
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
#6です。
>未然形+ども⇒果てども、は文法上正しくないということになるかどうかの問題であり、正しくないのならばその理由の説明をいただきたいと思います。
:
そうでしたね。
失礼しました。
理由は2つあります。
1.「ども」は逆接の確定条件だと思いますので、「果てるとしても」という逆接の仮定条件を意味することはできないから。
2.「ども」は已然形に接続すると思いますので、「果つれども」となるはずだから。(「果てども」は未然形か連用形に接続していることになる)
補足のご説明ありがとうございます。
ども、は逆説の確定条件とのみ接続するのであるから、果てども、は文法的に正しい表現ではないと理解し、自分なりにはそういうことで納得できました。
人間の発明は無尽蔵ですが、古文に接しながらつくづく思うのは文法の仕組みは神業的だということです。それがどのように成立したのかまったくもって不思議です。
No.6
- 回答日時:
#2です。
OKATさんのご回答を拝見した感想ですが、それぞれ別の意味になるような気がしますね。
古語は不慣れで確信はないのですが・・。
1.「果つるとも」
「果つる」⇒「果つ」連体形
「とも」⇒【逆接仮定条件】の接続助詞
《仮に果てたとしても》
2.「果てなば」
「果て」⇒「果つ」連用形
「な」⇒完了の助動詞「ぬ」未然形
「ば」⇒【順接仮定条件】の接続助詞
《仮に果ててしまったとすれば》
ご回答ありがとうございます。終止形+とも⇒ 果つとも、という表記は文法的に問題ないとの理解はありました。未然形+ども⇒果てども、は文法上正しくないということになるかどうかの問題であり、正しくないのならばその理由の説明をいただきたいと思います。
No.4
- 回答日時:
No.2 hakobuluさんに一票。
「果てども」はあり得ない。No.3
- 回答日時:
はて、私の投稿はどこへ消えてしまったのか。
まあいい、まとめましょう。古語の未然形は、「打消」「推量・意思」「仮定形」を表すのに使われます。「果つ」「生く」「落つ」「触る」などは、上・下二段活用で、「仮定形」は、「果てなば」「生きなば」「落ちなば」「触れなば」になり、「果てば」「生きば」「落ちば」「触れば」では有りません。
では、この「な」はどこから来たかというと、「死ぬ・往ぬ」という「ナ変動詞」の未然形の影響を受けたものと思われます。理屈を付ければ、「な」は完了の助動詞「ぬ」の変形とも言えますが、相互に影響しながら、この言い方が成立したのでしょう。
No.1
- 回答日時:
「果つとも」ではないかと思います。
「とも」
《接続助詞》《接続》
動詞型・形容動詞型活用語の終止形、形容詞型活用語および打消の助動詞「ず」の連用形に付く。中世以降、動詞型・形容動詞型活用語の連体形にも付く。
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94 …
ご回答ありがとうございます。終止形+とも⇒ 果つとも、という表記は文法的に問題ないとの理解はありました。未然形+ども⇒果てども、は文法上正しくないということになるかどうかの問題であり、正しくないのならばその理由の説明をいただきたいと思います。
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