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 現在、製造業の海外子会社で働いているサラリーマンです。
 バブル経済崩壊直後の92年にゼネコンに就職し、会社リストラ(再生)を何社も行なっております。
 これらの経験を生かし、85年プラザ合意以後、バブル経済や平成不況に、影響されながら、生活や仕事をしてきた事を修士論文(数字を使ったものでなく、現代経済史風に)として書きたいと思っています。
 学部では、法学部で民法を専門にしてきましたので、学術的には経済学の基礎と言うものがありません。
 今すぐ、大学院に進むわけではありませんが、このような、バックグラウンドで、とりあえず自分でどのような勉強をしたらよいか、ご教授ください。
 会社では経理関係の仕事をしていますので、ニュースや日経新聞レベルの金融や経済の知識はあります。

A 回答 (4件)

No.1の者です。

コメント/補足いただき有難うございました。

関西ですと、経済学/経営学/商学いずれにも実績のある大学が多数ありますので、指導いただくにふさわしい先生を見つけることも容易ではないかと思う次第です・・・
(国公立では、神戸大、大阪市立大、私立では関西大、近畿大etc.etc.)

2点挙げられたテーマのうち、
1点目は、綿密な文献調査もしくは数理的手法を用いた解析、
2点目はこれらも含めた幅広いアプローチが考えられます(東大先端研の御厨先生が手がけられている「オーラルヒストリー」(口述による歴史証言)などもアプローチとして含まれてくるでしょう)

ただ、1点目/2点目とも既に先達の方々がいろいろな形で取り組まれていることなので、まずはこういった文献等に眼を通されつつ、
otori-keisukeさんがどういったところに絞って修士での研究をされたいか、ということをより明確にされることが必須かと思われます。

ですので、まずはお尋ねの件にお答えするならば「(1)指導教官たる先生にあたってみてください」「(2)先達のかかれた文献(書籍、論文等)を漁って、眼を通される中で、ご自身の研究テーマ・研究アプローチを絞る試みを行ってください」という2点かと思われます。


otori-keisukeさんと同年代の方で、修士に進まれる方は、そこでの研究が軌道に乗ればそのまま博士へ・・・という方も少なくありません。
まだまだ時間はたくさんありますので、ぜひ良き道に進まれんことをお祈りしております。
(私自身も刺激を受けました)
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ご自身の経験をもとに現代日本経済の歴史分析をされるとのこと、良い研究ができる可能性を秘めていると思います。



どの専攻で学ぶにせよ、修士論文として書くからには、学術論文としてのスタンダードを満たしている必要があります。それは、客観的事実に基づいて、客観的立場から分析しなければならないということです。

当事者としての経験談やそこから得た教訓を語るというだけでは、読み物としては面白いかもしれませんが、学術論文としては認められません。自らの体験を出発点として研究しようとするわけですから、今まで仕事にかけてきた熱い思いが体の中から湧き出てくるのが自然だと思いますが、それを抑えて、客観的に、あくまで第三者の視点から分析することが求められます。

今すぐに進学ではないとのことなので、自分の興味に関連する分野の学術論文や学術書に目を通してみてはいかがでしょうか。そうして学術論文のスタイルに慣れていきながら、自分の経験をいかにして研究の中に取り込んでいくかをいろいろ考えていったらいいと思います。

研究者を目指して大学院に進学する大学院生でも、きちんと研究者としての思考法を身につけるには時間がかかります。研究者としての思考法(ビジネス現場の思考法とは必ずしも同じではありません)をトレーニングしていくことが大事かと思います。細々とした知識は、必要に応じて調べればすむことです。

頑張ってください。
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経済学博士課程にいるものです。


質問者様のやりたいことは、
「会社リストラなどを通して経験した
会社経営についての現代の状況分析」といったところなのでしょうか?
数学を全く使わない、というのであれば、
ミクロ経済学、マクロ経済学、などは、除外されますね。
それでしたら前の方も書いていらっしゃいますが、
商学の大学院へ行くほうが、向いていらっしゃると思います。
経済研究科と商学研究科が別に出来ているところなら、
商学部へ。
大学によっては経済学部の中に、
経営学、会計学、などが含まれている場所もありますので、
よく調べてみてください。

単に大学院といっても、最近は社会人の方をターゲットにしたMBAやビジネススクールもあります。
学部生が直接進学する大学院とは、目的が違っていると思います。
(私はビジネススクールのほうは知らないので詳しくはいえませんが。
ビジネススクールは実践を基にした幅広い知識かつ、学術知識の応用の仕方。
直結大学院は狭い専門的な知識。と理解しています。)
どちらが、質問者様の考えにあっているのか、調べる必要があると思います。

また、大学院入試、についての勉強でしたら、
各大学に過去問を見に行く。
そこに出ている分野の教科書を読んでおくのがいいと思います。
(社会人のかたの場合、どんなテストか分かりませんが、
私は専門の筆記テストを受けました。)
大学の生協にいけば4月5月までは、
教科書指定されている本が今なら平積みでおいてあると思います。

ご希望されている現代経済史ですが、
これを教えている先生をすでに見つけていらっしゃるのなら、
その先生に連絡してみるのがいいと思います。

ただ、質問者さまの文章を読んで思いましたが、
数学を使っていただけるのなら、(私は専門じゃないんですが、)
企業を対象にした、『産業組織論』なども良いのではと思います。
これは、ある産業の中で、企業がどうやって互いを意識して行動していくか、
について、数学を使っている理論です。
参考にしてみていただけると嬉しいです。
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この回答へのお礼

経済学部か商学部・経営学部という点については、回答者様#1の方のご返答と同じですので、割愛させていただきます。
このテーマは経済史専攻になるので、MBA等は目にはいらなかったのですが、まだサラリーマン生活を20余年過ごすとなれば、MBA取得を目指し、自分のキャリアとしてもよいことが分かりました。
定年後にこの明治維新、敗戦に次ぐ、大きな変化の時代にライブで生きた証を歴史的にまとめるということを、生涯学習としてやってもいいのではないかと思いました。
数学があまり得意ではないので、数学や統計学を使って研究することは今のところ考えれませんが、勉強を進めていくうちに、また考えていきたいと思います。
大変ありがとうございました。

お礼日時:2005/03/16 17:47

otori-keisukeさんのかかれてらっしゃる内容からすると、


経済学の大学院でもよいですが、経営学系/商学系の大学院のほうが更に相応しいかもしれません。


もし「ここは」と思っていらっしゃる大学院(ならびに指導いただきたい先生)がいらっしゃれば、直接コンタクトをとられてみてはどうでしょうか?
(日本経営史をカバー範囲とされている先生が、もっとも相応しいように感じますが、切り口によっては組織/人事/財務etc.別の専攻の先生でもいけるように思います)


社会人向けの指導の場合、大学によって相当指導内容の毛色が違ってきます。経済学の基礎の有無も、そのあたりで左右されてくる部分があります。

もしotori-keisukeさんのお考えになっていることを進めるならば、例えば首都圏では横浜国大/横浜市大あたりの院が相応しい感じかも知れません。
また筑波大(東京大塚キャンパス)、産能大、専修大の院なども、近いイメージを感じます。


いずれにしろ、指導教官のメボシを少しでもつけられ、どの大学の院に進まれるかを念頭におくことが、上記の問いへのもっとも近道の解になると思います。
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この回答へのお礼

 回答頂きまして大変ありがとうございます。大変参考になりました。
 今、素人考えでぼやっとしたアイデアでしかないんですが、回答頂き自分のアイデアが2点に分かれていることがはっきり致しました。
 1点目は明治維新後からの日本経済の発展過程とバブル経済発生及び崩壊による不況そして、その後の日本経済の行方。2点目は自分が企業の中で経験した、会社の不採算化への過程と再生に向けてのリストラプのロセスとその後にわかれます。
 最初はこの1点目と2点目をごちゃまぜに考えておりましたが、1点目なら経済学部の経済史専攻、2点目なら商学部又は経営学部になるのですね。
 やはり、具体的に指導教官を探し、どのように進めていくのがいいかということなので、各大学の先生の専門を見て、アポイントメントをとってみたいと思います。
 ちなみに、大学は東京の大学でしたが、今は関西のメーカーに勤務しておりますので、関西の大学でめぼしい指導教官を見つけるようにいたします。

お礼日時:2005/03/16 17:30

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