」「治水専用ダム」「水力発電用ダム」などの他に、「水資源の安定供給」(飲料水や農業用水・工業用水)など、多目的は当たり前です。目的外だから、川下の危険を顧みずに放水するなんてことが許されるはずはありません。

ダム建設がダメな理由は、
①住宅地が水没して難民が発生する事。
②多くの利権団体が暗躍して、暴利をむさぼること。
です。
水力発電はコスト的にもまずまず優秀です。原動力は太陽エネルギーですから、再生可能エネルギーです。
https://www.enecho.meti.go.jp/committee/council/ …
しかし、建設コストや難民の問題は小さくありません。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

ご指摘の「②多くの利権団体が暗躍して、暴利をむさぼること。」は、ダム建設に限らず、インフラ建設には、現在の日本では、よくある話で、論外ですね。

「① 住宅地が水没して難民が発生する事。」については、
先に記載したように、事前放流して下流の氾濫を防ぐ「治水協定」を、電力会社を含むダム管理者、河川管理者、関係利水者と締結することで、一定の対策が出来るのではないでしょうか。

※国交省、ダムの事前放流に関する協定を各地で締結。洪水対策で
https://www.denkishimbun.com/sp/72933

※事前放流の実施に関する治水協定の締結状況
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04 …


ただ、私は、ここではダム建設の可否について、議論しようとは思っておりません。
ダム建設を決めたからには、有効活用を考えて、立地条件が許すなら、「発電」機能も持たすべきではないかとの視点です。

脱炭素やカーボンニュートラルが叫ばれる昨今において、
「川辺川ダム」は、何故、「水力発電」機能を持たせないのか理由が分かりません。

お礼日時:2021/12/11 23:52

川辺川ダムで洪水は防げないよ。


利権を持ってる輩が騒いでるだけ。
貴方もその一人かな、球磨川を知らないね。
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農工業用水や発電の機能持たせたら、水利権が発生します。

つまりその水の使用権を持つ人々のために水を溜めておかねばなりません。

下流の洪水を止めるために空っぽのダムが満水になるまでせき止めるのと、貯水量90%のダムを同様にせき止めるのでは、後者は前者の1/10しか効果がありません。

大雨が降るとわかっていたらあらかじめ放流して空けておけばいいと言われそうですが、ダムはそうすぐに空っぽにできるものではありません。だからって何日も何週間も前から放流して読みが外れたら困ったことになります。


また、平時には水を貯めずそのまま流すことによって、水質の悪化や土砂の堆積を最小限に留めようという意図もあるのだと思います。
https://www.mlit.go.jp/river/dam/main/dam/water- …
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

ご指摘の件は、おっしゃる通りですね。
しかし、最近の台風時の災害を教訓にして、
発電などの利水ダムを事前放流して下流の氾濫を防ぐ「治水協定」を、電力会社を含むダム管理者、河川管理者、関係利水者と締結する対策がすすんでいるのではないでしょうか。

※国交省、ダムの事前放流に関する協定を各地で締結。洪水対策で
https://www.denkishimbun.com/sp/72933

※事前放流の実施に関する治水協定の締結状況
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo04 …


このような工夫をすれば、「多目的ダム」でも、ご指摘の件は、一定程度は、解決できるのではないでしょうか。

脱炭素やカーボンニュートラルが叫ばれる昨今、異常気象に対応する為に、折角、ダムを建設するなら、最も安定供給性にすぐれた「再生可能エネルギー」である「水力発電」を、折角の「ダム建設」に生かすべきではないでしょうか。

お礼日時:2021/12/09 23:23

ダム作ると川が汚れるのよ。


人吉に行けば分かる。
市房のダムからの水は腐ってるよ。
合流地点で川の水の色が違う。
水貯めたら球磨川は死にます。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「ダム作ると川が汚れる」は、重要な問題ですが、「人命」と、どちらが大切なのでしょうかね。

川辺川ダムが建設されていれば、2020年の豪雨で、球磨川の流量を4割程度カットでき、“ダムで浸水面積6割減らせた”ので、川辺川ダムが建設されていれば、多くの人命を守れ、被害も防げたのでしょう。

地球温暖化が進展し、異常気象が多発する昨今は、従来の考え方に固執しておれば、大切な命を守れないかもしれませんよ。

したがって、ダム建設に反対していた熊本県知事も脱ダムを撤回したのであり、ダム建設の可否については、結論が出ており、現時点では争点の対象外です。

※脱ダムを撤回 知事はなぜ
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/feature/ …

※熊本県知事はなぜ脱ダムを放棄したのか
https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00664/


お聞きしているのは、ダム建設の可否ではなく、何故、「水力発電」が可能な「多目的ダム」にしないかです。

お礼日時:2021/12/09 23:18

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