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の最後の方に、以下の文章がありました。
以下引用
「生きづらくても傷ついても、命を奪う理由にはならない。命の尊さが理解できていないのでしょうか」とまず問い掛け、こう続けた。「父や母、その先にも両親がいて、先祖はどこまでも続く。途切れることなく命のバトンをつないできた。1人でも命をつなぐことに失敗したらあなたはいない」

 ▽貴重な人生、いつまで無駄に

 さらに「生きづらさがあり、頭も体も重かったかもしれない。だったらより良い人生にすればいい。貴重な人生をいつまで無駄にするつもりですか」とただした。

 判決が確定すれば刑務所での生活が始まる。裁判長は「他の人から話を聞いてみてください。どれだけ自分が恵まれ、愛されてきたか、どれだけ人生を粗末にしてきたかが分かる。その時初めて殺害した罪深さ、家族のありがたさが分かる」と強調。「そういう気持ちになることを祈っている。慣れない生活で体を壊さないよう、がんばってください」と結んだ。
以上、引用終わり

命の尊さが理解できないかという問いかけについてですが、もし本当に理解していたら、例えば動物を殺したりせずにベジタリアンとして過ごすのが良いと思いますがこの裁判官は命についてどの様に考えているのでしょうか?また、世界では当たり前のように戦争があります。それに対して裁判官は行動を起こそうとはしないのでしょうか?なぜ、見て見ぬ振りをしているのでしょうか?本当に命を大切に思っているなら何かしら行動をすべきだと思うのですが、本当に裁判官は命を尊いと思っているのでしょうか?

命のバトンについてですが、最近は、反出生主義に共感する人も増えていると思います。また、LGBTqなど子どもを産まないという生き方を選択する人も増えています。この裁判官は命をつなぐことを極めて重要に考えていますが、命を継がないという生き方は認めないなのでしょうか?特に彼のように不幸であるなら反出生主義という生き方も認めるほうが良いのではないかと思うのです。

良い人生にすればいいと、この裁判官は簡単に言い放っています。被告だっておそらく当初はそうしようといろいろやってもがいて失敗したはずです。それを助けられなかった社会についてどう考えているのでしょうか?もうこのレベルなら、良い人生にする方法がないからその様になっているのではないでしょうか?それでこの言葉は酷に思うのです。また、どのようにすれば、被告は良い人生を歩めたのでしょうか?
ちなみに、私自身、非常に悩むところもあり、この記事を読みあなたも貴重な人生を無駄にするつもりか。と言われているような気がしました。何をすれば良い人生になるのでしょうか?

刑務所で不幸な人と接して差を感じて欲しいとのことですが、コロナ前に私は良くバッグバックを背負って東南アジアや一部先進国で海外旅行をしていました。アジアの国を見ればそもそも日本人というだけで恵まれています。テレビや寄付金活動など見ても紛争地域やそこまでで無くても大変な状況です。国連ビルなど見学すれば世界中に問題があり色々な活動をしていることが展示されていました。相対的に、日本国籍がある人は全員恵まれています。最悪、生活保護という強力なセーフティーネットが日本にはあります。

家族に対してもっと感謝の心を持てという、この裁判官に非常に共感できます。しかし、どうにも上記が疑問で仕方がないのです。

裁判官が仮にこの人と同じ境遇に産まれた場合、この裁判官はどの様に解決して未来を見出したのでしょうか?

A 回答 (4件)

私は専門家でも何でもありませんが、ちょっと申し上げます。

その裁判は裁判員裁判ですよ。ご存知でしょうか、裁判官と裁判員が一緒に多数決して、「懲役30年」とか決まります。
裁判官は3人(裁判長・右陪席・左陪席)、裁判員は6人(無作為に選ばれた一般人)です。人数から言って、裁判員たちの意見が通ることもあります。多数意見は裁判官が少なくとも一人賛同しないと無効ですが、二人もの裁判官が反対しても、可決されます。

ご質問の裁判は、検察の求刑が懲役30年で、その求刑通りの判決が出ました。異例の厳しさですよね。普通は求刑の七掛け、八掛けっていうじゃないですか。
判決の懲役30年は、裁判長の本心だったかどうか……。多数決の評決の過程などは、守秘義務の対象で口外できません。

つまりですね、裁判長は異例の厳しい判決と釣り合うような、説諭をしたんだと思います。
冷たい裁判官なら、「判決文がすべて」、「主文および判決理由に書いてある」と事務的に済ませるでしょうが、この被告は「どこか人ごとで諦めにも似た無気力さを漂わせた」。どうせ、七面倒くさい判決文なんか読まないでしょう。
そこで、裁判長は親切心で「終始男の目を見ながら説諭した」。

どうか分かってください、こんなに厳しい判決が出た理由を。一般人の裁判員たちが、あなたを許せないと言いました(すみません、私の想像で書いてます)。命の尊さ。ご先祖様のありがたさ。働かず無駄飯食いのあなたを、長年世話してくれたお母さん。お姉さん。それを、よくも殺せましたね……。
というような一般人の裁判員の道徳観を、裁判長は何とか代弁しようとしたのではないでしょうか。最後に、あまりにも長い刑務所生活を、体を壊さずがんばってくださいと。

以上、裁判の仕組みや役割分担を考えてみると、ご質問者のように裁判長の説諭の一言一句に突っかかるのは、おかしいと思うんです。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。
その説明としてこれでは、被告の境遇と離れすぎている気がするのです。こんなにあなたの境遇とは離れた人があなたに判決を出しました。どうか納得して下さい。何も言わない裁判官より遥かに素晴らしいです。しかし、被告は全く納得できない、寧ろ、不条理が多いことを更に恨むような気がします。
内容的に、被害者側から感情、もしくは極端な上から目線な話が栽培員の中で話をされ、その判決になっていないでしょうか?
もしそうなら、そもそも、裁判員制度は正しく機能しているのでしょうか?
海外など黒人の犯罪の時、白人の多い陪審員ばかりだと厳しい判決が出ると聞きます。今回について、恵まれた人であったり、自分でなんとかできたという人が多いなど偏りのある裁判員が選ばれたのでしょうか?
また、この判決を支持した裁判官及び裁判員なら、この説諭の疑問について答えられるのでしょうかね?私から見ると、殺人を犯すのは明らかに問題ですが、自分が同じ境遇だと抜け出すのはかなり厳しくない?と思ったりしています。

お礼日時:2022/02/10 01:26

>私自身、非常に悩むところもあり・・



あなた自身はまだこっち側に留まっているのです。厳しい状況かもしれませんが。
ところが、被告はあっち側へ行ってしまったのです。ここが明確に大きな違いです。
被告も虐待されていたようですが、大学進学まで出来て、つまりはある程度まともな状況にいられた、つまりこっち側に居たのです。その間に家を脱出するとか、可能性はあったはずです。厳しかったとは思いますが。
紛争地域で産まれ、本人の責任は全くなくともろくに食えず、他人を殺さなければ生き延びる事ができない状況はあるでしょう。
しかし、この被告はそこまでひどかった訳ではありません。家から脱出する可能性が無かった訳ではないのですから。
判事がどんな人生を送って来たかなど、外野に分かるはずありません。司法試験受けたぐらいだからと、簡単に邪推するのは間違いです。
それこそ、孤児、ホームレスから生保をへて試験を通ったのかもしれません、可能性は極めて低いですがね、ゼロでは無い。

反出生主義はここでは論点では無いです。たとえの1つであり、この判事が出生主義だと断定する事はできません。命の尊さを諭しているだけであり、それがそのまま出生主義と結びつけるものではありません。

ベジタリアンも論点が違います。植物だって生きているのですよ。
地球上の全ての生物は、他の生物を殺して食らって生きています。良い悪いじゃなく、そういう世界なのです、ここは。
同族を殺すのが悪なのです。哲学的には色々あるでしょうが、現実的には同族か否かで明確な線を引いて、それを基準としています、現代では。
遠い将来、本当に霞を食べて生きていける、もしくは肉体を持たない精神だけの知的生命体へでも進化したらその基準も変わるでしょうけど、当面は無理です。

話があいまいになってしまいましたが、思うところを汲んでいただければ幸いです。
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この回答へのお礼

私自身は悩むところがありますが、境遇は180度異なり、子供の頃から海外旅行へも連れて行って貰えるとか大人になってもコロナの影響で今は無理ですが年1-2回程度は海外へ遊びに行ける程度には恵まれています。
塾に行くお金とそこそこの記憶力(遺伝的要因)のおかげもあり大学には合格し、学費も全額親が出してくれています。車も買ってもらいました。資産もそれなりに引き継ぐことになると思います。
ただ、ある程度恵まれていても、これだけ大変なのに、彼のような境遇だと無理だろ。社会の機能を維持するため、罪を憎むのは当然ですが、本人を責めても、大きな問題は環境要因にあり、論点がおかしいのではないか?その様に思うのです。
また、裁判官が色々さとしていますが、裁判官や裁判員がそこまで酷い境遇だった場合言うような立派な人生を送れるのか。また、犯罪を起こす前に未来を知っていた場合、彼に上手にアドバイスしてこの悲劇を避けられたのか?あまり具体性のないアドバイスで口だけじゃないか?そんな気がするのです。

現代の法律では環境など関係なくその人間を罰する。これが現代のルールでしょう。殺人が日常では困りますのでこのルールを否定するわけではないです。ただ、ここまで立派なこと(命の大切さ)を言うなら、例えば、本人はベジタリアンで生きているとか、技術的には他者の命を奪わなくても、必要カロリーが満たせる時代です。言う本人は実現できているのか?単に、理想論だけを語っているのではないか?そんな気がするのです。

お礼日時:2022/02/13 14:47

どのような境遇に生まれても、世のため人のために生きている人はたくさんいるよ。

自分の境遇を理由に犯罪を犯すな!って言っているんじゃない?
それに、裁判官に他国のことは裁けないよ。
日本のことを言っているんでしょ?
それに長文すぎて読めないよ?
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この回答へのお礼

9割位の人は境遇に流されますので、まずは、その境遇とう差別にバツを与えるべきではないでしょうか?

また、裁判官がそこまでの意気込みがあるなら、他国のことでも助けたら良いです。人間としての考え方を語るなら、まず、本人がそれをできているのか?それが気になるのです。NGOを通じてとか裁く以外でできることは多いです。

昔、パンがなければケーキを食べればいい と言っていた領主というか貴族がいました。確かに代替を食べろというのは正しいですが、貧困層の気持ちからあまりにも乖離しすぎており追放されました。そんな事を思い出す話だったのです。

お礼日時:2022/02/13 14:35

裁判長にはできなくても、裁判長は不遇な境遇に生まれてきても、周りを恨むことなく前を向いて歩いてきた人をたくさん見てきていると思います。

だから、そんな人を見習え!と言っているんじゃないのかな?
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